1年6ヶ月に及んだ社労士の勉強期間のメモを公開
【社会保険労務士】
2018年(平成30年度)合格
- 勉強期間
- 1年間
- 受験回数
- 2回目
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 20代
- 性別
- 男性
私は団体職員として勤務しており、労働保険事務組合の手続きも一部行っていました。
この仕事で一番多いのは雇用保険の資格・喪失、離職票の作成です。書類は作成するがどのように活用するかがよくわからず、お客様から質問を受けた時にしどろもどろになっていました。
知識はインターネットで調べると出てきましたが、その複雑さに呆然としたことを今でも覚えています。このような中、仕事を通じて社会保険労務士の方のセミナーを受ける機会があり、私が従事している仕事を含めた労働環境などの専門家がいることを知りました。
その時から私も専門家として頼ってもらえる人になりたいと思い勉強を始めました。
○平成30年12月29日~3日、勉強に染まったお正月休み
私は平日平均3時間、休日は5時間を目標に勉強しており、労働保険関係のDVD1週、テキスト2週が終わったのが12月初旬で、12月中に労働保険関係の過去問を解くことを決めて取り組みました。解けば解くほど全く分からず変な汗が出てきました。
労働保険関係の過去問を一周した後に、社会保険関係のDVD、テキストに移ろうと思っていましたが、あまりのできなさに労働保険関係の復習も合わせて行っていくことに決めました。
そのおかげで正月休みは祖父母の仏壇に手を合わせに行く以外はずっと勉強していました。
○2度の模試試験
6月に受けた1回目の模試は自分の現状を図るために受け、D判定でそんなものだろうと勝手に納得していました。しかし、直前期7月に受けた模試が同じくD判定でしたが1回目の順位よりも悪くなってしまったことにはかなり動揺しました。
手ごたえはなかったとまでは言えなかったような気がしましたが、実際はほとんど解けておらず、自分の知識があやふやということに失望したときでもありました。
○8月・仕事と勉強の繁忙期のダブルブッキング
8月は仕事柄毎年繁忙期で土日に出勤することも多い時期です。そのため、社労士の勉強は早めに合格ラインまで持っていきたいと思ってスケジュールを組んでいましたが、実際は全く追い付かず、今年の試験は無理かもと頭によぎることが毎日でした。
試験前の週の土日も朝6時から深夜0時までがっつりと仕事で、ストレスでおかしくなりそうでしたが、試験前4日間は何とか仕事を休むことができ、一日最低10時間直前の追い込みを行いました。基本的には過去問で間違えた回数が多い問題と、直前の対策問題、二回受けた模試の試験の復習が中心でした。
私は運よく足切りもなく無事合格できましたが、一歩間違えれば不合格だったと言っても過言ではありません。この試験では社会保険労務士としての基本知識を習得できたことはもちろんですが、家族など私を支えてくれていた存在の大切さを改めて感じることができました。
最後になりましたが、加藤先生を始め、フォーサイトの皆様が最適なテキストを作成していただいたら私の合格があります。この度は誠にありがとうございました。