奇跡的な出会いに後押しされて

性別女性
年代50代
試験年度2020年(令和2年度)
エリア広島県
勉強時間1000時間
勉強期間1年間
職業正社員(サラリーマン)
勉強法選択肢,過去問,模試
商品DVD,テキスト,eラーニング
受験回数初学者(1回目)
学習スタイル予備校
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
◆受験のきっかけ


 現職は総務で人事労務手続きも担当し、社会保険や雇用保険の適用関係、労働保険の年度更新等テキストで学ぶこれらの実務は一応守備範囲。社労士試験に興味はあるも、日々の業務と家事、子どもたちの進学などが優先しなかなか踏み出せなかった。


 管理的業務にシフトした昨年9月頃に加藤先生のブログをそうと知らずに拝見。ちょうど昨年の試験の所感などの内容で、ちょっと興味がわいたので(なぜか傍にバナーがあった)フォーサイト教材のサンプルを取り寄せてみた。DVDと労基テキストを試してみて「これなら続けられそう」と思い、かなり気軽にバリューセット2を申し込んだ。社内で多少融通の利く立場になり、子どもたちも自宅外へ進学していき「自分が自由に使える時間」が確保できそうなタイミングでの加藤先生のブログ(とフォーサイトサンプル教材)との奇跡的な出会いだった(笑)


◆とりあえず始めて見たけど集中が続かない


 実務と試験は正直全くの別物だと思う。


 DVDを見ながらテキストを読むのだが、内容が頭に入ってこないし二神先生の説明も右から左に抜けていくし、そうこうするうちに「・・・今日はもうやめよう」。


 勉強を始めた当初は帰宅後DVDを見ながらテキストを読む、が基本で、道場破りもスマホ、タブレット、会社PCの3か所からいつでも入れるようにしていたが、なかなか平日に時間を作るのが難しく、よく言われる「通勤時間の利用」も車通勤のドアtoドア、車内は好きな曲で満たしていたい自分にとってこの時間はどうしても譲れない(笑)


 テキストを読み進めていくと道場破りのチェックテストにチャレンジできるようになり多少「スキマ時間」も活用したが、当時の予定ノートには「今日はもう寝る」「疲れた」的な文字が並んでおり、時期的に繁忙期だったことも重なって理解も進まず手ごたえもない日々が続いていた。


◆コロナ、コロナ、コロナ


 3月頃から実務にも影響が出始め、人事労務関連手続きで忙殺。世間でリモート勤務が推奨される中、通常通りの出社を余儀なくされていた。


 下の子が通う学校の休校が決まり、自宅へ戻ってきてからは家庭内でも感染防止に気を付ける生活。再開はオンラインで5月半ばから、登校は6月に入ってから。その間子どもが精神的に不安定になっていたこともあり、自宅ではできるだけ一緒に過ごすことを優先した結果、勉強はこの時期ほぼストップした。ただ、受験申込だけはしておいた。「勉強できるようになったら絶対合格するまで勉強する」と。閉塞感しかなかった時期だったが逆に不思議とやる気が出てきた。


◆学習開始!


 6月に入ってから本腰を入れた。


 ここまでとりあえずテキストに全部目を通して、過去問を1周なんとかかんとかやってみた程度で知識は全く身についていない。とにかく学習の中身がスカスカだった。eライブスタディは欠かさず参加したが、範囲の予習をしていてもなかなか論点が見極められず毎回撃沈!それでも二神先生の講義は解説も、時々ぶち込まれるネタもテンポがよくて参加を楽しみにしていたしチャットも楽しんでいた。が、自分なりに予定を組んで勉強していたことで講義範囲の予習に時間を取れず、そのまま参加した回で作問者の意図に見事に引っ掛かり誤答。その誤答に対する先生の解説に呼応して「勉強不足!」とコメントがあった・・・瞬間的に自分に言われたと思った。胸が痛くて痛くて、いつのまにか涙が出ていた・・・自分が情けなくて悔しくて。こんなに頑張って時間作って勉強してるけど勉強不足なんだ・・・。


 先生はこのコメントに対してすぐに対応してくださった。


「みんなが今勉強している箇所は人それぞれだから勉強不足って言葉は当てはまらないんだよ」


 この先生の言葉も自分に言ってくださったんだと思った。確かに今自分は今回の講義範囲じゃないところに取り組んでる。今日の誤答=勉強不足じゃない。試験当日に正解できたらいいんだ!


