社労士試験で点をとらせてくれるフォーサイトの講座

性別男性
年代40代
試験年度2014年(26年度)
エリア東京都
勉強時間1000時間
勉強期間10ヶ月間
受験回数4回目
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
私がフォーサイトを選んだのは、その価格の安さゆえ。

社労士の試験も2回独学で受け、全く実力が足りていなかったことを痛感していたものの他社はとにかく高い。そこへお手ごろ価格で、過去問講座、直前講座もセットになっていることを知り、昨年、平成25年2月に早速申し込みました。

当初、値段が安いので、品質は…と思ったが、上々でした。それからは送られた教材をがむしゃらにこなしました。

ただ、一問一答集がなかったので、これは市販本を利用しました。(一問一答集は、直前講座についてくるが、学習の最初の段階から問題演習をしたかったため)。

それ以外は、加藤講師のCDを聞き、テキストを読み、過去問講座を演習後受講。もう、これだけでかなりのボリュームがあります。半年強で1,000時間ほど勉強しただろう。


そしていざ本試験へ。

第45回本試験は、択一式はまずまずだったが、落とし穴が選択式に。労災保険の問題、最初は「休業給付基礎日額」という、普通の論点なんだろうなと思い、問題文を読み進めましたが、そのうち、その「最低限度額はどうやって求めるんですか?」という問題であることに気付きました。

ここで頭をフル回転させましたが、真っ白になってしまいました。思い出そうにも思い出せません。当たり前です。フォーサイトのテキストに載っていない重箱の隅をつつく論点だったのです。

インプットしていないから、アウトプットできないのは当たり前。しかし、選択式です。下の語群には必ず正解があります。だから必死になって、それっぽいものを選びました。

そして試験終了後、自宅に戻り、夜、解答速報を見て、自分の選んだものがすべて不正解だったことを知りました。つまり0点でした。0点では、救済にも引っかかるはずもなく、その日のうちに不合格を確信しました。

と同時に、社労士試験からの撤退を決めました。それから2ヵ月半が経ち、結果通知書が送られてきました。当然不合格でしたが、驚いたのは択一式の点数。53点も取っていました。(満点は70点。その年の合格基準点は46点だった。)

今まで模擬試験でも50点以上を取ったことがなかったのに、本試験で53点も取ることができました。試験直後はフォーサイトの教材は、削り過ぎていて、ダメなんじゃないかと正直思っていましたが、この教材で53点も取れたことに驚きました。

また、2年続けてそんな変な問題は出ないだろうと思い、それと53点も取ったので、フォーサイトの教材は信じられると思い直し、再度申し込みました。

ただ、フォーサイト2年目は、司法書士の勉強を始めていたこともあり、社労士学習は後回しに。それでも、基礎講座の受講だけはしました。過去問講座は、半分ぐらい。残りの半分は、司法書士試験が終わった7月中旬から大急ぎで再開しました。

ところが、不思議と、過去問講座はそんなに間違えないで解けました。今思えば、昨年1,000時間を超える勉強をして、それが頭に残っていたのだと思います。間違った論点も簡単に復習ができました。

あとは数字を論点としたところと改正点をしっかり押さえました。

そして最後にやったのはフォーサイトのテキストを徹底的に読み込むこと。3回ぐらい読み直しました。その分、今年は模擬試験を全く受けませんでした。この状態で第46回社労士試験を迎えました。


今年の本試験、傾向が変わったようで、午前の択一式を解いている最中は、結構難しいな…と思いながら解きました。今までにない傾向の問題が出たので、慣れておらず、難しいと感じたのだと思います。

他方、午後の試験は、去年とは打って変わって基本的な論点が中心で、自信がありました。帰宅後、解答速報を利用して自己採点。すると、去年えらい目にあった選択式は全科目3点以上取っており、合計35点。

逆に実力が問われる択一式。こちらは自分でもびっくりの59点でした。マークミスさえなければ、文句なしの合格点です。このマークミスという点だけが気になりました。

そして合格発表日、官報で自分の受験番号を確認。翌日には、書留で合格証書も送られてきました。今年はフォーサイトの教材しか使っていません。

今年の基準点が、選択26点、択一45点で、一部科目に点数引き下げの救済が入りましたが、そんなものを受けるまでもなく余裕の得点でした。フォーサイトの教材だけで、充分戦えることを証明した格好です。そのくらい充実した教材を送ってきてくれます。

加藤講師をはじめ、フォーサイトの関係者の皆様には、優良な教材を提供してくださったことを感謝するとともに、自分に対しては、諦めないでよかったという気持ちでいっぱいです。

皆様にお伝えしたいのは、確かに社労士本試験では、たまにとんでもない問題に出会い、痛い目にあうかもしれません。ただ、そこで、諦めずに、基本と改正点をしっかり押さえた学習をすれば、必ずや、合格を勝ち取ることができるでしょう。

加藤講師が「基本が大切ですよ」とブログに書いてあったことを、しみじみその通りだと感じています。また、フォーサイトの教材を信じて頑張って来られてよかったと思っています。そして繰り返しになりますが、諦めなくてよかった。

これが合格証書を手にした今の私の正直な感想です。
0おめでとう

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