昨年12月から社労士試験の受験生活を総括します
【社会保険労務士】
2017年(平成29年度)合格
- 勉強期間
- 1年間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 20代
- 性別
- 男性
試験が8月ですので約9か月となります。
社労士になりたいと思ったのは企業内、独立の両方に役に立つ資格であったこと、働きながら取得できる資格であったことが主な理由です。
働きながらでしたのでまずはおおざっぱなスケジュールを学習開始時にたてました。平日は2時間~3時間、土日祝日は一日6時間程度であったと思います。宅建の資格取得もしており、その勢いに任せて評判の良かったフォーサイト様に申し込みました。
最終的には一発で合格でき、フォーサイト様のおかげだと感じ、感謝しています。社労士を勉強してとても安心感があったので、社労士の次は行政書士をとろうと思い、最近フォーサイト様での学習を開始しています。
資格の勉強にあたり学習のハードルは低いほうがいいと思うため、テキストが比較的薄く作られていたところがよかったです。薄く感じるかもしれませんが、細かい通達等もカラーで網羅されていてこれをしっかり身に着けることで実践力が磨かれると思います。
基本的にはみなさんと同じ流れで基礎講義→過去問題とすすめていきました。
私なりの工夫としては、家だとどうしても睡魔に襲われてしまうため外で勉強しておりました。その際にはスマホでダウンロードした講義を聞き、テキスト、過去問を進めていました。
ほかの予備校ですといろいろスマホ視聴には制限がかかっていますが、フォーサイト様はこの部分の利便性が高く、外出時の勉強をとても容易としてくれ、助かりました。
特に働いている方でしたら全員が取り組むことが可能なのではないかと思います。
基礎講義についてはとりあえずわからなくても一度聞く→すべて頭から通読→通読時わからなければ再度受講といった流れで進めました。
なじみのないテーマですと一回で理解することはおそらく不可能ですので気にせず進めることがとても大事です。(細かいところを気にしてしまうとおそらく一般常識まで終わらず本試験を迎えることになると思います。)
基礎がおわれば過去問に進みますが、こちらは何度も問題をくりかえすことがほんとに大事です。
数週間すればいろいろな出来事もありますので、すぐに忘れてしまいます。最低6回は各科目やるといいと思います。
それだけやると、どこの部分でつまづくのか、テキストの読み込みが甘かったのかわかると思いますのである程度メリハリをもって問題演習、テキスト読みこみができるかと思います。
私が受講した年度についても、近年の社労士試験同様に過去問の出題割合は高くないかと思われますが、だからこそ過去問で実績のあるものに関しては落としては致命的になりかねないと思います。また出題実績がなくともその周辺知識で解くことができると思いますので依然として過去問対策を学習の中心に置くようにしましょう。
逆にとらえれば過去問攻略以外に合格する手段はないといえます。(見たことがない設問はほかの受験生も解けませんので)
社労士は選択式、択一式とありますが学習の中心は択一式です。
択一式を勉強する際に選択式を意識(キーワード)して学習することが大切です。フォーサイトの過去問はすべて先生の解説付きですので非常に進めやすかったです。
必要な知識以外は話さない、といった非常に洗練された講義です(他の予備校を少しのぞいてみて感じました)ここまで偉そうに書きましたが、決して勉強は楽ではありませんでした。ちょうど全科目回せたのが6月くらいで、7月はじめに模試を受けましたが半分しか択一でとれておらず、やはり厳しい試験だなぁと思いました。
そこからほかの受験生も行う横断対策をしたのですが、それによって私の得点力が飛躍的に上がったと感じます。各制度微妙に制度が異なっているのですがどうしても一科目ずつの勉強だと対応できませんしかしそこを本試験ではついてくることがありますので横断対策編でしっかりやりましょう。
ほかの制度と比較することにより見えてくることがありますので、記憶定着にとても役に立ちます教材の中で一番役に立ったのが試験直前期の択一対策、選択対策編でした。
先生による明快な解説により、短時間に実力をつけることができると感じ、私の実力を非常にUPさせてくれました。この講義に本試験で狙われがちなものが詰め込まれているため大変有用です。
ここからまとめに入ります。
結論としてはフォーサイト様の教材によって合格に必要なものはすべてそろっていると思いますので、あとはどのように自分なりの勉強方法をみつけるか、モチベーションを保つかだけです。
どうしてもモチベーション、孤独さは通学に比べると比じゃないと思います。私も泣きそうになることもありましたが、その時には実務をやられている方の話を読んだり、合格した自分を考えて妄想したりすることで乗り越えました。
社労士ほど受験者が多い試験ですので、インターネット上である程度モチベーション維持、情報収集をできる環境であると感じます。最後まで学習を継続して本試験まで気持をしっかり持って行ってほしいと思います。
最後になりますが社会保険労務士合格に必要なのは完璧を求めない心、暗記にめげない心、孤独に負けない心この3つだと思います。必要な教材はフォーサイト様が提供してくれています。どうか教材をうまく活用し合格を勝ち取っていただければと思います。