7カ月前に社労士の学習を始め合格
【社会保険労務士】
2019年(平成31年度)合格
- 勉強期間
- 8ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 公務員
- 年代
- 40代
- 性別
- 男性
取り掛かりが試験7ケ月前からだったこと、多忙を理由になかなかはかどらなかったことなど、色々反省点はありますが、ここでは大きな失敗と考えております2点について述べさせていただきます。
■(1)過去問への取り掛かりが遅かった
基礎講座全てを1回通してから過去問に取り掛かることにしましたが、基礎講座の番号順(労働基準法から)に進めるに従って、理解することに時間がかかるようになり、道場破りで設定したスケジュールからかなり遅れるようになりました。結果、過去問を少しずつ始めたのが3月に入ってから、それも週に数問、ひどいときは数週間丸々手を付けないこともあり、本格的に取り組みだしたのは7月に入ってからでした。試験1か月前の7月28日に取り組んだ模擬試験は択一24、選択22と散々でした。
8月は台風がたびたび接近したことから、家周りの修繕や改修で3日間全く問題を解けないこともあったものの、仕事をできるだけ定時で切り上げ、家族サービスも行わず過去問・予想問に打ち込んだことから何とか滑り込んだ恰好です。
基礎講座だけでは実際の出題形式が分からず漠然とテキストを読み込むだけなので、過去問はできるだけ早い時期から解いていった方が良かったと反省しております。ただし、基礎講座を早く一通り終わらせることも重要なのでバランスに注意です。
■(2)試験対策をもう少し行うべきだった
本試験では、択一式で時間が足りませんでした。ページ順に解きましたが、1科目30分で問題用紙の各科目の最初のページに取り掛かる目安時刻を書き込んだものの、健康保険の時点でかなり時間が無くなっておりました。終盤の厚生年金・国民年金は、かなり焦りながら心臓バクバクで解いていったため各問・各肢をしっかり吟味する精神的余裕がありませんでした。
(1)の反省にも通じるのですが、社会保険分野、特に年金は難解なこともあって基礎講座・過去問集とも最後に位置付けられており、私も年金に関する勉強の開始がギリギリとなってしまいました。年金の過去問だけは早いうちに、少しずつ当たって慣れていた方が良かったと反省しております。
色々な模試を受ける必要はない(各社によって完成度がマチマチと思われます)ですが、フォーサイトの模試講座を受けておけば良かったです。1万円程を惜しんだため本番で苦労することになってしまいました。
来年50となり、最近記憶力に自信がなくなっておりましたが、まだまだ何とかなりました。試験前1か月の追い込みで飛躍的に伸びました。
仕事・子育て・介護など、みなさまの多くが自分の思うように勉強できない環境かと思います。それに加えて、今年は台風・大雨など想定していなかった障害も多数発生しました。それでも自分の能力を信じて、最後まであきらめずに全力を尽くしてみてください。