社労士の旧テキストと新テキストどちらも活用

性別女性
年代40代
職業その他職業
仕事でのステップアップのため社労士試験に挑戦することにし、インターネットで調べた結果、2011年6月下旬にフォーサイトの講座を申し込みました。

フォーサイトを選んだ理由は、合格率が高いこと、DVDが専用スタジオで撮影されていること、価格が他の通信教育と比較して安価であることです。

フルタイムで仕事をしており、また子供もいるため、勉強時間の確保が一番の問題でした。1日2時間を目標とし、朝早く起きて1時間、通勤の30分(満員電車であまり勉強ができないため)、昼休みの30分を勉強時間にあてることにしました。

その他、夜や週末は、余力とスケジュールに応じて勉強時間を確保していきました。また、家事の時などは1.5倍速で講義CDを聴いたりしていました。


勉強は、おおむね次のような方法で進めました。

1)DVDを見ながらテキストを精読。重要点などはテキストに書き込み。

2)過去問をノートに解き、DVD解説を見ながら重要事項をテキストに書き込み。

3)一通り勉強を終えたものの、最初の頃の内容をほとんど忘れていたため、再度講義CDを聞きながらテキスト読み。

4)過去問を繰り返し演習。2回目以降はノートは使用せず、論点を理解し正答できたかどうかを各肢ごとに○×で記入。

この時、1問ずつ解いていくと消去法で答えを判断してしまうこともあるので、問題集のAの肢を全て解いてからBの肢へ移り、全教科が解き終わったら、今度は最終ページのEの肢からEを全て解いていく...という工夫をしました。

また、間違えた問題はその都度テキストで確認しました。

5)2012年度の教材が届いてからは、新しいDVDを見ながら、旧テキストに書き込んだ内容を新テキストに書き写していく、という作業を行いました。

6)新しい教材で3)~4)を繰り返し、最終的に教材の新旧を合わせ、過去問を7~8回ほど繰り返しました。

7)直前講座を一通り受講しましたが、時間が足りずやや消化不足に終わってしまいました。ただ、予想問題集だけは、法改正に慣れるため、繰り返し解くようにしました。勉強を進めるうちに、横断学習の必要性を感じてきたため、4月頃からは横断用のまとめシートをパソコンで作り始めました。

ノートではなくパソコンを使用したのは、手書きよりも入力する方が早いことと、追加・修正が容易なためです。平日はテキストや問題集の該当箇所に付箋を貼っておき、週末にまとめて横断シートを作成するようにしました。

このシートの作成があいまいだった知識の定着と、直前期の復習に役立ちました。8月に入ってからの直前期は、土日の他に休暇を2日ほど取り、家事や子供の宿題を見る時間などを除き朝から夜まで勉強しました。

過去問の間違えた箇所を重点的に何度も繰り返した他、テキストを一通りざっと読みなおしました。

模試は、フォーサイトから届いたものしか行いませんでしたが、択一式が合格ラインに満たない状態であることがわかり、最後の追い込みのための良い刺激となりました。

また、自宅で行った一度の模試でも、択一式がいかに体力と精神力が必要であるかが分かり、当日の試験の時間配分などに役立ったと思います。

今回、初めての挑戦で無事合格できたのもフォーサイトのおかげだと思っています。他の教材に目移りする余裕もなかったのですが、自分の決めた教材を繰り返し使用することで合格につながったと思います。
6おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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