コンパクトなテキストを読んで社労士に合格するまで

性別男性
年代30代
試験年度2016年(28年度)
エリア岐阜県
勉強時間1000時間
勉強期間1年間
職業無職
受験回数初学者(1回目)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
2016年8月28日に迫った本試験に向けて、8月14日フォーサイトの模試を受けた。

結果はなんと、選択式で基準点に足らない科目が3科目、択一式では国民年金法で0点を取ってしまい、合計点30点。これはまずい・・・やってきた勉強は間違っていたのか?そもそも一発合格なんて目指すものじゃなかったのか?

いろんな不安や疑念にかられていたが、本試験まで2週間。

どうするか?


・・・その前年の6月、私は社労士試験をうけようかどうか迷っていた。フォーサイトから送られてきたサンプルにある「6ヶ月で社労士」という本を読んだからだ。

その中には、1点に泣いた人や何年もかけて合格した人の体験談、社労士試験の難しさが書かれていた。そんな難しい勉強を1年間みっちりする自信がなかった。ましてや、勉強のしたことのない法律の分野。

そこで、試金石のために9月に実施されるFP技能士2級を受験して、しっかり勉強をして合格することができたら、社労士試験にもチャレンジしようした。2ヶ月間だがきっちり勉強したすることができ、無事合格することができ少し自信がついた。


9月よりフォーサイトの社労士講座を受講し始めた。フォーサイトに決めたのは何といっても合格率の実績が高かったこと、それに、テキストがコンパクトにまとまっていたことが理由だった。

まずは、合格体験記や合格必勝編のテキストを読み込み、そこからノウハウを吸収して、自分の勉強スタイルを決めた。とにかく届くテキストを次のテキストが届くまでにやり尽くすと決めて、そのペースを守り続けた。

やっていないテキストの山を見てしまうと、焦りや意欲が失われたりするのでやったテキストの山を見て自信をつけるようにした。また、やった科目の復習も翌日、3日後、7日後、2週間後、1ヶ月後と、さらっとテキストを読むだけでも怠らずやった。


社労士試験は各科目に基準点がもうけられ、足切りがあったら他でどんなにいい点を取っても水の泡。とにかく苦手科目、苦手分野をつくらないようにした。とにかくフォーサイトのテキストはコンパクトにできているので、テキストに載っていることは全て吸収しようと学習した。

模試を受けた際に他校の生徒が使っているのを見てわかったのだが、他社のテキストはモノクロのテキストで字も小さく、ボリューム満点!情報量は間違いなく、他校のテキストの方が多い。

でも、自分はそれを見て、「他校の全てのテキストを満遍なく学習することはまずできない」と感じた。

実際毎年、勉強していても受験を諦めたり、受験申し込みしていながら、受験しない人が1万人以上いる。


それは、たくさんのテキストを「完走できていない」人が多いからではないかと思う。フォーサイトのテキストは少ない時間でも「完走できる」ようにつくられているので、その心配がないと感じた。


5月下旬より外部の模試を5回受けることにした。

順調に学習できていたので、自信は多少あった。しかし、結果は燦々たるもので、択一式は一度も基準点を達成することはできなかった。かなり焦る。問題が過去問とは比べ物にならないくらい、難しく感じる。

さらに冒頭の通り、フォーサイトの模試でも最低点を取ってしまう。このころ、「フォーサイトのテキストを使って一発合格するのは無理なんじゃないか」とそれまで全幅の信頼を置いていた教材を疑い始めた。


そこで質問箱でこんな質問をした。「模試は過去問と比べて難しく感じる。学習の方法をどのようにしたら良いか?」。質問しておきながらいうのもなんだが、テキストや過去問の内容とはあまり関係がないことに対して、答えてくれるか疑問だった。

しかし、答えは返ってきて

「模擬試験には「復習の時間がある」のが本試験と大きく異なるところであり、(中略)復習を通じて実力を高める余地を想定して、多少難易度が高くても、「本試験で狙われるかもしれない」点を盛り込んでおくということは一般的に考えられます。」

ともやもやしていたことに対しズバリコメントをいただきました。まさかここまでフォローしてもらえるとは思っておらず、気持ちが楽になり、

とにかく残りの2週間フォーサイトの教材を使い倒し、信じていこう、フォーサイトのテキストに載っていないものは捨て問と捉えそれ以外を確実に取ろうと腹をくくりました。

試験当日、とにかく自分を信じて、フォーサイトを信じて、全てを出しきりました。

試験内容が難しく手応えはなかったですが、自己採点したところぎりぎり受かるかもという点数がとることができた。合格発表は見るのにドキドキし、半日見ることができなかったが、自分の受験番号を確認したときは、それまでの苦労が報われ家族と喜びを分かちあった。

勝因は、フォーサイトを最後まで信じて、心中するくらいの気持ちでやったことだと思う。心中するくらい価値ある講座だと思う。

最後に加藤先生はじめスタッフの方にもたくさんのフォローをしていただき、それが励みになり、1発合格を勝ち取ることができました。本当にありがとうございました。
1おめでとう

社会保険労務士の合格体験記


※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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