社労士試験の問題対策を半年で受かった私が解説します
【社会保険労務士】
2014年(平成26年度)合格
- 勉強期間
- 7ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
行政書士の勉強のときも、ほぼフォーサイトの教材のみで合格することができたので、他の教材と迷うことはありませんでした。
行政書士の試験と比べると、とても範囲が広く膨大な量で、一巡するのにさえとても時間がかかりました。社会保険労務士試験は、択一も選択も基準点があるため、どれも飛ばすことはできず、一科目ごとに3回ほど繰り返し、それを全科目終わったころには初めの科目はすっかり忘れてしまい、スタートダッシュはかなりきつかったです。
毎日朝でも夜中でも、時間をつくってDVDを見ました。内容が分かってきたのは6月後半でした。そこからは細かい数字などを暗記しつつ、全体の理解を深めていき、特に似たような内容(適用範囲、被保険者の種類)が苦手だったので、横断的な学習もしました。
試験問題の内容自体は、裏をかくような問題は少なく、ストレートに答えて正解になる問題が多いと思いました。ただ、一般常識はいろいろな法律が出てくるうえに、簡単にとけないような問題が出てくるので、基準点割れになるのではないかと一番心配で、やはり本番でも択一10点中4点でした。
かけた時間の割には点数をとれなかったです。
試験範囲が広いので、問題を解いても、網羅することはできないと思い、問題を解くことよりも暗記を中心にやりました(覚えた上で問題を解くのがもちろん最良かと思いますが)。
覚えるべき頻出の表がいくつもあるので、覚えるべき表のタイトルとその表の載っているテキストのページをノートに書いて、何も見ないで表全体を書けるように繰り返しました。
テキストのすべてを覚えきれる量ではないので、重要・頻出ではないところは、違っていたら、?と違和感を感じられるくらいの覚えこみ具合にしました。試験では、?と思ったところには三角印をつけてどんどん読み進めて、迷ったときは合っているか間違っているかの度合いの高いほうを選びました。
今年度の試験は、選択式の問題がほかの年度と比べると易しかったようで、基準点割れにもかかることなく、運よく合格することができました。
半年間の受験勉強生活では、死に物狂いで勉強したので、試験が終わった後はエネルギーも残ってなく茫然としましたが、合格の通知がきたときは、本当にがんばってよかったと思いました。
次は、知識を活かせるような仕事に就くのが目標です。