社労士試験月の8月にまさかの引越

性別男性
年代30代
試験年度2019年(令和1年度)
エリア大阪府
勉強時間1000時間
勉強期間1年間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数2回目
ダブルライセンス年金アドバイザー
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
■細かいことは気にせずとにかく前にすすむ
私は、民間企業の総務部門で人事系を担当しています。
受験のきっかけは、勤務する会社の事業再編で自身が勤務する事業所が閉鎖され他府県への移転が決まり、約300人パートタイマーが会社都合で退職することになるため、雇用保険の基本手当に関する質問や平均年齢が高いこともあり年金に関する質問への対応が求められることが予想されたため対応力をつけるにはどうしたらよいか考えたとき、社労士の学習が必要スキルを身に着ける近道と考えチャレンジを決めました。
一発合格を目指して勉強をしたましたが一度目は、力及ばす不合格となりましたが迷わず2度の受験を決心しました。
自己採点で不合格とわかったあと気分転換も兼ねて年金アドバイザー3級を受験したので本格的な学習再開は11月からでした。
一度目の受験勉強時から残業も多く、平日は机に向かって集中して学習する時間がなかなかとれない状況でした。このような状況だったのでテキストを読んで中々覚えれないことや同じ問題を何度も間違えることに、いちいちくよくよしている時間もなく何度も繰り返せばそのうち覚えるだろうと腹をくくって今日はここまでと決めたことをやり続けることの繰り返しでした。加藤先生が講義中に繰り返しおっしゃっていた、あまり立ち止まらず前に進むことが合格に近づくという言葉をとにかく信じて進みました。
■すきま時間は道場破りの音声講義をフル活用
学習時間は、平日は、通勤と帰宅時の1時間半と就寝前の1~2時間、休日は5~10時間程度でした。通勤時に自転車で10分程の最寄り駅に徒歩で20分程かけて行きその間に道場破りで音声講義を聞き、10分程度電車に乗っている間は過去問を1~2問程解いて、着いた先の駅から会社までバスで15分位のところを30分程歩きまた音声講義を聞くことを出勤時、帰宅時におこなうことで学習時間を稼いでいました。
帰宅後は寝る前に1~2時間程度、過去問を解いていました。
過去問については、今日はこの項目を解くと決めて間違えた個所も深く考え込まず決めたテーマをやり切りきってしまい解き終えたら寝ねてしまっていました。翌朝の通勤時に前日のテーマ個所に関する音声講義を聞いていると、前日の間違えた個所の解説を先生がいつ説明するのか自然に集中して聞いていて、該当箇所の説明がされると理解がいっきに進み記憶への定着にも効果があったように感じました。
このすきま時間の活用に道場破りが大活躍でした。二度目の受験時は学習時間の多くに道場破りを活用していました。
■結局は暗記の王道である繰り返し学習が効果的
過去問は、科目により多少違いはありますが5~7回は繰り返しました。
過去問を解く、間違えた個所を翌日に音声講義で復習の単純作業をとにかく繰り返しました。
■一番学力が伸びると言われている直前期に大ピンチ
仕事の事情で受験月で8月に事業所移転先に転勤が決まり7月は家探しと引っ越し準備、8月初旬は引っ越し荷物の受け取り、役所への届出対応で思うように勉強ができない中で受験日を迎えることになりました。
肝心の直前期に思うように勉強時間が稼げないことがわかり焦りもあったのですが、どうしようと考えている時間ももったいないと考え一問でも多く過去問を解くこと、一ページでも多くテキストを読むことが合格に近づくと気をとりなおして学習を進めました。
昨年は、選択で2科目の足切り、択一で一点足りずでしたが、今年は救済もうけることなく無事基準点を上回り合格することができました。結局は、特別な勉強をしたわけでなく、テキストと過去問を繰り返すための時間をどう稼ぐかを考え、捻出した時間にとにかく勉強したことにつきると思います。
■なぜ社労士資格を取りたいかの目的意識が原動力
私の場合、社労士の学習が仕事に直結することもあり2年という長い期間も集中して勉強することが出来たように感じています。
これから社労士を目指す方はなぜ自分は社労士の資格を取りたいのか取得の目的を思い出して欲しいと思います。
社労士は合格率の低い資格ではありますが強い意志があれば決して取れない資格ではないと思いますので是非チャレンジして欲しいと思います。
3おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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