【2022年度版】社労士の合格率は?難易度を検証

【2022年度版】社労士の合格率は?難易度を検証

2022年度の社会保険労務士試験の合格率は5.3%でした。前年度の7.9%から下がっており、試験の難しさをうかがわせます。

基本的に社労士試験は、合格率が毎年1ケタの難関です。これから目指す方も、事前に難易度を知っておき、対策につなげましょう。

今回は社労士を目指していて、難易度を知りたい方のために、詳細情報を解説します。

目次

社労士の合格率

まずは合格率統計を見てください。社会保険労務士試験オフィシャルサイトでは全体の合格率だけでなく、年齢別や職業別などの詳細も明かしています。以下で各種データを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

合格率の推移

まずは社労士の全体的な合格率を確かめてください。過去10年の推移を見ていきましょう。
年度 合格率
2013年度 5.4%
2014年度 9.3%
2015年度 2.6%
2016年度 4.4%
2017年度 6.8%
2018年度 6.3%
2019年度 6.6%
2020年度 6.4%
2021年度 7.9%
2022年度 5.3%

社労士の合格率は、例年1ケタです。最近は5~6%が相場になっています。士業試験のなかでも専門性が高いからでしょう。以上から社労士は、かなりの準備をしないと合格が難しいといえます。

年齢別の合格者の割合

続いて年齢別の合格者の割合を見ていきましょう。

年齢層 合格者の割合
24歳以下 1.6%
25~29歳 9.1%
30~34歳 15.1%
35~39歳 15.3%
40~44歳 15.6%
45~49歳 16.1%
50~54歳 11.9%
55~59歳 8.2%
60歳以上 7.1%

社労士の合格者は、30~40代が中心です。この年代になると、一定の社会経験があるうえ、そこからの転身を志す人が多いのでしょう。年齢的にも若く、学習意欲の高さもうかがえます。

しかし全体的には、どの世代にもチャンスがありそうです。20代でも合格者全体の約1割が該当するほか、50代以上も全体の約2割を占めています。社労士試験は30代~40代が合格者の中心ですが、それ以外の世代でも挑みがいがあるでしょう。

職業別

職業別の合格者分布を、以下の表に示しました。

職業 合格者の割合
会社員 61.0%
無職 11.0%
公務員 7.7%
団体職員 4.7%
自営業 4.4%
役員 3.6%
学生 0.6%
その他 7.0%

会社員が圧倒的な割合を占めています。企業で働きながら社労士を目指す人が多いようです。社労士は難関試験ですが、学習の工夫次第では、働きながら取れる資格といえます。

仕事が忙しくて勉強ができるか不安な方もいるでしょう。しかし以上の統計を見れば、仕事と勉強の両立は可能です。その意味でも、社労士はあらゆる人物にチャンスがあるでしょう。

男女比

2022年度の社労士試験合格者では、男性が全体の61.9%、女性は38.1%でした。

社労士に男性的イメージを考える方がいるでしょう。しかし女性でも社労士試験合格者の4割近くを占めています。これは女性でも活躍できる証拠です。

女性でも主婦から社労士への転身や、子育てと仕事の両立が想定されます。士業では独立開業もあるため、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が可能です。このような背景から社労士試験は、女性も挑みやすいイメージが伝わっているのでしょう。

社労士の合格率が低い理由

社労士試験の合格率は、例年1ケタです。難易度が高い理由もさまざまといえます。試験時間の長さや、特定科目の得点不足で不合格になる可能性など、受験者を苦しめる要因に注意です。ここでは高難易度のポイントを、ひとつずつ見ていきましょう。

試験時間が長い

社労士が難しい原因として、試験時間の長さが挙げられます。2022年8月28日開催時は選択式が80分、択一式が210分でした。合計290分になります。資格試験としても長期戦です。

他資格を見ると、たとえば宅建士なら2022年10月16日の開催で、試験時間は120分でした。以上から見ても社労士の試験時間は長く、集中力が切れてしまう受験者もいるでしょう。問題の難しさに加えて、スタミナも求められる試験です。

以上から社労士では、長時間にわたって正答を選び続ける根気がポイントになります。

社労士試験の攻略には、集中力持続への取り組みがポイントです。とくに択一式は210分も続くので、集中力が切れてミスを重ねないように注意してください。どれだけ時間が経っても緊張感を切らさないことが大切です。

