社労士試験直前1週間に有給で勉強
【社会保険労務士】
2019年(平成31年度)合格
- 勉強期間
- 9ヶ月間
- 受験回数
- 2回目
- 職業
- パート・アルバイト
- 年代
- 40代
- 性別
- 女性
まずは家族へ「試験を受けたい、勉強したい」と相談。主人に家事の分担をしてもらい、子供たち(5歳・2歳)にもわかる範囲で説明し、実家にも協力を仰ぎました。その後、職場へも伝え、理解をいただきました。
■限られた時間の中でコツコツと
早朝しか時間が取れなかったため、朝3時に起床、そこから2時間勉強、あとは家事・育児・仕事に追われていました。早起きが辛い日が何度もありましたが、ここしか勉強できる時間はないという気持ちで日々がんばりました。
■隙間時間を活用
通勤時間に講義を聞き、昼休みにテキストを読み、まとめた表をキッチンと洗面所に貼って家事の途中に見たり、少しでも多く勉強に触れるようにしました。
■直前は有給を取って追い込み
お盆休み明けの最後の一週間、丸々有休を取りました。最後の大事な時期に昼間7時間×5日間勉強できたことで追い込みをかけられました。職場の方々の協力があってのことなのでとてもありがたかったです。
■本試験が最大の強敵
ある程度の自信がつき、試験中のシミュレーションもしていましたが、本試験は過去問を解くようにはいきませんでした。選択式はしつこいくらい見直し、何度も何度も確認しました。その甲斐あって足切りなしの35点でした。択一式は、自信を持って答えられる問題が思っていたより少なく、途中何度も心が折れかけました。でもここまで毎日がんばってきたこと、家族や職場の協力あっての受験であることを思い出し、最後まで諦めずにやり遂げました。帰り道は、終わった解放感よりも、手ごたえがなかったことによって落ち込んでいました。ですが次の日から変わらない日常が始まるので、いつまでも落ち込んでもいられないと解答速報を確認しました。自信のなかった択一式も足切りなしの52点といういい結果を出すことができて、嬉しい気持ちと驚きとであまり実感が湧きませんでした。
■合格発表
合格発表までは「きっと大丈夫」という気持ちと「もしかしたら」という気持ちで複雑でした。勉強は続けようと思い、毎日少しずつですがテキストを読んだり、関連のニュースをチェックしたりしていました。前日は怖くて眠れませんでした。当日、出勤前に官報を確認し、自分の番号を見つけた時には涙がでました。ほっとした気持ちでした。すぐに家族に報告し、出勤して職場の方々にも報告しました。みんな自分の事のように喜んでくれました。毎日少しずつですがコツコツがんばってきて本当に良かったと思います。先日合格証書と成績表が届き、本当に合格したんだとやっと実感が湧いてきているところです。