学生時代からの挫折を乗り越え、30代、3回目で行政書士に合格
【行政書士】
2019年(平成31年度)合格
- 勉強期間
- 1年間
- 受験回数
- 3回目
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 30代
- 性別
- 男性
私は北海道に住む32歳の男性です。3回目の受験でようやく合格しました。拙い文章ではありますが、何かのお役に立ててもらえれば幸いです。
1回目の受験
初めて受験したのは大学3年生の時だったと思います。当時私を含め仲間内では、「法学部なんだから行政書士なんて受かって当然」そんな雰囲気がありました。市販のテキストと問題集でそれなりに勉強をして挑戦しましたが、結果は当然不合格。その時の勉強量と理解度を思い出してみると完全に試験をなめてました。受験を考えている方は巷で言われている程この試験は簡単ではない。その事を充分に理解しておく必要があると思います。
その後行政書士試験からは10年程遠ざかりました。
2回目の受験まで
大学在学中から卒業後5年程は司法書士受験生をしていました。非正規社員として働き勉強をしていましたが、結局最後まで合格はできませんでした。その後は清掃会社に正社員として勤務していました。3年程勤務した頃でしょうか、「司法書士や行政書士を途中で諦めた」その事実がずっと自分の中にありました。もう一度ちゃんと勉強して行政書士試験を受験しよう、そう思い始めていた頃に見たのがフォーサイトの広告でした。
2、3回目の受験
今回はしっかりと準備をして合格を勝ち取る、そのためには通信講座を受講する。もう失敗するのも嫌だからお金をかけてでも勉強しよう、そう思っていました。受験を決めてからすぐにフォーサイトの講座に申し込みました。自分が目標にしている2019年11月の試験まで1年3ヶ月ありましたが、教材が届いてからすぐに勉強に取り組みました。私はスタートダッシュは得意ですが、最後に失速するというパターンで過去に失敗していたので、今回はそうならないように気をつけました。
勉強を始めると昔の記憶がどんどんと蘇ってきて、スラスラとテキスト・過去問題集を解くことができました。中だるみの時期はありましたが、最後まで継続して取り組む事ができました。
最後の1ヶ月は時間さえあれば勉強していました。最後の追い込みというのは、こういう事を言うんだと思うのと、その時間があったから合格できたのだと思います。具体的な勉強法は省きますが、勉強法云々よりも精神論のような話が合否を分けるような気がします。
最後に
受験を決めた時や受験勉強をしていた時を振り返ってみると、行政書士になりたい、行政書士の仕事がしたいという感情よりも、自分の中での区切りとして過去の挫折した自分から卒業したい。その感情が一番強かったと記憶しています。大学受験から卒業後も挫折の連続。そんな自分と決別したかったのだと思います。
合格した今、自分がどの道に進もうか、まだ決めかねています。せっかく努力して取った資格なので、この資格、知識、経験を世の中のために生かしていきたいと漠然と考えているところです。これからの時代に沿うような形で活動していければなと。
司法書士試験に失敗して何者でもなかった自分を、何かにしてくれたのはこの資格です。過去の自分と同じように何者かになりたい、何かをしたい方。この資格おすすめですよ。
おわり