合格体験記 「ケータイのメールを単語カードの代わりに」

社会保険労務士・社労士通信講座合格体験記

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ケータイのメールを単語カードの代わりに

( 男性 /  30代  / 会社員 )

 社労士受験のきっかけは、社労士の方と会う機会があり、一緒に労務コンサルタント業務をしませんかと誘われたことでした。まずはその人に社労士業務の内容、魅力を教えてもらったのですが、まずは資格を取らないことには始まらないと考え、勉強を始めました。

 仕事はかなり忙しく、出張も多いため通学することは不可能でした。そのためインターネットで通信講座を探し、フォーサイトを選択しました。理由は、最も対応が早かった、サンプル教材が解りやすかった、費用が安かったことです。

前年12月に申込みをし、本格的な勉強は翌年の正月休み明けから開始しましたが、仕事後の帰宅が21時前後のうえに子供も2人いるため、毎日確実に決めた勉強時間をとることは困難でした。

 最初に決めたことは、これから受験の日までとにかく一日も勉強時間ゼロの日は作らないということです。これは勉強時間を確保するためというよりも、モチベーションを維持するために決めたルールです。実際、受験までの間に、断れない飲み会や行事、家族旅行、病気になったことなど多々ありましたが、何があろうともこのルールは守りきりました。

 あと難関資格取得を志すにあたって、幼い子どもも含めて家族に自分の意欲や今後の展望などをきちんと説明し、協力してくれるようお願いをしました。

 私と同じような境遇で資格取得を目指す方にとって、この点は非常に重要であると思います。現実的な勉強時間を捻出するためにも必要ですが、協力への感謝の気持ちを頑張りぬく原動力に換えるためにも意味はあると思います。


■1日の勉強時間は──
 
 平日は平均2時間程度、休日は平均5時間程度でした。ただし、ゴールデンウィーク、盆休みは家族を実家に帰して、時間がある限り勉強しました。

 学習計画については、試験1ヶ月前までは大まかで、直前期は一日ごとの詳細なものを作成しました。計画を立てるにあたって大切なことは、厳しすぎるものを作らないことだと思います。仕事をしていると、どうしても突発的に勉強時間を作れなくなることがあります。ですから計画は最低限にしておき、できる時に計画以上の努力をしていくことで、結果的に計画を実現することができると思います。
 
 仕事と勉強を両立するにあたって、とにかく時間の確保は困難でした。そこでやったのが細切れ時間の活用です。

 
■その方法とは──
 
 勉強中に暗記すべき項目や、あやふやな項目を箇条書きにして、それをパソコンから自分のケータイメールに送信し、これを通勤中や仕事の休憩時間などのスキマ時間に見るようにしていたのです。これなら単語カードのように人目を気にしなくて済みます。また、仕事が早めに終わった日は、ネットカフェに立ち寄り、そこで勉強していました。家に帰ると子供達に遊べとせがまれるからです。ネットカフェで漫画を読む誘惑に打ち勝つのも大変でしたが……。


■各科目の学習方法は──
 
1.講義CDを聴きながら、テキストを最初から最後まで読み通す。
 講義CDは全てパソコンにダウンロードし、どこでも聴けるように携帯MP3プレーヤーに入れておき、まずは全体の概要をつかむようにしました。
 
2.テキストを精読して、単元ごとの練習問題を解く。
 問題を理解して正解=○、理解不足で正解=△、不理解=×に分類し、復習時に活用していました。
 
3.不安に感じる単元ついて、テキストを再度精読。
 3段階で学習しました。


■直前期は──

 まず1ヶ月前に資格学校の公開模試を受けました。模試は、一度は受けるべきだと思います。客観的に自分の実力を把握することは難しいし、さまざまな情報を得る意味でも重要だと思います。

 初学者が模試を受ければ、大半が厳しい結果になると思います。実際に私も基準点にはほど遠く、散々な結果でした。ただ、ケアレスミスもありましたし、もう少し理解が進んでいればというような問題もありました。今後の頑張りでなんとかなるのではという感想も持ちました。

 とはいえ、少なからずショックを受けたのも事実です。試験時間は長く集中力の持続も難しい。でも、ここで受けた危機感がこの後のラストスパートにつながったことは確かです。


 受験後の感想は、社労士試験は一定以上の勉強をすれば、合格ラインに達することは可能だということです。一方、このラインに達しているのに実際には合格出来なかった方もたくさんいるはずです。

 社労士試験は運もあるという意見もありますが、重要なのは、自分が知らない問題に対応できるかということでしょう。
 
 『過去問』や予想問題集で自信のない問題にあたった時は、一問に対して考え抜くことで、それが正答・誤答のどちらであろうと、解答・解説を見た時の理解度は高まるのではないかと思います。

 ちなみに『過去問』、予想問題はともに3回解きました。間違えた問題だけでなく、全問繰り返しました。実際、1回目は理解した上で正解したのに、その後記憶が薄れて間違えた問題も多々ありました。また、正解した問題を再度解くにあたっては読むスピードを重視しました。


 教材については、フォーサイトのものしか使用していません。加藤先生の講義は話すスピードが速いのに聞き取りやすく、色分けされた字の大きいテキストと相まって、短期で学習を進めるのに非常に役立ちました。

 おかげさまで、本試験ではかなり高得点が取れました。ただ、模試を本試験1週間前に受けていたとしたら、間違いなくこの得点はなかったと思います。それくらい初学者にとって直前期1ヶ月は大切です。直前期までが助走で、直前期から試験前日までは仕事以外の空き時間をガムシャラに勉強に費やすべきだと思います。


 最後になりましたが、加藤先生をはじめフォーサイトの皆様へ重ねて御礼申し上げます。おかげさまで合格を果たすことができました。ありがとうございました。

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