宅建は今年1回で合格すると決意。講師を信じブレなかった!
性別 | 男性 |
年代 | 50代 |
試験年度 | 2018年(30年度) |
エリア | 福岡県 |
勉強時間 | 800時間 |
勉強期間 | 1年間 |
職業 | 正社員(サラリーマン) |
勉強法 | 暗記,過去問 |
商品 | DVD,テキスト,問題集,費用 |
受験回数 | 初学者(1回目) |
試験科目 | 宅建業法,権利関係 |
一昨年の冬、金融機関に勤める後輩とこんな会話を交わしました。
単身赴任をしていた彼は「毎日、仕事が終わると、やることがないので
酒を呑んでは毎日9時には寝るんですよ!」聞いた私は偉そうに先輩面を吹かせ「時間が勿体なさすぎるよ、いま誰にも邪魔されない時間があるんだから、何でもいいから勉強でもして、将来に向けて何か資格でもとってみたらどう?」それから一年後、「先輩のいうとおりに、勉強したら宅建に合格しちゃいましたよ。先輩のおかげです!」満面の笑みでそう報告に来たのです。
「すごいね!それは良かった!」素直に喜び合ったものの、しばらくして私は、「待てよ、人に偉そうなことを言いながら、自分はどうなんだ。これといって勉強らしきものもしていない… これでは先輩として面目ない、あいつでも一発で取れたんだから、俺も一丁やってみるか…。」
そんな単純で横着な考えが受験の動機です。ところが、宅建資格についていろいろと調べてゆくと、半端な気持ち、勉強では到底合格することは難しい…ということが分かってきました。しかし、決めた以上は、やるしかないと思い、時間や費用的効率などを、検討していくうちにフォーサイトの通信教育が最適?という結論に至りました。
(学習始めてすぐに挫折!?)
すぐに申し込み、教材が送られてきました。仕事で不動産売買にも関わった(不動産業ではない)ことがあるので、多少の知識が役に立つのでは?と思っていましたが、教材をめくるうちに、これまでの知識は全く役に立たない、それどころか中途半端な知識は邪魔になる!ということに気づかされました。
自分であれこれ考えるより、「何年もかけて研究とノウハウを蓄えられているのだから」とフォーサイトさんを全面的に信用、指導通りに勉強をすすめていくことにしました。
最初はDVDで説明を聞き流す、テキストを読む、そして過去問をする…。
計画を立てたまではよかったのですが、すぐに挫折の危機に見舞われます、、、
それは近年勉強らしきものをしていないせいか、又加齢のせいか、集中力が全く続かず、すぐに睡魔に襲われ、勉強を始めても1時間も続かないのです。そんな状態が2か月以上続きました。計画に余裕をもって学習を始めたつもりが、試験まで残り半年というところに来ていました。
「こんな状態では、合格なんて夢のまた夢だな…」
あきらめの気持ちもどんどん湧き出てきましたが、「合格体験記」を読むと「合格して本当に嬉しかった!」 「達成感、優越感を感じた!」など合格した方々の嬉しそうな記事がまぶしく見えます。
「まだ、あきらめるは早すぎる!」反省と心の立替を行いました。
また自分のモチベーションを維持するために2つのことを決めました。
・受験は今年限りとして、私には来年というチャンスはない!
・受験は結果がでるまで誰にもいわず、合格してから「宅建受けてみたら、うかっちゃとよ…」とさりげなく、みんなに自慢する。(その方がかっこよく感じるので…笑)稚拙ともいえるこの2つを胸に、学習を再開しました。
(教材、講師の先生を信じる!)
