7月の間は行政書士ばかりやらず遊ぶ時間も残してました

性別女性
年代30代
試験年度2013年(25年度)
勉強期間11ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
勉強法暗記,記述式,過去問,模試
商品CD,テキスト,問題集
受験回数2回目
試験科目憲法,民法,行政法,商法,一般知識,会社法
学習スタイル通信講座
二年目のチャレンジで無事合格できました。信じられない、でも現実です。

今はただフォーサイトさんに感謝するとともに、教材に出会えて選択できた自分をラッキーだったと思っています。

これまでアパレル販売業をしており、法律とも無縁の私が一念発起して行政書士の資格にチャレンジを決めたのが、今から2年前でした。

他社の通信講座で自分なりに必死で勉強しました。途中挫折しかけながら、なんとか本番までこぎつけ受験するも、記述式においては採点すらしてもらえず惨敗でした。

試験後すぐ私がしたことは、新たな通信講座探しでした。

フォーサイトは以前から気になっていたこともあり、色々検討した結果決めました。

私が受講したのはCDコース 基礎編、過去問編 でした。結局直前対策コースも申し込み、結果、内容はとてもよかったので、本気でフォーサイトで勝負したい方はバリューコース2を受講されるのがいいかと思います。

先ずしたことは、特典に付いていた、日々是前進 のポスターと、自分がなぜこの資格を取りたいか、を書いた紙を部屋に貼りました。

勉強を開始したのは12月からで、シーズンで仕事量も異なるので、あまり時間をきちきち管理しすぎず、自分のペースでテキスト把握からはじめました。

テキスト一冊につきサラッと2回繰り返して感じをつかんだら、なんとなく過去問をする。間違いだらけなので、もう一度サラッと過去問をする。

テキスト読み、過去問を二回ずつやった後は、次の科目へ移る。これを夏ごろまでかけて全教科やりました。民法、行政法は三回ずつくらいやったかもしれません。

二年目ということもあり、最初から根をつめすぎると後で息切れしてしまうことが予想されたので、気負わず、友達とも遊んだり好きな時間もとっていました。

夏からエンジンをかけていこうと決めていたので、7月中旬ころから徐々に遊びを減らし、仕事、家事以外の時間を勉強に充てるようにしていきました。

とはいえ、ストレスやスランプの時には、好きなゲームをちょっとしたり友達とお茶にいったり、最低限は息抜きをしていました。

それまでがむしゃらに前進することだけを念頭においていた私ですが、8月を過ぎたころからざっくりタイムテーブルをつくり、いつまでに民法を重点的にやろう、それが終わったら、行政法をあと一サイクル、という具合に紙に書き出して貼りました。

毎日それを眺めて、やることを明確にしていたのはよかったです。

あまり、ぎゅうぎゅうの計画は自分の首を絞めるので、適度がいいと思います。計画よりはかどると、人間ますます調子が出るものだと思います。

9月には全科目5~8回の間で過去問を繰り返していました。ここで、えっそんなにと思った方は心配しないでください。過去問は最後のほうは苦手なものだけを追っていくので、すごく短時間で一冊できるくらいにはなっているはずです。

ちなみに、私の場合、会社法がとにかく苦手で、何度やっても頭に入らないばかりか、知らない問題に出くわすと、まず8割不正解という有様でした。

だから、これを読まれている方も心配することはありません。自分が出来る事を一生懸命やりきる、それで道が開けると思います。

直前期には、フォーサイトの直前対策問題集を徹底的にやり倒しました。特に、記述式に関しては、全部を暗記してやる、というぐらいの意気込みで解きまくっていました。

最初ぜんぜんわからなくても気にしない、今から内容を叩き込めばいいんだ、くらいの開き直りで、とにかく繰り返しました。

記述をどんどん解くことで、実は多くの気付きがあり、より理解が深まります。ここはしっかりやるべきでしょう。とにかく記述対策に力を入れました。

その分時間が惜しいので、単語帳などはほとんど作りませんでした。私の場合、作ったことで達成感を覚えてしまい、実は暗記がおろそかになるのが想像できたので時間節約のため省いたのです。

そして、直前模試の存在。これは大きかったです。私にとってはこれが合否を分けたといっても過言ではありません。

他社の公開模試を2回、フォーサイトの模試を2回、合計4回やりました。

これは、ほんとにいい練習です。受かりたかったらやらない手はないです。なぜなら、自分は行政法は自信がある、と思っていたのが、とんだ勘違いだったのですから。

結果からいうと、私の模試の結果は、とんでもない敗北でした。合格の180点にはまだまだ足りないレベルでした。

必死に過去問とテキストに向かってきた私が受けた模試が、不合格判定です。しかも余裕で不合格。笑えないどころか、呆然と落ち込みました。

無理なのかな、、。

でもまだ時間はある、行政法をもう一回仕上げよう。

そして、
「行政書士に合格しました。皆のおかげでがんばれました。」と

紙に大きく書いて、冷蔵庫に貼り付けました。

結果はどうであれ、悔いを残したくない!やるだけのことはやろうと考え直しました。

しかし、追い討ちをかける出来事が、、10月の初旬を過ぎたころ、体に異変が起きたのです。

全身が痒い。

赤い発疹が体に出て、日ごとに酷くなり、顔面にも広がり恥ずかしいくらいになってしまいました。一週間、二週間と良くならず、夜もぐっすり眠れません。

最終的に皮膚科の薬で収まりましたが、こんなことは初めてで、直前期に何の試練だろう、と自分の運命をのろったりもしましたが、今となっては笑い話です。

今思えば、疲れてたんだな、と思います。皆さんも無理しすぎは禁物です。結果、私は体のサインを受け取って、少しペースを落としたのが功を奏したのだと思います。冷静に今やることが見えてきました。

そのまま試験当日を迎え、私は完全に開き直っていました。模試では届かなかったけど、勉強した達成感に満ちていました。この心の余裕はかなり違います。周りの受験生を観察していたほどです、頭が冴えています。楽しみな気持ちでした。


振り返って私自身が受験において、大事だと思ったことをまとめます。

○フォーサイト教材を信じて、ひたすら繰り返す。

○息抜きと開き直りも、時には必要。

○模擬試験の重要性、問題を解く順番は真剣に考えました。

  実はかなり重要です。

私の場合、記述式、多肢選択式、憲法、行政法、文章問題、民法、残り時間で一般知識か商法の前後を決めました。 

これは、かなり効きました。皆さんも自分のベストの順番を見つけてください。ここをおろそかにしてはいけません。

最後に、自分を信じてあげてください。山田社長の言葉にもありますが、本当に人間の能力というものは、自分が決めるものではないな、という実感です。

あきらめない限りは、いつか素晴らしい答えが出ます。これを読まれた方が励みにされて、合格を勝ち取ることを願っています。
7おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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