社労士の各問題を5回以上は解く学習に専念した私
【社会保険労務士】
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 40代
- 性別
- 女性
次々に届く膨大な量の講義CDと、テキストに圧倒され「ほんとに終わるのかな」と思いつつ、まずは学習にあたっての心構えのDVDを視聴しました。資格講座らしからぬ堅苦しくない内容が楽しく、「これなら3ヶ月でも受かるのでは?」という希望が湧いてきました。
翌日より「とにかくテキスト全体を一巡しよう」を目標にスタート。
加藤先生の軽妙な語り口が楽しく、また「コーヒーブレイク」のあどけない女性の声が疲れた頭への癒し(?)となり、膨大な量ながらスイスイ聴き進んでいけたように思います。
テキストはカラーで、余白が多いのは書き込みしやすく便利です。学習内容とは直接関係ないのですが、表紙の絵画が非常に美しく、部屋に置いておいても洒落ていて邪魔にならないのがいいです。すごくポイントが高いです。
紙の質も良いのですが、鉛筆で強く書きすぎるとあとで消そうとするとき跡が残るので、シャープペンシルの場合は軽めの書き込みが良いと思います。
一巡したところで、パートごとの問題と別冊になっている問題集に着手しました。
仕事で疲れた頭ではテキストを読み込もうとしても眠くなりがちで効率が良くないため、テキスト一巡以降は問題演習に重点を置く学習にしました。各問題を5回以上は解いたと思います。
問題を解く時に程よく制限時間を決めるのも良い方法だと思います。スピードばかり重視しすぎると「解答の記憶に頼り、頭を使わなくなる」ので、とくに複数回こなした問題は敢えて「正答を忘れるように」して臨むのがよいかも知れません。
悩みの種である「一般常識」については、とにかく対策範囲が膨大なので、基本を押さえると同時に「常識的な考え方」といった抽象的な部分をつかんでおくのがかなり重要だと思います。
本試験では学習した部分がほとんど出題されなかったので焦りましたが、「常識的な考え方」を基本として、解答することでなんとかボーダーをクリアできたんだと思います。
模擬試験はリファレンス豊富で示唆に富んだ内容なので、この成績で一喜一憂するのではなく、学習のネタとして活用するのが良いかと思います。
また案内にもあるとおり、自宅でやるよりは図書館等で実際の雰囲気とタイムスケジュールをなるべく再現して解く、例えば午前は選択、午後は択一にして、試験スタート時間も完全に再現してみると、とくに午後の頭の疲れ具合なども体感できるので、本試験対策として有効だと思います。
最後になりましたが、試験にはどうしても「運」がつきまとうと思います。社会保険労務士のような出題範囲の広い試験はなおさらです。
なので、あまり悩むことなく、すっきりと「人事を尽くして天命を待つ」という、良い意味で軽い気持ちで受験するほうがいいと思います。