1000時間を目安に社労士の試験勉強

性別男性
年代30代
試験年度2019年(令和1年度)
エリア北海道
勉強時間1000時間
勉強期間1年間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数初学者(1回目)
eラーニング「道場破り」使用回数
※eラーニング「道場破り」の使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
■受験動機
人事部へ異動となり、1年半が経過した頃に何か専門性を身につけ仕事に活かしたいと考えました。その時に真っ先に思い浮かんだのが社会保険労務士で、資格の内容や勉強に必要な時間などを調べてみると最短で10ヶ月程度で合格が目指せるということを知りました。その時ちょうど2019年度試験まで11ヶ月を切ったところだったので迷っている時間はないと思い受験を決心しました。

■フォーサイトの教材を選んだ理由
受験を決意した段階ではどうやって勉強をしようかまだ考えていなかったため、独学か通信教育か、通学かで迷いました。私は平日は会社へ行っているため、通学だと仕事後に疲れていくのが面倒になってしまいそうな気がして独学で合格できたらかっこいいなと思い独学で挑戦しようと思いました。いざ本屋へ行くと、どの教材を買ったらいいいかわからなく、試験まで11ヶ月を切っていたため、勉強方法も調べている時間はないと思い、通信教育を選択しました。そしてネットで色々な通信教材を見ていると、フォーサイトの教材が断トツで読みやすいと感じました。おそらく勉強内容や、勉強方法、スマホやタブレットなどのツールには、それぞれの教材会社に大きな差はないと考えました。そして、社会保険労務士の勉強内容としては、やはり法律を学ぶ、過去の事例を読む、つまり文字を何度も読むことだと思ったのでストレスなく読める教材であることがもっとも勉強を進めていく上で効率が良いと感じ、色を多く使って文字も大きめで書き込むスペースも十分にあるテキストが良いと思いフォーサイトを選びました。

■勉強方法
まずは合格までに必要な勉強時間を調べました。ネット上では600?1000時間とあったため、私は1000時間を目安として、勉強開始時間と終了時間を常に記録して自分の勉強時間の進捗を確認しながら進めました。最終的には勉強時間は1120時間程度に達しました。勉強時間を記録することで途中でペースが早いのか(無理していないか)、遅いのかを捉えることができたので、試験直前期には心の安定として役立ちました。勉強の進め方はフォーサイトのスケジュール機能を使い、スケジュール通りにテキストを読み進めました。範囲が広いため、1回目にテキストを読んだ時はよくわからない部分が多かったのですが、フォーサイトのスケジュールを信じ、とりあえず最初は読み進めることに注力し、早く過去問を解いてみたい、他のテキストも読んでみたいと行った気持ちを抑えてフォーサイトの教材のみに集中しました。教材を読み、動画解説を見る。この作業を範囲全体を3周繰り返した頃には、思っていたより各科目の内容が定着していて勉強の効果を感じていました。テキストを読む時は黙読ではなく、全部の文章にボールペンで下線を弾きながら音読して、一字一句正確に読み進めました。専門用語や見慣れない漢字があったりするので、最初は時間のかかる読み方でしたが、その分一回読んだ時の記憶への定着がしっかりと感じられ、用語なども比較的覚えやすかったと思います。過去問や予想問題を解くときも同様に下線を引きながら一文字一文字丁寧に読みました。試験2?3ヶ月前くらいまではフォーサイトの教材しか触れてきませんでしたが、模試は何回か受講することで本番の雰囲気やペース配分に慣れることができると思い、大手資格学校のものを2つ受け、フォーサイトのものと合わせて合計4回の模試を受講しました。最後の2ヶ月はテキストは一切読まず、過去問と模試をひたすら繰り返し解いて論点を頭に染み込ませるイメージで取り組みました。

■直前期の気持ち
試験2ヶ月前くらいから模試を受け始めましたが、毎回判定は「DかE」。これだけやってきたのに手応えがなく、選択式は基準点は超えているものの、択一式は、模試の段階では基準点に達したことは一度もありませんでした。試験2週間前に最後の模試として、フォーサイトの模試に取り組んだ際も、択一式では33点と例年の合格基準にはほど遠く、科目別でも基準割れするものもあり、正直、絶対受からないなと感じ心が折れました。ただ、色々なものを我慢して勉強を続けてきていたので、もう一年勉強を続けるのは絶対に避けたいという気持ちと、この直前で諦めてしまうとここまでやってきた自分に申し訳ないという気持ちがあり。最後の2週間は心の中では絶対に無理だと思いながらも必死に机に向かい、過去問と予想問題を解き続けました。そうすることで何かラッキーが起きるかもしれないと、神頼みに近い思いでとにかく勉強をしていました。試験の前日は勉強に集中できないような状態だったので、この最後の2週間、気持ちが切れつつも、とにかく勉強時間を保っていたことが結果的に合格につながったのかと思っています。

■試験当日
私は北海道での受験だったのですが、大きな会場に北海道全域からの受講者が集まるため、人の多さ、会場の広さに少し圧倒されつつも今までの勉強時間を振り返ったり、横断めとめテキストを見返したりしながらとにかく深呼吸を繰り返し集中力を保てることを意識していました。午前の選択式は模試の段階から得意としていたのでしっかりと集中力を保ち、手応えを感じながら終えることができました。幸いに会場から勤務している会社が近かったためお昼はすぐに会社に向かい、自分のデスクで昼食をとりながら午後の択一式に備え、法改正テキストを読んでいました。午後はとにかく長丁場で、集中力を3時間半保ち続けることは難しいと思い、最初から2時間経過した時点で一度お手洗いへ立つことを決めていました。解きながらあまり手応えはなく、手応えがない状態で問題を解き続けることがとても気持ち的には辛い時間でした。ただ、ここでもラッキーで当たる問題もあるかもしれないと、最後まで必死に説きすすめ、最終的には残り5分であと2問と、時間には余裕がなく、不安と手応えのなさ、焦る気持ちを持ち続けたまま試験は終了しました。終わった段階では、今回は落ちただろうなと思い、来年再受験しようかどうしようか考えながら自宅に帰りました。その夜に当日中に出た解答速報を見て自己採点をしてみたところ、思いの外択一式の解答が当たっており、例年の基準点+2?3点くらい取れていて嬉しさよりも驚きを感じました。そして何よりも試験2週間前で一度諦めかけた時に、心は折れつつも勉強をやめなかった自分に感謝しました。

■合格発表
苦しい時間を耐えることでしか味わえない気持ちや、達成感、満足感は取り組んだ人にしか得られない大切な財産となります。たとえ不合格となっても、目的は知識を身につけ活かすことで、独立したいと考えている場合は別ですが、試験に合格するだけが目標ではないと思って取り組んでいました。自己採点では基準をやや上回っているものの、例年基準点が上下するため合格発表日は結果を見る前はとてもドキドキしました。そして自分の受験番号の掲載を見た瞬間の気持ちはなかなか味わえるものではありません。試験合格後も社労士の登録へはいくつかやることがありますが、何よりも自信がつくのと、勉強を始める前の自分とは全く違う自分になれていることを実感できます。今後も勉強は続きますが、この経験は他のどんなことにも役立つことで、取り組んで本当に良かったと思っています。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



◀合格体験記へ戻る