社労士は1日30分の学習が継続力に

性別男性
年代30代
試験年度2019年(令和1年度)
エリア愛知県
勉強時間1000時間
勉強期間1年間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数2回目
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
2回目の受験でようやく合格を勝ち取ることが出来ました。
加藤先生をはじめ、フォーサイトの皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
〇勉強のきっかけ
勤めている会社が労働保険事務組合の委託を受けている会社で、自分が総務課に所属しているということもあり、スキルアップと管理職への早期昇進のため、一念発起して社会保険労務士を目指すことにしました。
〇教材選び
これから勉強していくにあたり、独学、通信教育、通学の選択肢の中から自分のライフスタイルを考えて通信教育を選びました。
そこで、数ある通信教育の中からフォーサイトにしたのは、社会保険労務士試験は、地道にコツコツと繰り返すことが合格への近道だと信じていました。そこで、①フルカラーのテキストで記憶に残りやすく飽きがこない②DVD、CDが教材についており五感を刺激しながら勉強できる③合格に必要な情報のみに絞ってあり、繰り返し学習がしやすい等の理由からフォーサイトに決めました。
〇お勧めの勉強法
①早朝の勉強
ある本を読んで、午前中と夜間の学習をした場合、午前中の方が、勉強がはかどるそうです。これは、自分自身でも経験済みです。仕事でクタクタになってからの勉強よりも朝の頭がすっきりしている時間帯の方が学習がスムーズに進めることができます。
②勉強習慣をつける
30分でもいいので、1日1回は、テキストを読むなり、問題を解くなりしました。続けていくと勉強しない日が落ち着かなくなります。
③勉強スピードを意識する
社会保険労務士試験は、一般常識も含めると膨大です。特に年金科目は、難解で1度や2度テキストを読んでも中々理解するのが難しいです。分からなくてもどんどん先に進み、繰り返すことで少しずつですが、必ず理解が深まっていきます。
④インプットとアウトプットを繰り返す
テキスト読みをしたら出来るだけ早く読んだ所の過去問を解くようにしてください。アウトプットをすることで、どこが論点にされるかがよく分かるようになってきます。そして、過去問の解説部分に記載されている内容でテキストに記載していないことがあったら、テキストに手書きで追記していくことで一層の学習効果が得られます。
⑤他社の模試を活用する
フォーサイトの以外の模試を必ず受けて欲しいです。それも自宅受験ではなく、会場受験されることをお勧めします。
模試は、過去問にはない直近の法改正を反映した問題や専門家が予想問題として作成しております。出来れば2~3つくらい受けて、直前期に繰り返すことが重要です。
特に、効果的だと思った勉強法について書きましたが、最終的には自分のライフスタイルに合った学習法を会得し、それに合ったスケジュールを計画することが大事です。
〇最後まで諦めない
1年目は、1,000時間以上勉強し、テキストと過去問を5回転ほど繰り返し、他社の模試でもそれなりに良い結果でしたが、本番の選択式試験の労働関係一般常識が1点で残念ながら足切りになってしまいました。
敗因は、法令関係の勉強しかできず、統計や白書対策がほとんどできなかったことでした。しばらくは放心状態で何もする気力がおきずふさぎ込んでいました。
しかしながら、勉強しない間にせっかく覚えた知識がどんどん抜け落ちてってしまいます。いつまでも落ち込んでばかりいられない。1年で短期合格するよりも2年、3年と時間をかけて勉強して合格した方が、長期記憶として頭に定着し、合格後の実務にも必ず役立つはずだと自分に言い聞かせてもう一度勉強する意思を固めました。
2年目も当然フォーサイトで再スタート。一度慣れ親しんだテキストを変えると新しい教材に慣れるまで時間がかかるためです。
2年目は、テキストと過去問の他に市販の予想問題集と他社の白書・統計対策講座を受講しました。結果、2年目は、選択式35点、択一式52点、足切りなしと完全合格を勝ち取ることが出来ました。
2年間を通じて学習してきて、「継続は力」という言葉の重みを痛感しました。途中で何度も同じ問題を間違えたり、年金科目が理解できなかったり、模試で思うような結果が得られないなど、何度も挫折しそうになりました。けど、そのたびに、この合格体験記を読み、合格後の社労士として活躍する自分を想像し、モチベーションを維持してきました。最後まで諦めない強い意志こそが合格を勝ち取るために最も必要なことだと思います。皆さん頑張って下さい。
4おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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