試験本番で集中力を持続させるには、レモンの香りを使ってみましょう。交感神経を優位にして、集中力持続につなげるとされるからです。ハンカチに微量のレモンの香水を染み込ませ、机に置くとよいでしょう。

また日ごろから、まとまった勉強時間を取り、学習に集中する習慣をつけてください。とくに週末に過去問1年分を通したり、模擬試験を受けたりすれば、本番へ向けた練習になります。

社労士資格を取るには、長時間の本番を乗り切る力も必要です。集中力持続への取り組みが欠かせません。

各科目に合格基準点がある

社労士の難しいポイントとして、各科目への合格基準点があります。1科目でも決まった点数を取れなければ、総合得点に関わらず不合格です。これによって資格を取り損ねる可能性に注意してください。

社労士試験は、合格基準が複雑です。たとえば2022年度の場合、総得点と科目別の基準点が以下のように決まっていました。

総合基準点 科目別基準点
選択式 27点以上 全科目3点以上
択一式 44点以上 全科目4点以上

総得点でもノルマがありますが、これを超えているのに合格できない人がいます。科目別基準点は社労士特有なので、挑むなら全科目まんべんなく仕上げる気概が必要です。

科目別基準点による不合格をするには、苦手科目の解決が欠かせません。不正解が集中する科目ほど、基準点未満のリスクがあります。こちらの対策をおろそかにすると、社労士試験合格が遠のくでしょう。

そこで過去問による実力診断を積極的に重ねてください。総得点だけでなく、科目別の得点をチェックします。それを満たせなかった科目は、集中的な復習の時間を設けましょう。

以上から社労士は、総合得点だけでなく、科目別でも基準を上回る必要があります。実質的に捨てられる科目がないので、苦手をなくす努力が重要です。

科目数が多い

社労士試験は、科目数の多さも難点につながっています。試験科目は「労働基準法及び労働安全衛生法」「雇用保険法」など8つです。どれも専門的な知識を求められるでしょう。

たとえば労働基準法だけでも、条文や判例、通達など出題パターンが複数あります。テキストを読み込むだけでなく、問題集や過去問を使って、さまざまな解答法を学びましょう。科目別基準点のクリアも求められるので、丁寧に理解を重ねてください。

このように社労士試験は、科目数の多さも難易度に結びついています。いずれも科目別の基準点があるので、細かい部分まで理解に努めましょう。

科目ごとに要点を理解するには、インプットとアウトプットの組み合わせが大切です。テキストで特定分野を読み込んだら、すぐに問題集や過去問の該当分野に答えてください。インプットの内容をすぐにアウトプットすれば、知識の定着が可能です。

たとえばテキストで労働基準法をひととおり読んだら、すぐに問題集で該当分野を解きます。さらに問題集は2周、3周と繰り返し解いていけば、知識を定着させられます。また過去問も1冊を何周も解いていけば、解き方や要点を覚えやすいでしょう。

社労士試験は科目数が多いのが難点ですが、テキストや過去問で要点理解を重ねれば、困難を乗り越えられるかもしれません。

一般常識問題への対応もカギ

社労士試験には一般常識問題もあります。法的知識だけで対処できないこともあるので、難しい科目です。一般常識は出題範囲が広く、さらに科目別基準点が決まっています。ここで基準点を満たさない場合も、不合格が決まってしまうのです。

一般常識をマスターするには、公的機関のデータの読解が欠かせません。厚生労働省白書や総務省統計などが代表例です。こちらの2つはとくに目を通しておかないと、一般常識科目で対応できないでしょう。

社労士試験は法的知識を問うイメージですが、社会常識をとらえる力も求められます。一般常識科目の出題方法も多岐にわたるため、柔軟に対応しなければなりません。

一般常識科目を攻略するには、広く浅くの学習を進めましょう。科目別基準点を超えなければならないが、これに力を入れすぎると、ほかの科目の勉強がおろそかになるからです。また一般常識は出題範囲が広いので、問題の想定が難しいでしょう。過去問や問題集を参考に、ひとつでも多くの解答パターンを学んでください。

一般常識科目を乗り越えるには、日ごろから社会に関心を寄せましょう。たとえば新聞やテレビのニュース、厚生労働省の公式発表などをチェックしてください。力を入れている施策を把握し、問題と解答を考えましょう。

