500時間、10か月で一発合格!初学者にぴったりの教材でした。

加村さんは、専門商社で総務や安全衛生に関する業務を担当しています。1回目の受験で見事一発合格された加村さんにも苦しい時期がありました。学習の進め方や効果的な教材の使い方など、これからの受験生に役立つお話しをたくさん伺うことができました。

人物
対象講座
社会保険労務士通信講座
受講講座
社会保険労務士バリューセット2(基礎+過去問+直前対策)
プロフィール
30代 会社員

社会保険労務士の資格取得を目指した理由を教えてください。

仕事に活かすため、体系的に勉強しようと思いました。

学生の頃から社労士を取ってみたいなという漠然とした想いがあったのですが、最後のひと押しが足りなかったんです。そんななか会社で安全衛生を担当していて、衛生管理者や安全管理者の資格を取って仕事をしていました。

ただ、それだけの知識だと社内で起きるトラブルに対処できないと言いますか、委員会で思うように意見ができないという辛い思いがあって、今回体系的にしっかり勉強しようと思い、社労士を目指しました。

通信教育を選んだ理由は何ですか?

通学よりも自由に、独学よりもペースを守って勉強できそうでした。

通信教育か独学で行くか、あるいは学校に通うか、この3択で考えました。
学校に通うとなると当時住んでいたところから中々通いづらいですとか、毎週決まった時間を拘束されてしまうというところが、やっぱりプライベートも考えると辛いかなと思いました。
独学は、学習ペースが乱れたり、法改正に対応できなかったりすることが想定されました。

自分のペースで進められながらも、ある程度ペースを作ってもらいながら勉強した方が良いのかなということで、最終的には通信教育に決めました。

数ある通信教育の中からフォーサイトを選んでいただいた理由は何ですか?

資料請求をして、様々なメリットがあると感じました。

いくつか教材を取り寄せて試してみたのですが、初学者の私でもなんとかなりそうな気がしたからです。
聞きやすい声で丁寧にポイントを押さえて話してくれる加藤先生の講義、フルカラーでポイントを絞ったテキスト、合格率の高さ、スマホ学習ができること、そして手ごろな価格がポイントでした。

1回目の受験で見事合格されました。一発合格の秘訣はありますか?

安定した勉強時間の確保と、メンタルも含めた準備が重要。

元々学生時代も法律は勉強していなくて、全くの初めてだったんですね。
社労士を目指すにあたって、まずしっかり生活リズムを整えて時間を作ろうっていうところと、あとは私の個人的な経験で、大学受験の時に会場の雰囲気に飲まれてしまったことがあって。
なので、今回はとにかく飲まれないようにということで、模試を受ける時は試験と同じスケジュールを朝から組んで前日から準備をしました。本番でも気持ちが折れたりしないようにと準備段階から意識していました。

特別な勉強をしていたかというとそういうわけではなくて、模試は外部で受けたりしていたんですけど、それ以外はフォーサイトさんの教材だけを使って合格できました。

安定した勉強時間の確保と、メンタルも含めた準備が重要。

「合格点主義」で作っているフォーサイトの教材で、「足りないな」と感じた部分はありましたか?

マニアックすぎる知識は不要。初学者に適切な分量でした。

足りないという感じはなかったです。模試などを受けて解説を見ていても、あまりにもマニアックで読んでも分からないものとかもあったりして、そういう箇所は教材に載っていてもしょうがないんじゃないかなって思いがありました。

とりあえずフォーサイトの教材をやって、自分がダメならみんなも出来ないんだと思っちゃえば、そんなに心配はなかったです。実際過去問を解いている時に、テキストと過去問を照らし合わせて、足りないってことはなかったですね。

法改正についても、元々テキストが試験の年度に合わせて改正済みの内容になっていたり、途中で改正が入った場合も随時ご案内いただけて。自分で調べる必要がなくて、あるものをひたすら覚えていけばいいと。
私みたいに法律を勉強したベースがない人からすると、逆にこれ以上つめこまれても消化不良で終わってしまうのかなという気はしていました。

学習期間と合計の学習時間はどれくらいでしたか?

