宅建の勉強中に出産したのに、合格できた理由を振り返る

性別女性
年代30代
職業主婦
宅建分野の素人ですが、フォーサイトの講義DVDを利用して、宅建試験に合格することができました。6月に子供を出産し、育児と格闘しながらの挑戦でしたが、なんとか合格証を手にすることができました。

勉強開始は4月です。

産休に入り、持て余していた時間を使い、宅地建物取引業法、その他の法令の講義DVDを繰り返し見て、チェックテストをしていました。

しかし、この頃は「試験はまだまだ先」と本腰を入れる気にならず、DVDを見ても聴き慣れない言葉ばかりでチェックテストも意味が分からないながら読んでいました。

6~7月に出産し、出産と育児で2ヵ月間全く勉強をしませんでした。

8月に勉強再開です。

さすがに、勉強を再開しなくてはまずいと思い始め、昼間は育児をしながら講義DVDを流しっぱなしにしていました。繰り返しDVDを見ることで、全く意味がわからなかった専門用語が少しずつ理解できるようになり、丸暗記ではなく順序立てて覚えられるようになってきました。

子供が寝てから、項目ごとにチェックテストをして、該当するDVDの説明部分を見て、間違えたところを確認し、もう一度チェックテストに戻るという勉強をしました。この頃は宅建業法、その他の法令、法令上の制限のDVDを見ていました。

9月には『過去問』集を購入、模試も一回受験しました。

昼間DVDを流していても、それだけでは知識が身につかないことに気がついたのがこの頃です。勉強量が足りないと感じ、睡眠時間を削り、子供が寝てからの勉強時間を増やし、「DVD→チェックテスト→DVD→チェックテスト」を繰り返しました。

分からないところをきちんと理解せずに、チェックテストの答えを丸暗記しているところがあったので、チェックテストだけではだめだと思い、確認テストに取り掛かりました。

9月末からは、1日1つのペースで確認テストをこなしました。民法は9月末ごろから本格的に講義DVDを見始めました。また『過去問』を購入したのもこの頃です。

模試も受けました。結果は19点。合格にはほど遠い点数に愕然としました。

10月には民法、『過去問』をやり、2回目の模試を受験しました。

模試の結果を見て、「このままじゃ合格できない」ということがはっきりと分かり、やっと勉強に集中するようになりました。民法の講義DVDとチェックテストを繰り返しやりながら、確認テストも繰り返していました。

模試の幅広い出題範囲を見て、手元にあるテキストだけでは足りないのではと不安になりましたが、今更新しいテキストを買ったところで中途半端になるだけ、と自分に言い聞かせて、チェックテストと確認テスト、模試の復習を中心に勉強しました。

10月の第2回の模試の直前に前2年の『過去問』をやり、結果は31点でした。合格ラインに達することができず悔しい結果でした。

模試を受けてからは、苦手分野を洗い出し、前4年までの『過去問』を解き、確認テスト、模試の復習を中心に勉強しました。結局、10年分の『過去問』を買ったものの、4年分しかやりませんでした。

本試験の前日は確認テストを見直すだけにしました。

本試験の自己採点は33点と合格ラインギリギリでしたが、なんとか受かりました。

知識ゼロからでも短期間集中で、講義DVD、チェックテスト、確認テスト、模試の復習、4年間分の『過去問』、と限られた教材を繰り返しやったことが合格への近道だったのだと思います。
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