とくに労働経済白書や厚生労働白書は要チェックです。一般常識科目のなかでも比較的出題されやすいといえます。そのなかでも医療や育児、年金、介護関連のデータには目を通しましょう。

一般常識科目は出題範囲が広く、科目別点数のノルマもあるのでとくに難しいといえます。日ごろから公的情報に目を通し、出題を想定しておきましょう。

不合格でも科目免除は受けられない

社労士試験は不合格になっても、科目免除は受けられません。たとえば8科目中2つで基準点を下回った場合です。次回はその2科目だけでなく、8科目すべてを受けなければなりません。

たとえば税理士には科目合格制度があります。複数年をかけて着実に科目合格を足していけば、最終的に全科目クリアで資格を取れるでしょう。しかし社労士では、そうした戦略が使えません。

社労士試験は出題科目のほとんどが難関で、一度の試験ですべてをクリアしなければなりません。このような試験構成が、難易度を高めています。

以上から社労士資格を目指すと決めたら、一発合格を目指すしかありません。1科目でも不合格だと、全科目を再受験することになります。そうなると学習やスケジュールの面で負担が大きいでしょう。

一発合格を目指すには、不断の努力が必要です。テキストの読み込みと問題演習、過去問をバランスよく進め、要点理解に努めてください。限られた時間でなるべく多くの知識を得られるように、学習の工夫が重要です。

社労士試験は難関であるうえ、試験制度も厳しいといえます。これを乗り越えるには、限られた時間での知識習得を求められるでしょう。

法改正問題に要注意

社労士試験では法改正問題にも注意です。改正前の知識で挑むと、誤答が増えるおそれがあります。法改正に気づかないことで、要点を間違って覚えるリスクに注意です。

とくに過去問にこだわっている人は気をつけてください。過去問では改正前の問題がそのまま載せられていることがあります。こちらを選んでしまうと、法改正に気づけません。過去問や問題集を選ぶときは、なるべく最新の法律に対応したタイプを確かめてください。

社労士試験は法的知識を問う出題が多いといえます。そのため法改正にも敏感でなければいけません。改正前の知識を間違って覚えないように、公式情報を定期的に確かめてください。

法改正問題に対応するには、まず社労士の試験範囲をチェックしましょう。範囲に当てはまる法律で、改正がないかを確かめてください。試験本番までいつ改正が起きるかわかりません。本番までの定期的な情報確認が重要です。

しかし社労士の勉強に夢中で、法改正に気づかない場面も想定されます。そこで重要なのが、プロ講師や問題集出版社などによるサポートです。

たとえば通信講座を受けていれば、コミュニケーションツールにより、法改正情報の共有がすぐにできます。また問題集や過去問によっては、法改正対応もあるでしょう。表紙や商品情報で有無を確かめられます。また作者がブログやSNSで、法改正情報を知らせるケースにも注目です。

世の中に法律は数多くあるので、どれがいつ法改正おけるかわかりません。社労士試験への影響もあるため、適切なサポートを受けつつ、定期的に公式情報を確かめましょう。

独学で必要な勉強時間が長い

社労士の難しいポイントとして、独学に必要な勉強時間の長さもあるでしょう。一般的に独学で求められる勉強時間が長いほど、その試験は難関とされます。

勉強続きの生活では、モチベーションの維持も難しいでしょう。身が入らないままだと、不十分な勉強量で本番に挑むかもしれません。十分な学習量を果たすには、本番までの学習計画を立て、優先的にこなす生活を送りましょう。

社労士の場合、独学では約800~1000時間以上の勉強が必要です。1日3時間の勉強なら、約9カ月~1年は要するでしょう。宅建士なら最低ラインは約300~500時間になります。つまり社労士は宅建士の2倍の努力が必要とされます。ここからも社労士は、勉強段階から難しいでしょう。

長い勉強時間を乗り越えるには、学習計画が重要です。社労士試験では科目別に基準点が設けてあるので、各科目をバランスよく学ぶ必要があります。そのため他資格よりも計画性が大切です。

時期に応じて、学習予定の科目を当てはめていきましょう。計画内では、苦手科目の補強時間も設けてください。週や月単位の目標も定め、達成できなければ計画を見直しつつ、改善案を実践します。

