社労士の1年3か月の勉強で分かった合格方法
【社会保険労務士】
2018年(平成30年度)合格
- 勉強期間
- 1年間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- その他職業
- 年代
- 20代
- 性別
- 女性
勉強開始時、小さな子供を子育て中で、誰にも預けずみっちり家事育児をしている毎日でした。そんな中社労士受験を考え、通学は続けられるかどうか不安であったため、自分のペースで進められる通信教育を選びました。
数ある通信教育の中で、サンプルテキストを見てフォーサイトの受講を決めました。これが試験前1年3か月前のお話しです。
≪わかりやすいテキスト、きれいにまとめられた過去問≫
初めは前年の2017年のテキストからスタートし全体の内容を掴みました。その後に届いた2018年のテキストで2周目のテキストでしっかりと内容を理解しながら、並行して過去問題集を進めていきました。
テキストはサンプルでも理解していた通りで、膨大な試験範囲を乗り切るためのメリハリのついたカラーテキストは、初学者の私でも理解しやすいものでした。また、加藤先生の講義も分かりやすく、記憶に残りやすい説明が加えられていて、法律の知識のない私でも理解が進みました。
過去問題集は、試験範囲内に改正に改正が重ねられ、まとめるのが難しいだろうな、と受講生の立場ながら思うほどでしたが、とてもきれいにまとめてくださっていて、混乱することなく安心して進めることができました。追加で届く法改正における訂正に注意をしながら、何度も何度も繰り返し解きました。
直前期になると、各教科ごとに勉強をするのではなく、横断して理解する必要があると強く感じました。ただ各教科ごとに過去問をやっていては身に付かないと思い、毎日全教科に行きわたるように分散し、教科を横断して過去問を解き続けました。
その際、自分なりにまとめながら進めていましたが、横断まとめテキストは本当にありがたかったです。
≪長期にわたる勉強期間、精神的な戦い≫
実際に勉強を始めると、内容は分かりやすくスルスルと入ってくるため、内容の理解に苦労することはそこまでありませんでしたが(もちろんありましたが)、何より辛かったのは、1年3か月にわたる長期の勉強期間中、たった独りで勉強を続けることでした。
思い立てばいつでも始められ自分の決断でいつでも辞めることのできる資格試験の勉強。試験直前期に受けた各予備校の模試の結果が思わしくなく、そこから試験本番までの間は、精神的な重圧に苦しめられました。
他の人の勉強ペースを目にすることができないことは通信教育のデメリットではありますが、勉強時間管理アプリのSNS上で同じ目標を志す人と情報交換や励ましあうことで乗り切りました。
また、フォーサイト受講生の合格率は全体の合格率の3倍を超えているという実績は、心の大きな支えとなっていました。
フォーサイトの教材と加藤先生を信じて突き進めば大丈夫、と自分に言い聞かせながら、先輩方の合格体験記を読んで最後まで勉強を続けることができたと思います。
≪社会保険労務士試験は、誰でも受かることができる試験≫
前述しましたが、勉強の内容自体は、誰でも理解できる内容だと思いますし、勉強時間さえ取れれば誰でも合格する可能性のある試験です。
ただ、勉強時間を自ら作り、勉強を続けることも才能の一つであると思います。
強い精神力を持って、一つ一つ積み重ねていけば、「これ知ってる」が増えていく。そう信じて、合格を目指していけば、大丈夫です。
絶対に受かると信じて、最後まで諦めずに頑張ってください。