3カ月ごとにスケジュールを立てた

【社会保険労務士】 2019年(平成31年度)合格
勉強期間
9ヶ月間
受験回数
初学者(1回目)
職業
正社員(サラリーマン)
年代
30代
性別
男性
■思い立ったら即行動
会社の同僚から「社会保険労務士試験受けてみたら?」と言われたのをきっかけに、受験チャレンジを思い立ちました。
仕事の都合上、予備校への通学は難しかったため、通信講座での勉強に狙いを定めて多くの通信講座を比較検討しました。
その中でも、一番テキストがわかりやすく、講師の印象もよく、値段も手ごろなフォーサイトの受講を決めました。
受講開始は12月中旬でした。

■計画的に勉強する
加藤講師のアドバイスに従って、本試験までの計画を作りました。
とはいえ、どうしても当初の計画通りに勉強が進まないことも考慮に入れる必要があります。
そこで、勉強ノートを毎日つけ、3か月くらい先の勉強計画を毎日確認しながら勉強を進めました。
試験範囲が非常に広い社労士試験では、計画的に満遍なく勉強をすることがとても大切だと思います。
一方で直前期には法改正項目などを集中的に勉強する必要があります。どのくらい時間を割くべきか、直前期にならないと実感できない部分も多いので、あまり長期の計画を作るのではなく、3か月程度を見据えた計画を作って都度ブラッシュアップしていくのが良いと思います。

■苦しい時期
雇用保険の勉強に着手したとき(私の場合1月下旬):
労基法・安衛法・労災保険法は比較的スムーズに理解できましたが、雇用保険の基本手当・就職促進給付が全く理解できず苦しみました。

国民年金や厚生年金の勉強に着手したとき(私の場合は3~4月):
実務経験が全くない中で、複雑な年金制度に初めて触れて途方にくれました。
社労士試験の受験を諦めようかと、本気で思いました。

直前期(7月下旬~8月中旬):
不得意分野の復習や暗記事項を頭に叩き込むのに苦しみます。
過去問の勉強が進めば進むほどに、自分の不得意分野や知識のあいまいな部分が際立ってくるので「本試験までにすべて覚えられるだろうか」ととても不安になります。

※試験1週間前~本試験の時期には「これだけやって受からなければ、仕方ないこと」と達観した境地になったのでそれほど苦しくなかったです。

■最後は自分を信じて
社労士試験の勉強をする人は、誰でも一度は「今年はダメかな」と思う瞬間があると思います。
そんな時に思い返していただきたいのは、受験を決意したときのことや、今まで自分がどれほど勉強してきたか、ということです。
弱い自分を励ましてくれるのは、ほかの誰でもない「自分自身」です。
勉強ノートをつけることは、「自分で自分を鼓舞する」ためにとても役に立つと思います。
本試験中も苦しくなることがあると思いますが、そんな時には「自分を信じろ!」と言い聞かせてほしいです。
自分に負けず一人でも多くの方に社労士試験合格を勝ち取っていただければと思います。

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