行政書士2度目の試験でテキスト読みを徹底重視!

性別男性
年代20代
職業パート・アルバイト
勉強法過去問,模試
商品テキスト
受験回数2回目
試験科目憲法,一般知識
学習スタイル通信講座
今回の試験では一般知識の攻略と法令の更なるレベルアップを目指して、フォーサイト受講を決めました。というのは1度目の試験で不合格となってしまったからです。

アルバイトは夕方からなので、勉強時間は朝から夕方まで充分にあります。そこで勉強時間は午前中と午後に2分割しました。

起床は10時、まずは法令科目のテキスト熟読です。合格に必要な知識のみが書かれているフォーサイトのテキストは、読みやすく、すんなり頭に入ってきます。起床直後の学習で大切なのは必ず声を出して読むことです。なぜなら、バッチリ目が覚めるし、声に出すと覚えやすいからです。その後、読んだ範囲のチェックテストを解いて、答え合わせをしてから昼食です。

昼食後は、法令科目テキストの熟読とともに一般知識テキストも進めていきます。読んだところの「過去問」も解いていきます。

ともかく「テキスト読み」「問題解き」を繰り返します。一回り全部読み終えたら、次は細部に注意して読み返していきます。例えば、「みなす」と「推定する」、「しなければならない」と「努めなければならない」、「職権による」と「申し立てによる」といった違いに注意して読むのです。

この違いをしっかり記憶するのには、1度や2度テキストを読んだだけでは身につきませんから、計8回やりました。

できれば六法全書の条文も読んでおくと、思い出しやすくなると思います。テキストのあそこに書いてあった、よりも第○条に書いてあったというほうが思い出しやすいからです。

一般知識では用語や数値を覚えなければなりませんが、そのためには毎日テキストを読むのがいいでしょう。一般知識を新聞から身に付けようとしても、なかなか自分では試験に必要な知識が分かりません。

また、情報の量が多いので覚えるのはたいへんです。結局、中途半端になるのがオチです。ですから、新聞を読むよりはテキスト読みを優先すべきです。「過去問」では情報通信と個人情報保護の分野を重点的にやりましたが、政治経済、文章理解の分野は参考程度に一回しかやりませんでした。

 直前では──

今までの勉強方法のほかに、確認テスト、模擬試験を繰り返しやりました。確認テストは、1度目はまずは期限通りにやり、2度目は100点が取れるようにやります。解説をしっかり読み、その理由を確認しながらやります。これも8回繰り返し、覚え込みました。

模試は1回では足りないと思います。フォーサイトの模試が1回目で、2回目、3回目は他校の模試を受けました。模試は自宅ではなく会場で受けるのがいいと思います。

フォーサイトの模試も、できれば自宅ではなく図書館などでやることをすすめます。やはり模試は何回か受け、試験会場の雰囲気に少しでも慣れておいたほうがいいと思うからです。

会場で模試を解き、帰宅後すぐに答えあわせをせず、1問1答形式でもう一度模試をやれば、もう一回受けられることになります。これでも模試の回数が増やせます。やってみてください。

基本的に、試験1ヶ月前にはテキストではなく、問題演習を中心にして勉強を進めていました。この時期に、なかなか時間が取れないならば、少しでも実践的な模試復習を優先するのがいいと思います。

勉強を何度も繰り返すには根気が必要です。その精神面を支えるには、1.合格したら辛いアルバイトをやめる。2.試験勉強は今年のみ。3.合格したらご褒美として旅行に行く。4.行政書士になった自分を想像する。このように、自分を追い込むだけでなく、いいイメージも持ち、合格後を想像し楽しむことです。

 福澤先生へ──

不安だった記述問題や一般知識も徹底対策のおかげで、自信を持って臨めました。しかも、模試の問題が試験に出たので、うまいこと貴重な点を得ることができました。本当にありがとうございました。

行政書士試験は年々難しくなっているようですが、テキストや模試で出るような基礎項目をきちんと得点していけば、合格は見えてくると思います。がんばって下さい。
43おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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