
学習計画を立てて一発合格!
【社会保険労務士】
2020年(平成32年度)合格
- 勉強期間
- 1年間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
学習を始める前に、講座を申し込んですぐに届いた学習戦略を使用してどの科目にどれくらいの比重を置いて勉強をするか、いつまでにどの程度の学習を終わらせて置くのかと言うことをまず初めに計画しました。
合格体験記や試験に不合格だった人の勉強方法の違いなどを徹底的に調べ、
①勉強時間が取れていても不合格になる人は選択での足切りとなっている人が圧倒的に多い
②基礎を理解できていれば、択一式の合格点は取れる
③一般常識で足切りとなる可能性が高いので、主要8科目は5月中に終わらせ一般常識に1番時間をかける
④不合格になっている人の特徴として、多くの教材に手を出している人が多い
以上4点の自らの考察をもとに、基礎の理解と暗記を何度も行えるよう、試験日から逆算して学習計画を立てました。
■基礎講座の講義について
私は問題集ベースで学習を進めて行くタイプのため、講義を通して見たのは始めの一回と試験直前の一回のみです。
(理解できなかった所のみ何度か繰り返して見ました)
何度も講義を聞くよりも、過去問や問題集を何度も繰り返して理解したあとで受ける1度の講義の方が確実に力になると思ったからです。
勉強方法は人それぞれ違うと思いますが、科目数や暗記量が多い試験だからこそ、自分にとって効率的に確実に力になる勉強方法を早期に見つける事が大切だと思います。
■過去問
やはり学習で1番大切なのは過去問を繰り返すことです。
講義だけではわからない、設問文のクセやひっかけ方、解くために必要な解答の導き方を徹底的に身につけることです。
私は何十回も繰り返す方法ではなく、一問一問をかなり丁寧に、全科目3回繰り返しました。
解説が丁寧に載っていたため、過去問講義については使用しませんでした。
また、同時に選択式についての問題が足りていないと感じていたため他社の選択式問題(tac暗記カード)も併用し、他社選択式問題集→フォーサイト過去問の順番で科目ごとに進めました。
別途購入した横断集を参照したり、まとめノートを作成しながら進めたためかなり時間がかかりましたが、確実に力がついたと実感しています。
後半は択一式の問題も、選択式で問われた時に解答できるようにしっかりと読み込みを行いました。
■法改正
直前講座の法改正は重要です。
選択式で出た場合は大切な一点を落とすことになりかねません。
一冊の量の多さに驚きましたが、これまでの学習で基礎ができていれば変更点のみ押さえれば良いのであまり苦にはならず、楽しんで講座を受けることができました。
■一般常識の学習方法について
範囲が広く、覚えることが多いので最後まで苦手でした。
フォーサイトの基礎講座、白書対策にプラスして、tacの合格テキストを何度も読み込み暗記をしました。
ここまでして解けない問題は他の人にも解けないはずだ、と自分に言い聞かせて何度も何度も、題名や注釈までしっかりと目を通すようにしました。
その結果、択一選択ともに足切りはありませんでした。
以上が私の行った学習方法です。
1番大切な事は、必ずいつまでに受かるんだ。と自分で決めることです。
そして、正しく試験の仕組みを理解して、学習計画を立てて遵守していくこと。
フォーサイトの先生方もおっしゃっているように、この試験は満点を取る必要はありません。
高得点を取ることではなく、合格点をクリアして、足切りに合わないように満遍なく知識をつけることが、社会保険労務士の試験に求められているということです。
働きながら時間を捻出して社労士試験に合格するためには努力も必要ですが、学習の効率も大変重要となってきます。
今後試験を受ける方へ、少しでも参考になり合格されることを心より応援しております。