 ただ、この回以降のeライブスタディは参加はしたがチャット機能は封印。コメント欄も隠し、先生の問いかけには画面越しに声で答えるというはなはだアナログなものとなってしまった(笑)メンタル弱いんです・・・。


◆過去問と模試


 過去問の解き方は二神先生に教わった通り、全部の肢の正誤を判断してその判断理由等をノートに記載しテキストに戻って確認。この作業を直前までやった。これだとどんなに頑張っても1時間に12問程度しか解けなかったし、そもそも過去問の1周目は本当に時間がかかった。でもこれをやると1問解く間に何倍も学習ができる。先生の言葉を信じてとにかく続けた。ノートはフォーサイトの専用ノートを使ったがセットについていたノートの残りが6月時点で2冊。迷ったが5冊追加注文し、絶対使い切る!と悲壮な(笑)覚悟で臨み、結果的に試験前には足りなくなった。択一の一問一答などもこのノートを使ったので一概には言えないが単純計算で1.7万超えの肢に取り組んだことになる。タイムアタック的な訓練はチェックテストや確認テストを利用した。


 模試はセットについていたものと模試講座の2回分で計3回。いずれも自宅で試験当日の時間通りに「マスクをつけて」臨んだ。択一の時間配分や服装や昼食についても当日を想定して自分なりに工夫し、できるだけ実戦モードを心がけた。模試の結果は散々だったが、「本番じゃなくてよかった~」と思うようにしていたし、新たに自分の弱点が見つかるのだから「模試ありがとう~」だった(実は結構へこみました)。


◆学習が楽しくなる?


 よく二神先生が「だんだんわかってくると学習が楽しくなっていくらでも問題が解けるようになるから、そこまでたどり着けるように日々の積み重ねを」とおっしゃっていたが、自分ではそこまで「楽しく」解けていたかどうかは不明。でも直前期は平日でも4時間以上、土日は6時間以上勉強していても平気になっていた(慢性的な首凝りは発生していたが)。取り組み始めた頃が嘘のようだが一旦問題を解き始めるとかなり集中できていて、「ちょっと疲れたな」というのが自分の場合は大体1時間だった。で、10分程度休憩してまた1時間、というようなペースで問題を解いていくことに抵抗がなくなっていたのは事実。今ノートを見返すと、最初の頃は丁寧な字で解答解説を写すだけだが、直前期は科目横断的な内容をあちこちに書きなぐっていて、バラバラだった知識がだんだん紐付けられていく感じが読み取れる。おそらく自分でも気づかないうちに少しずつ本当に少しずつ力がついていったのだろうと思う。総学習時間は800時間を超えていた。


◆試験前日と当日


 前日に加藤先生と二神先生の応援動画に勇気をもらった。また、加藤先生のヤマ当て動画もアップされてから何度か確認していたがそもそも10科目もあると「ここが出る!」ところがありすぎて(笑)それ「ばかり」を追うのは最初からやめた。加藤先生がおっしゃっていた「ダメかもしれないと思ったら合格も逃げていく。だから最後まで絶対にあきらめてはいけない」という言葉が結果的に当日の労一問題を解く踏ん張りになった。自分なりにできることをできるだけ頑張ってどうにかこうにか試験当日を迎え、割と選択式問題が解けている実感があり「これ、行けるかも?」と少々調子に乗っていた時にあの問題にぶつかった。一瞬「ダメかも」と思った。3点取る自信は全くなく精神的にかなり揺らいだ。その時にふっと加藤先生の昨日の言葉がよぎった。「絶対あきらめない!」とりあえず埋めた2か所以外は後回しにした。労一以外は3点取れる手ごたえがあったのであとは労一だけ・・・ここで3点取れないと不合格。言葉の意味を考えながらできるだけ冷静になったつもりで選んだ。でも多分とってもテンパっていたのだと思う。後から見れば他に選びようのない選択肢なのにその時はどうしてもたどり着けなかった。結果、最初に入れた2か所のうちの1か所と粘ったうちの1か所が正解で2点。


 当日夜の二神先生の選択式解答速報はどうしても見ることができず、自己採点ツールに解答を打ち込んでフォーサイトに送った後は寝てしまった。その後労一の基準点が下がれば合格ラインに届きそうな総合点だったことを知る。


◆発表までの時間と今


 加藤先生の総評をはじめ予備校等の集計結果で労一は2点に引き下げ濃厚との予想だったが、11/6の発表を見るまでは精神的に乱高下することが多く、また、あれだけ確保していた学習時間分がぽっかり空いてしまって、余計気持ちがグルグルしてしまっていたので、発表を待たず次の勉強を始めることにした。「目指せ!財務諸表の読める社労士!」(笑)


 発表当日にインターネット官報で自分の番号を見つけ、何度も何度も見直し、見間違いでないことを確認した。ふわふわした気分で道場破りの質問箱から合格の報告をしたらすぐに二神先生からおめでとうの返事をいただけた。しみじみ嬉しかった。


 今振り返っても「奇跡的」な合格としか思えないけれど、偶然あの日加藤先生のブログに出会ったことでこの一連の騒動記(ですよね?)を書くことができた。何かの縁だったのだと思うが大切にできて本当によかった。尚、即開業登録の予定。


 加藤先生、二神先生、そしてフォーサイトの担当者の皆様、ありがとうございました。
5おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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