社労士と行政書士に連続合格

性別男性
年代30代
試験年度2019年(令和1年度)
エリア福岡県
勉強時間1000時間
勉強期間10ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数初学者(1回目)
ダブルライセンス行政書士
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
■お礼
フォーサイトの教材と先生方のおかげで、平成最後の行政書士試験、令和最初の社会保険労務士試験と連続して合格することができました。
フォーサイトの教材がなければ、とても達成することができなかったと思います。

まずはフォーサイトの福澤先生、加藤先生に心からお礼を申し上げます。
先生方の講義と励ましを糧にすることで、辛い勉強を続けることができました。

■きっかけ
法律初学者の私が行政書士、社会保険労務士を目指し始めたのは、平成30年4月でした。34歳の誕生日を迎え、漠然と35歳までに何か形があるものが欲しい、と思ったことがきっかけです。
仕事でも行政書士・社会保険労務士の先生方との関わりが多く、自分も同じステージで仕事をしたいと思ったことも大きな理由のひとつでした。

■教材選び
インターネットで情報を集めていてフォーサイトのホームページを偶然見かけ、見やすいテキスト、最短で合格という言葉に(最初は半信半疑で)体験資料を申し込みました。3日もしないうちに立派なテキストの見本とDVDが届いたのに驚いたことを覚えています。
4月13日から行政書士試験の勉強を始めて、11月の試験の自己採点でボーダーラインを超えていましたので、翌日には社会保険労務士講座を申し込んでいました。
フォーサイトの教材は本当に読みやすく、繰り返しやすくできていると感じます。
いきなり100%の理解ができなくても、数%ずつの理解を繰り返していけば、自然と何を言っているのか、何を問われているのかが理解が進んでいきます。

■工夫したこと
テキスト・過去問・講義は全て大きめのタブレットに入れて常に手許に置いていました。本当に少しの隙間時間でもテキストを読んだり、道場破り(eラーニング)で確認テストを解いたりすることで試験の内容が体に馴染んでいくのを感じていました。
その他、スマートフォンの時間管理アプリで勉強時間をつけていくことで、モチベーションを維持していました。最終的には1,100時間の勉強時間を確保しました。

■社会保険労務士試験の勉強スケジュール
社会保険労務士試験の実際の勉強期間は11月16日から8月25日までの9ヶ月間でした。フルタイムで仕事をしておりますので、主に出勤前と通勤時間、昼休みなどの隙間時間がメインの勉強時間でした。また、車での移動中もDVDの音声だけをずっと聞いていました。聞くだけでなく、先生の言っている後を追いかけて口に出すことで、内容をきちんと意識することができました。

■11月~翌年1月
ひとまず勉強計画を立てるにあたって道場破りにて質問したところ、とても丁寧にかつ戦略的に説明を受けることができました。
過去のテキスト(道場破りでダウンロード)を使って、できるだけ早くテキストを1回転するほうが良いとアドバイスを受けて、1月半ばまでにテキストの通読とチェックテスト、道場破りの確認テストを終わらせました。
この時点では全体像がぼんやり見えた程度で、細かい条文はもちろん、制度の仕組みについてもほぼ覚えられていませんでした。

■2月~3月
過去問の1回転目をとにかく終わらせました。
もちろん分かる問題は少なく、不正解が続き心が折れそうになることが何度もありました。道場破りの過去問題集を使うことで、ゲーム感覚で進められたことは大きな助けになりました。
何度も間違えるところは、テキストに戻って「何を問われているのか」が分かるまで
確認をしたことで徐々に力がついていきました。

■4月~6月
過去問の2回転目と直前対策講座を進めました。
過去問もまだ全然やりこんでいない状態で直前対策も始まりましたので、もうあっぷあっぷです。それでも横断まとめを何度も読んで、DVDを聞きなんとか理解したつもりになっていました。

■7月~8月
7月も半ば、試験まで残り1ヶ月になったところで、最後の基礎確認ということで
択一対策編の問題を解きました。解説DVDで加藤先生が「大部分は正解できたかと思いますが?」と仰っていましたが、私は9割不正解。
もう諦めようかと真剣に悩みました。
ただ、ここまで真剣に努力をしてきたし、自分も士業をやりたい!という一心で勉強を続けました。この時期が一番精神的にもきつかったと思います。

もし、今回ダメでもここで基礎を固めておけば来年にも繋がるだろうと考えて、この択一対策編を少なくとも5回、難しい問題は10回近く繰り返し解きました。
この択一対策編は一問一答式になっていますので、過去問のように組み合わせで正当が分かることがありません。純粋にその問いのどこが間違っているか、またどこを直せば正解になるかを考えることができました。

選択対策編では選択肢を見る前に、自分で考えた回答を枠の近くに書き込むようにしていました。そうすることで大意を把握した上で、正しい言葉を選ぶ力がついたように感じます。

■試験当日と結果
当日を迎えてもまったく自信はありませんでした。
ただ、ギリギリでもいいから合格する!どんなに小さなヒントでもいいから見つけて1点でも多くもぎ取ってやると思って試験に臨みました。

私が受験した年は選択式は比較的点数が取りやすい年でしたが、案の定一般常識は聞いたこともないような問いもありました。その中でも直前対策編でやった覚えがある内容もあって救われました。結果的には34点、社会保険に関する一般常識は2点しか確保できませんでしたが補正に救われました。

択一式はボリュームが多く厳しい内容でしたが、とにかく「何を問われているのか」を意識して解きました。結果は44点。本当にギリギリで合格することができました。

■最後に
最後までフォーサイトを信じて勉強を続けたことで、行政書士試験に続き社会保険労務士試験も一発合格することができました。
これからは資格を活かして業務をどのように展開していくか、ワクワクしながら悩んでいます。
フォーサイトの皆様に心から感謝いたします。
4おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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