宅建の勉強は何歳でもできます、350時間かければ受かります

性別男性
年代50代
職業正社員(サラリーマン)
退職後に退職金と年金をたよりに細々暮らすなんて耐えられない。

「法律関係の資格は難しそうだが、まず宅建をやってみよう!」、そう思い立って去年の正月からフォーサイトの講座で勉強し始めました。

合格体験記を読んで自分なりに確信めいたものを持ちました。それは350時間勉強すれば受かるということです。逆算すると、週に最低9時間の勉強。ざっと平日1時間、土日各2時間の計算です。

平日は勤務に行く前に30分勉強時間をとります。すると昼休みに15分とれば帰ってから15分で1時間の勉強がクリアーできます。ちょうど仕事の繁忙期でしたが、自分の計画よりもハイペースで勉強しました。

週末には、その都度手帳に記入している分単位の勉強時間を集計し、進捗状況を確かめ、累計値を記入していきました。帰ってから勉強がしたいので、普段の仕事の能率があがり、早くきりあげるクセがついたという利点もありました。

勉強のやり方は、講義DVDをみてテキストを読み、理解度チェックをし確認テストに臨むというもので、問題集はひと通りしてやりました。2回目、3回目は自然にスピードアップしました。質問は思いつくとすぐメールしました。

DVDの先生の講義は初心者にも親しみやすく、冗談まで覚えるくらいに視聴しました。優しい講義には自然と引き込まれました。実務に長けておられるのがとても説得力がありました。

通勤時間も講義CDを聴き、DVD講義のシーンを思い出す努力をしていました。家から駅までの間にちょうどフィットネスクラブがあり、これも普段どおり週3回通いました。

運動しないと生活レベルが落ちます。これは私にとって、とても嫌なことでしたし、学習能率を落とさないためでもありました。晩酌、たばこはやめました。やるからには悔いを残したくはなかったのです。

確認テストで理解度を計ることができたのも助かりました。他社の模擬試験以外はフォーサイト以外の教材には手をだしていません。

夏が過ぎるとあっという間に試験です。慌てて他社の模擬試験を受けました。22点と23点で惨憺たるものでした。

テキストの内容が試験問題を読んでもすぐに出てきません。それからは「問題をやる度、テキストに戻る」をさらに徹底し、権利関係もテキスト内容を完全に覚えるつもりで、複雑な箇所は繰り返し書いて必死に覚えました。

直前の学習時間は自然と毎週15~20時間になっていました。試験2週間前にフォーサイトの模擬試験をやってみると40点でした。権利関係も得点できてうれしかったです。

しかし本試験では、なまじ権利関係が解けるという意識がはたらいたのか、権利関係に時間をとりすぎて、突然のあせりが襲ってきて、終了間際に2問書き直してしまいました。しかし、直さなければ2問とも○だったのです。

本当に本試験は怖いです。時間配分にはくれぐれも注意してください。

何はともあれ、勉強量が足りていたから受かったのだと思います。

歳は関係ありません。条件さえクリアすれば、歳に関係なくきっちり合格します。やればできると思います。
0おめでとう

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