社労士でくじけそうな時は試験に費やした時間を思い出して奮起を
【社会保険労務士】
- 職業
- パート・アルバイト
- 年代
- 20代
- 性別
- 男性
私は週に5日ほどアルバイトをするフリーターで、比較的勉強時間が作りやすい状況でした。
教材をスタートする前に“社労士の勉強を始める前に”といった内容の本は読みましたが、きちんと社労士の勉強に取り組み出したのは、前年の12月からです。基本的に使用したのは、(白書対策を除き)フォーサイトの教材のみです。
教科毎にまずテキストを読み、次に講義DVD(CD)を活用しながらテキストを確認し、次にテキストを覚えながら読み、最後にその教科の問題集をやる。この繰り返しを3~4回行いました。
「講義DVDやCDは1度だけで良いんじゃないの?」という方もいると思いますが、1回目と2回目以降は全然違うのです。1回目は正直、テキストの太字事項に意識がとられて、それに関する説明のみに意識がいってしまいがちです。
しかし、2~3度目になると余裕をもって読めます。そして、今まで聞き落としていた内容に自然と意識がいくようになり、どんどん自分の知識に肉付けしていくことができるようになっていくのです。
時間に余裕があるなら、擦り切れるほど講義DVDと講義CDを視聴してください。ちなみに、大の音楽好きの私は音楽を聴くのを我慢して、寝る前、外出時の移動時間に聴いていました。
社労士試験はインプットだけでなく、アウトプットも重要な試験であるので、チェックテスト、問題集、そして自分がテキストで引っかかったところを書き出し、オリジナルの問題集を作成し、それも活用しました。
こういったものも自分の弱点がつかめる良いオリジナル教材になると思います。
今回、試験を受ける上での反省点は模試を受けなかったことです。フォーサイトの模試は自宅で時間を考えながらやりましたが、やはり、あの独特の緊張感や長丁場を何度か経験した上で本試験に臨むべきだと思いました。
一般的によく言われているように模試は本試験より難しいらしいので、点数はあまり気にしない方が良いらしいですが……。
反省点の2点目は、アルバイトが夜中心で勉強は専ら深夜、という夜型の生活をしていたことです。
試験前に何度か普通の生活に戻そうとしましたが、なかなか戻らず、本試験前日に睡眠薬を飲んだにもかかわらず、結局3時間ほどの睡眠で試験に臨むことになってしまいました。
ですから早めに、2~3週間前から生活リズムを変えていくことをおすすめします。
ともかく、あれこれ手を出さずに「これだ!」と思った教材で、ひたすらテキスト、『過去問』、法改正をやる、それに尽きると思います。
途中で「もういやだ」と思う時は何度もあると思いますが、そこまで費やした時間や試験に取り組んだ時間を思い出してください!
努力に比例し、知識は増え、その努力は必ず報われます!頑張って下さい!
フォーサイトの皆様、大変お世話になりました。重ねて厚く感謝申し上げます。ありがとうございました。