このように社労士試験では、約9カ月~1年のスパンで、緻密な学習計画が必要です。計画を立てたら、その消化を優先する生活を送りましょう。

社労士の難易度を検証

社労士の2022年度の合格率は5.3%です。他資格との比較によって、難易度がよりわかりやすくなります。ここでは行政書士や税理士など他資格の合格率を、社労士と比べてみました。

行政書士

行政書士の合格率は、2021年度で11.18%です。社労士はそれより低いといえます。合格率だけでいえば、行政書士より難しいでしょう。

行政書士の勉強時間は、独学で約1000時間以上です。ただし科目別基準点はありません。そのため得意科目の大量得点で乗り切れる可能性があります。このあたりが社労士との合格率の違いにつながっているでしょう。

一方で社労士は、科目別基準点の設定が難しいポイントです。行政書士と違い、特定科目で高得点が取れても、ある科目で点数が低いと、科目別基準点を下回ります。基準点未満が1科目でもあると不合格なので、行政書士よりも緊張感を求められるでしょう。

社労士と行政書士は、必要な学習量がそれほど変わりません。しかし試験制度の違いから、社労士の方が難しいといえます。勉強のしやすさや将来設計だけでなく、試験構成からも理想の資格を考えた方がよさそうです。

税理士

税理士の合格率は、2021年度で18.8%でした。ただし科目別合格制度があり、2021年度も受験者のうち、最終的な全科目合格が決まった人の割合が上記の数字になっています。以上から社労士との単純比較は難しいでしょう。

しかし税理士は、ひとつひとつの科目が難しく、社労士より一発合格が難しいとされます。5科目合格まで数年かかるほどです。

一方で社労士試験は、科目別合格制度がありません。つまり一発合格しか狙えないのです。それでも毎年全科目をクリアする人は、一定数います。以上から一発で資格を取れる可能性にかけるなら、社労士の方が理想でしょう。

社労士は一発合格を前提とした試験ですが、だからこそ1年以内での資格取得を目指す人に向いています。

司法書士

司法書士の2022年度の合格率は5.2%です。社労士と同程度になります。ただし社労士は6~7%の年もあるので、司法書士よりはレベルが低いでしょう。司法書士の場合2021年度の合格率が5.1%、2020年度が5.2%でした。

また司法書士の勉強時間は、独学で約3000時間必要とされます。憲法や民放、不動産登記法、商業登記法など必要な法的知識が幅広いからでしょう。

一方で社労士は独学で約800~1000時間あれば合格が見えてきます。最長で1年間の勉強により、必要分まで学力を伸ばせるでしょう。こちらも8科目ありますが、司法書士の11科目よりは少ないので、相対的に準備はしやすいといえます。以上から社労士は、司法書士よりは挑戦しやすいイメージです。

社労士試験の難易度の高さへの対処法

社労士試験の難しさに対処するには、基礎からの徹底学習が必要です。また過去問は参考書を途中で買い替えるよりも、本番まで1冊を繰り返す方がよいでしょう。ここでは社労士試験を乗り越えるポイントをまとめました。

基礎から徹底的に学ぶ

社労士は基礎からの徹底学習が重要です。ここで基礎となる科目は、労働基準法になります。こちらから知識を仕入れていきましょう。

学習のセオリーは基礎的科目を優先し、応用学習へ段階的に移ることです。たとえば労働基準法には「労働保険徴収法」もあります。この分野は「労災保険法」や「雇用保険法」から学ぶとわかりやすいでしょう。

このように社労士を勉強するときは、理解しやすい方からの取り組みが理想です。その意味で学習初期は労働基準法のような、基礎的な分野から学ぶとよいでしょう。

過去問や参考書は1冊を繰り返す

社労士の学習では、過去問や参考書を1冊に絞り、それぞれを繰り返しましょう。同じテキストを何周も使い込めば、ページとともに要点を覚えやすくなります。

同じ本を繰り返し読む方が、知識や思考法の定着につながります。とくに社労士試験は難関なので、関連テキストも一巡だけではわかりにくいでしょう。しかし何周も読み続けることで、理解度を上げられます。

たとえば参考書を1冊解き終わると、別のものに買い替える人もいるでしょう。これはおすすめできません。参考書によって要点が異なるためです。読んだり答えたりしたことに満足して、大切なポイントを覚えていない可能性もあります。