焦らず落ち着いて勉強できるペースでした。

約10か月で、合計で500時間程度です。
次の教材が届くまでには一回は必ず、一通りテキストは読んで問題を解いた状態だったので、割とマイペースに勉強できました。

学習のペースはどのようにつかみましたか?

まずは勉強する習慣をつけて、そこから少しずつ時間を伸ばしていきました。

基本的には私の場合は仕事が終わってから勉強していました。
最初から無理に長時間勉強するのではなく、週5時間、10時間、15時間、20時間…と徐々に勉強時間を延ばしていきました。

最初のころは1日1時間もしんどくなってしまって、試験に受かるには1週間で20時間は担保しようと思っていたんですが、最初20時間どころか10時間もいかない週が続いてしまって。とにかく最初は勉強する習慣をつけるだけで苦労しました。
やっていくうちに週30時間以上勉強するとしんどいのがわかり、週20~30時間をキープできるよう、週5~6日の勉強計画を組みました。

普段の勉強で気を付けたことはありますか?

限られた時間で解答しなければならない試験本番を意識。

問題を解くときの、時間の使い方には気を付けました。私の場合は、選択式は全く時間に心配がなくて大体40分あれば全部解けたんですが、択一式がすごく波があって、30分くらい余るときもあれば、最後10分で駆け込むようなこともあって。本番も実は結構ギリギリでした。

フォーサイトさんの過去問テキストは問題毎に「この問題は何分、何秒以内で解く」と書いてあるので、その時間を超えないようにしようということは、ずっとこだわっていました。

限られた時間で解答しなければならない試験本番を意識。

フォーサイトの教材はどのようなところが良かったですか?

講義は聞きやすく、無駄がないところが良かったです!

まずテキストがやっぱりキレイで読みやすいというところ。そして加藤先生の講義がすごく聞きやすくて無駄なところがなくて。学校によってはすごく、もごもごした声で聞き取れないとか、余計な事をいっぱい喋ってるとかあるんですけど、そういったことが無い。私自身は、今回、初めて法律を本格的に勉強することになったので、必要なところがぎゅっ!っと、まとまってて良いなと思いました。

また、テキストや問題集の校正のクオリティが高いと感じました。法改正でテキスト修正のお知らせが来ましたが、誤字脱字はなく、安心して使うことが出来ました。
高得点での合格といった派手なパフォーマンスや、楽をして合格したい、という方には不満でしょうが、できる範囲でコツコツ丁寧に仕上げていこう、という方にはお勧めです。

講義は聞きやすく、無駄がないところが良かったです!

一番良かった教材(講座)は何ですか?

一つに選べないくらい、どの教材も良かったです。

基礎講座、過去問講座、直前対策講座、模試、どれも私にとって良かったです。
基礎講座は、初めて勉強する人でも平易な言葉の解説で学べます。
過去問講座は、実際に出た問題を適宜修正して現在の法律に沿って直されており、安心して最新の知識で臨むことができます。
直前対策講座でびっくりしたのは、これまでの学習で法律ごとの共通点や相違点がだんだんこんがらがってきて、どうやって勉強しなおしたらよいのか?と考えていたところに、そのものズバリなテキストだったことです。

一つに選べないくらい、どの教材も良かったです。

質問機能は使われましたか?

あえて聞かなくても教材を見れば解決できました。

当初はたくさん使うかもしれないと思ったんですが、実際に依頼したのは1回だけでした。それも直前期に1箇所だけだったと思うんですね。
難しいなとか、分からないなってことはあったんですけれど、基本的にはテキストを読み返したり、講義を聞き直すと答えは大体書いてありました。必要なものは最初から載っているので、結果的にほとんど質問はしませんでした。

eラーニング「道場破り」はいかがでしたか?

「欲しいな」という機能がぎゅっと詰まっていました。

フォーサイトが良かったなと思うことの一つに、全部の講義を「道場破り」で観られるというところでした。私は喫茶店で勉強するとか、自習室で勉強するということが多くて、パソコンを持ち歩きたくなかったんです。どうしたら楽だろうと考えた時にスマホが一番楽だったんです。

毎日、スマホアプリ版を使っていましたね。確認テストだったら、ちょっとした時間でも出来ますし、講義も最初は1.0倍で聴いて、2回目以降は早回しで聴いて、ずっと何回もやっていました。

「欲しいな」という機能がぎゅっと詰まっていました。

自習室での学習はおススメですか?

