定年して時間ができたので宅建の学習を通信講座に変えたんですよ

性別男性
年代60代
試験年度2017年(29年度)
エリア神奈川県
勉強時間600時間
勉強期間11ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数2回目
宅建試験2回目受験(自己採点で41点)で合格することが出来ました。ご指導いただいたフォーサイト専任講師の窪田先生をはじめとして、本講座を企画・運営していらっしゃるフォーサイト関係者の皆様には心から感謝しています。

宅建試験1回目受験では、他社のテキスト及び過去問題集を用いての自宅学習のみで受験し、自己採点で28点と不合格に終わりました。

今から思えば、宅建試験を少し甘く考えていたと反省していますが、「このままではまずい!」と気が付いた時が9月初めで、市販の模擬試験問題集を解いた結果が20点前後の点数しか得られない状況でした。

そこで、必死になって、最後の1か月半で追い込み勉強したのですが、少し遅かったようでした。会社員として日常の勤務をしながらの宅建受験でしたので、もっと早い時期から、計画的に受験勉強に取り組むべきであったと痛感しましたが、後の祭りでありました。

宅建試験2回目受験では、前年の失敗を反省し絶対に合格すべく準備しようと決心しました。幸い、60歳の定年を3月に迎えて自由になる時間はたっぷりありましたので、当初は宅建試験受験対策の学校へ通学することを考えました。

また、通信教育の講座で勉強することも検討しました。色々な学校や通信教育講座の資料を集め比較検討した結果、フォーサイトの通信講座を選択しました。選択の決め手は、DVD講座があり、何回も繰り返し視聴できることでした。口コミで、DVDは分かりやすく、画像もきれいとのコメントがあって、フォーサイトに決めました。

1回目受験では、テキストや問題集での自宅学習でしたので、飽きが来てしまい持続性に問題がありました。その点、DVDであれば、多少やる気のない時期でもDVDを流していれば勉強した気になり、続けることが出来ました。

ちなみに、DVD視聴は、倍速視聴も含めて約5回程度視聴しました。不得意科目の「権利関係」では、さらに3回程度視聴して繰り返しました。窪田先生も何度も仰っていますが、最初は解らなくても、何度も繰り返してテキストを読みDVD視聴して過去問題集を解いているうちに、多くのことが解ってきます。

但し、過去問題集を解いていますと、どうしても理解できない点や解説に納得できない疑問点も出てきます。その時には、道場破りにて質問し、丁寧な回答をいただきました。特に、民法関連の質問では、かなり専門的な内容について回答していただき、理解・納得できたことは有難かったです。

今後、宅建試験を受験される方の参考になるように、私なりに気付いた点を以下に記します。

①宅建試験では、曖昧な理解やうろ覚えでは正解できない問題が出題されるので、重要事項については、繰り返し学習することで正確に理解し記憶することが重要です。過去問に早く取り組むことで、この意味が実感できるでしょう。

②宅建試験に合格するには35点前後を取れば良いので、すべての問題に正解しようと考えないことが重要と思います。50問中、多くの受験生が正解できない問題が必ず数問出題されるようです。フォーサイトの過去問題集でDランクの問題は捨てましょう。

私の場合、1回目はDランク問題も解きましたが、2回目からは捨てました。その代り、A,B、Cランクの問題を繰り返し解いて、必ず正解になるように3回~5回程度繰り返し解きました。曖昧な理解のままでは、繰り返し間違えるので、間違えた問題や正解しても自信の無い問題をチェックしておいて、何度も繰り返す必要があります。

③宅建試験の出題範囲はかなり広範囲ですので、重要出題分野・項目を絞る必要があります。この点でフォーサイトのテキストや過去問題集は重要度の優先順位がつけられている優れものです。

時間の限りのある受験生は、この点を強く意識し、出題の可能性が低い分野・項目は捨てて、出題の可能性が高い分野・項目は確実に正確に理解し記憶するように努めるべきです。

私の場合、権利関係が不得意でしたので、テキストにあったコラム「権利関係で楽をしたい方に」を参考にして、重要分野のみの勉強にとどめました。

④宅建試験に合格するために、出来るだけ早い時期(9月初め頃)には、模擬試験に取り組む必要があります。フォーサイトの模擬試験講座は本当に役に立ちました。私の場合、この模擬試験の基礎レベルで39点、本試験レベルで34点でした。

模擬試験で間違った問題は、私の理解が曖昧で正確に記憶できていない分野・項目を教えてくれました。また、単純なケアレスミス(例えば、間違っている個数を答えるべきなのに、正しい個数を答えてしまう等)についても教えてくれました。

さらに、模擬試験は、各出題分野の時間配分についても教えてくれました。私の場合、第50問から逆の順番で回答し、第26問の宅建業法までを50分で回答を終えることを目安としました。

フォーサイトの模擬試験講座に加えて、他社の市販模擬試験問題集でも3回分を回答して本試験に備えました。

来年の11月受験に向けて、フォーサイトの行政書士講座を受講開始しました。さらに、行政書士試験に合格できれば、司法書士試験にもチャレンジしようと考えています。

定年退職後は、これまでの会社員生活(半導体の研究開発に従事)とは、まったく別の世界で少しでも社会貢献出来れば・・・・・と考え、スポーツジムに通って体力を維持しつつ、適当に遊びつつ、受験勉強していこうと考えています。

最後に、フォーサイト宅建講座の関係者の皆様には、本当にお世話になり有難うございました。今後、受験される皆様には、窪田先生のご指導を信じて合格されることを祈念しております。


平成29年12月18日
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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