以上から過去問や参考書は、1冊に特化してください。それぞれを何周も繰り返すことで、要点理解が進むでしょう。

フォーサイトの社労士合格率

フォーサイト受講者に限ると社労士試験合格者は2022年度のデータで22.4%でした。全国平均5.3%を大きく上回っています。

通信講座の受講により、社労士試験の合格に近づく人もいます。学習開始から独学を通すよりも、プロの助けを借りる方が要点をつかみやすいでしょう。また通学講座と違い、パソコンやスマートフォンなどで講座を受けられるのもポイントです。

このように通信講座は、有意義な学習生活の助けになります。社労士試験でも効率的なサポートを受けた結果、多くの方が合格にたどり着いています。社労士試験が難しくてお悩みの方は、フォーサイトの通信講座を試してみては如何でしょうか?

フォーサイト受講で社労士の合格率が上がる理由

フォーサイトの通信講座はeラーニングシステム「ManaBun」をはじめ、さまざまな教材やコンテンツが揃っています。通信講座受講で、社労士試験合格の可能性が上がる理由を紹介します。フルカラーテキストの見やすさやライブ授業、学習生活の柔軟化が代表例です。合格の可能性が上がるポイントを、以下にまとめました。

フルカラーテキストが見やすい

フォーサイトではフルカラーテキストによって、学習がはかどります。視覚的に情報を認識しやすいからです。同じページで複数の色を使っている方が、情報を見分けやすいといえます。テキストの理解が早いほど、モチベーションにもつながるでしょう。

一般的なテキストは、白黒が多いといえます。または2色刷りにとどまっていて、フルカラーではないタイプもあります。この場合は見づらい情報があって、勉強への意欲をそがれる人もいるのではないでしょうか。

一方でフォーサイトのフルカラーテキストは貴重です。ポイントごとに細かく色分けされていて、マーカーを入れなくても認識しやすいといえます。このような構成なら、すぐにポイントを理解できて、勉強がはかどるでしょう。

フォーサイトではフルカラーテキストを使っているので、短時間で要点理解が可能です。これにより学習意欲もキープできるでしょう。

ライブ授業でわかりやすく学べる

フォーサイトは、ライブ授業も強みです。ライブ授業は、パソコンやスマートフォンがあれば視聴可能です。通学講座と同じような臨場感も味わえます。

授業動画はひとつにつき、15分程度がほとんどです。つまり通勤時間や会社の昼休みなど、ちょっとした隙間時間でも最後まで見られます。また動画なので、気になる点は巻き戻しや早送りなどですぐに聴き直せるのが特徴です。このように通学講座の授業にはない利点が、授業動画にあります。

また講師とのコミュニケーションが取れるのもメリットです。たとえばわからない点については、質問をメッセージで送ればよいでしょう。答えによって、理解を深められます。

このようにフォーサイトの通信講座は、通学講座に等しい臨場感が特徴です。加えて短時間にまとめられた授業動画や、コミュニケーション機能など、デジタルならではの利便性があります。こうしたメリットを味方につければ、効率的に学習を進められるでしょう。

ライフスタイルに合わせた学習が可能

フォーサイトの通信講座で、ライフスタイルに合わせた学習が可能です。ライブ授業や学習機能によって、時間帯を問わずに勉強できます。仕事や子育て、家事などとの両立が必要な方は、安心できるでしょう。

たとえばeラーニングシステム「ManaBun」があれば、パソコンやスマートフォンを使ってすぐに学習へ取りかかれます。少ししか空き時間がなくても、要点理解で気持ちをスッキリできるチャンスです。一問一答や学習計画作成機能などもあるので、さまざまな取り組み方を試せます。

このようにフォーサイトの通信講座は、さまざまな方の事情に合わせ、柔軟に活用できるしくみです。

まとめ

社労士試験の合格率は例年1ケタです。2022年度は5.2%でした。総合得点以外にも、科目別基準点があり、1科目でも落とすと不合格になります。また独学での勉強時間の長さや、難関科目の多さも、合格率に影響を与えているでしょう。

資格試験は難易度の要因を踏まえたうえでの、適切な対策が重要です。社労士では労働基準法のような基礎から勉強を始め、その知識を応用科目へ活かしましょう。また独学での勉強時間は少なくとも約800~1000時間必要なので、緻密な学習計画も重要です。

社労士試験は難関なので、高難易度を乗り越えるためのプランが欠かせません。以上に気をつけながら、要点理解を進めてください。