退職後に1日10時間社労士を勉強

性別男性
年代50代
試験年度2019年(令和1年度)
エリア神奈川県
勉強時間1000時間
勉強期間1年間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数3回目
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
人事総務の部長職を長く務めた後、人事異動により関係子会社に転籍。60歳までの間の3年間、これまでの激務から解放されたこともあり、余裕のできた時間で社会保険労務士資格を取ることを決意。開業して収入の糧にする方法としてというより、これまでのキャリアを自己証明したいという思いが強かった。職歴として大会社の部長職のキャリアはあったが、それは自己満足だけであり、人事総務の経験上社会的な証明にならないと思っていた。

1回目の受験
在職中、自動車通勤の間のDVDの聞き流し、土日の図書館学習を中心に学習するも、受験実力は付かず、一応受験。当然、不合格。自己採点すらせず。

2回目の受験
1年目と同じ方法。想定以上に仕事が忙しくなり、勉強時間が確保できず、3月くらいにはこの年の合格は諦めた。受験は一応したが当然不合格。

3回目の受験
60歳定年を前に早期退職を決意。3月から、毎日図書館で10時間以上学習。思考力に自信はあったが、記憶力が低下していることを強く実感した。とにかく、暗記できない、すぐ忘れてしまう。そこで、基本問題で着実に得点できるよう、基本を反復した。同じ過去問は20回以上反復したと思う。退路を断って受験に臨んできたつもりだったが、何度も心が折られ、受験日まで合格できる確固たる自信はなかった。自信がなかったためなのか、やり切ったという満足感からか、受験はプレッシャーなく臨めた。
受験直後は今年もダメだったという感触しかなく、受験会場から最寄り駅に行くまでの居酒屋で一人反省会。受験会場でもらった選択式の模範解答で採点、社会保険一般が基準点足らず、再度落胆。
しかし合格基準点が引き下がったことにより、合格できた。

自分なりに合格できた理由を分析すると、模擬試験結果で何度も心が折れたがとにかく最後までやり切ろうとしたこと、衰えた記憶力を自覚し基本を反復して満点求めず基本事項を徹底することに注力したことがあると思う。
また、労働・社保一般は法令以外の勉強はしてこなかったが、自身の職業経験が活きたと思う。
2おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



◀合格体験記へ戻る