頑張っている人を見て、刺激を受けました。

自習室は静かですし、周りがみんな勉強しているので、自分もやらなきゃという気持ちにすごくなれました。
ちょうど時期的には司法書士だったり法律系の試験が色々あったので、法律の勉強をしている人が多かったです。そんな中で「私も受からなきゃ」、みたいな気持ちになれたのがよかったのかなと思っています。

苦しかった時期はありませんでしたか?

年金がボロボロと崩壊…本当に焦りました。

年金2科目(国民年金法と厚生年金保険法)がどうしても仕上がらないって言いますか、やればやるほど2科目がこんがらがっていく時期がありました。
直前対策講座を受けて、やっと年金の各法律の違いや、法律の目的条文など、そういったところがやっと落ち着いて違いが見えるようになりました。

お話しに出た、直前対策講座についてお聞かせください。

最後の一押しに効果抜群!本試験での得点UPにつながりました。

年金と過去法令の目的条文とか、そのあたりはもうかなり徹底してやりました。そこが最後、選択式とか択一式の年金のところで出題されて。直前期に、もし少しでもさぼっていたらどうなってたんだろう…?と今思いますね。

私の場合はフォーサイトさんの直前対策講座をやらなかったら年金が崩壊したまま終わっていたんだろうなって。結構短いスケジュールでボリュームをこなさなきゃいけないので、しんどいかもしれないんですけど、1日あたりの勉強時間を伸ばしていけば十分こなせる量なので、やったほうがいいなと思います。

最後の一押しに効果抜群!本試験での得点UPにつながりました。

模試はどのように活用されましたか?

模試を自分だけのテキストとして活用。結果だけにとらわれないこと!

フォーサイトさん以外の模試も受けたのですが、最初はD判定で2回目がC判定でした。
選択式問題でかなり低い点だったこともあって、その時はさすがに凹みましたね…。

ただ、「なにが出来ない」とかじゃなくて、「出来るようにするには逆に何をしたら良いんだろうか」ということだけを考えていきました。
やっぱり模擬試験を1回受けて終わりにするんじゃなくて、もう1回見直しして、例えば、この問題の正しい所は青で1回塗って、間違っている所は赤で塗るとかすると、自ずとそれがテキストみたいに使えるようになっていました。

ダブルライセンスは目指しますか?

行政書士にもチャレンジしようと思っています。

社労士の事務指定講習が終わったら、行政書士の取得を目指しています。日常業務を行う中で、民法や会社法の知識は必要だと感じているからです。
試験勉強は辛くて苦しい、というイメージを持つ方もいらっしゃると思うのですが、特定領域の法律を、短時間で効率的に勉強出来て、おまけに合格すれば国のお墨付きをもらえると考えるとワクワクします。

試験直前の社労士受験生に向けてのメッセージをお願いします。

今までやってきたことを信じて、いつも通りに臨んでください。

試験直前になると、あれもやんなきゃ、これもやんなきゃ、ということで色々新しいことに手を出したくなる気持ちがあるかもしれないですけど、それは得策ではないと思いました。
今まで使ってきたテキストや問題集を繰り返していけば、絶対力がつきます。不慣れなものに新しく手を出して、アタフタするよりは今まで使ってきたものを使い倒すくらいの気持ちでやっていって欲しいと思います。

あとは試験前になってくると、やっぱり慌てる気持ちが出てくるとは思いますが、模試を本番だと思って準備することはできます。たとえば模試に行くときは前日から「本番だったら、こう行動しよう」とか、起きる時間や家を出る時間なども全部本番と同じに揃える。そうすると本番も余り緊張することもなく、いつも通り臨めるのかなと思います。

中々受からない試験だと言われていて、何度も受け直さなければいけないこともあるかもしれないんですけど、余りそこは気にせず、とにかく出来ることを、今あることを一所懸命やって合格を掴んでいただければと思います。

今までやってきたことを信じて、いつも通りに臨んでください。

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