ここでは、私がやったことを記載します。(原則マニュアル通りに進めた?と思っています)
DVDを見る、併せてテキストを読む、これが一通り終わるとすぐに過去問に取り掛かりました。DVD解説、テキストを読んで多少わかったような気になっていましたが、実際過去問を解いてみると、いままでのことがほとんど身についていない…ことに気づかされます。あえてそこは落ち込まず、過去問をひとつ一つ、答えが正解であろうと不正解であろうと、答えの解説とテキストを時間かけて見つつ理解していくように努めます。「宅建業法」~「権利関係」まで一通り終わるまでに、2か月を要した気がします。
またここでDVD解説を聞いては、過去問の2回目に取り組みます。暗記力に自信のない私は、本当に1度解いたことがあるのか?というくらい2回目も同じような間違いを繰り返していました。ただ1回目よりもほんの少しだけ、時間が短くなっていました。
この頃になると、学習時間も不思議と2時間くらいは苦にならなくなっていました。
ただ、仕事の疲れもあるのか、時に襲ってくる急激な眠気…
そのときは、私は躊躇なくタイマーをかけて20分間だけ仮眠をとることにしました。
それ以上は、かえって疲れがでるのでおすすめできません。また、帰宅すると夕食の前にまず机に座り学習することに勤めました。おかげで食事が少し遅くなることもありましたが、学習としては効率的であったような気がします。
話を戻しますが、学習は完全に過去問を中心に進めていきました、途中これだけで大丈夫なのかな?と思うこともありましたが、フォーサイトさん、講師の方を信じてブレることはありませんでした。
当初から過去問は4回行うと自分で決めていましたので、とりあえず4回行うことに集中しました。もちろんなぜその答えになるのか、何がまちがっているのかにはこだわります。続けていくと自分のウィーク箇所がだんだんわかってきます。因みに私が弱いと感じていたのは、都市計画法、農地法、履確法、建築確認、開発行為、所得税などです。要は数字を暗記しなければならないのが、必然的に私の苦手項目となっていました。弱点部分でいつも答えを間違える分については、自分でカードを作ってみました。そのカードを持ち歩き、ことあるごとに見ていたことも後々役に立った気がします。
最終的には、過去問を5回、のちに送られてきた択一問題集を3回やりました。
これだけやれば、と思いつつ昨年の試験問題をやってみると…。
なんと結果は31点。到底合格ラインにとどいていません。唖然としつつも、フォーサイトサイトおよび市販の予想問題集を5冊取組ましたが、すべて31~34点で及第点におよばず・・・。さすがに落ち込み、あきらめの気持ちが再び・・・。
さらに本試験の2週間前、1週間前の休日にはどうしても外せない会社の行事があり、週末の貴重な時間が取れず、絶対絶命の状況に追い込まれていたような気がします。
ただ、最後まで後悔だけはしないように!と心に決めていましたので、最後まであきらめず、もがくことにしました。ところがそのもがき苦しむ中で、ほんのわずかな光明が見えてきます。それは昨年の試験問題、および予想問題を再度やってみると、これがスラスラと解けるのです。すべて合格点です。もちろん2度目なのですから当たり前なのでしょうが、なぜか目からうろこが落ちたような不思議な感覚だったのです。
「あれ、もしかしたらいけるかも?」わずかながらもそんな気にもなりました。
そして受験日を迎えました。
結果は思いもかけず、40点で合格することができました。飛び上がるほどに嬉しかったですし、最後まであきらめずによかったとつくづく思いました。
最後になりますが、今回受験をしてみて自分なりに感じたことを書いておきます。
・過去問を解く回数と解説、テキストに戻る回数にこだわり多いほど
有利。
・テキストに書いてある数字を覚えるためのゴロ合わせは意外にも
力を発揮してくれる。
・のちに送られてくる統計問題関係は優しいので絶対に落とさない
こと。
・答えを迷ったら、最初の直感を信じたほうが、正解率がかなり高い。
以上お役に立てる内容ではなかったかとは思いますが、皆様の学習の一助になれば幸いです、どうかみなさまの合格を心よりお祈りいたしております。
単身赴任をしていた彼は「毎日、仕事が終わると、やることがないので
酒を呑んでは毎日9時には寝るんですよ!」聞いた私は偉そうに先輩面を吹かせ「時間が勿体なさすぎるよ、いま誰にも邪魔されない時間があるんだから、何でもいいから勉強でもして、将来に向けて何か資格でもとってみたらどう?」それから一年後、「先輩のいうとおりに、勉強したら宅建に合格しちゃいましたよ。先輩のおかげです!」満面の笑みでそう報告に来たのです。
「すごいね!それは良かった!」素直に喜び合ったものの、しばらくして私は、「待てよ、人に偉そうなことを言いながら、自分はどうなんだ。これといって勉強らしきものもしていない… これでは先輩として面目ない、あいつでも一発で取れたんだから、俺も一丁やってみるか…。」
そんな単純で横着な考えが受験の動機です。ところが、宅建資格についていろいろと調べてゆくと、半端な気持ち、勉強では到底合格することは難しい…ということが分かってきました。しかし、決めた以上は、やるしかないと思い、時間や費用的効率などを、検討していくうちにフォーサイトの通信教育が最適?という結論に至りました。
(学習始めてすぐに挫折!?)
すぐに申し込み、教材が送られてきました。仕事で不動産売買にも関わった(不動産業ではない)ことがあるので、多少の知識が役に立つのでは?と思っていましたが、教材をめくるうちに、これまでの知識は全く役に立たない、それどころか中途半端な知識は邪魔になる!ということに気づかされました。
自分であれこれ考えるより、「何年もかけて研究とノウハウを蓄えられているのだから」とフォーサイトさんを全面的に信用、指導通りに勉強をすすめていくことにしました。
最初はDVDで説明を聞き流す、テキストを読む、そして過去問をする…。
計画を立てたまではよかったのですが、すぐに挫折の危機に見舞われます、、、
それは近年勉強らしきものをしていないせいか、又加齢のせいか、集中力が全く続かず、すぐに睡魔に襲われ、勉強を始めても1時間も続かないのです。そんな状態が2か月以上続きました。計画に余裕をもって学習を始めたつもりが、試験まで残り半年というところに来ていました。
「こんな状態では、合格なんて夢のまた夢だな…」
あきらめの気持ちもどんどん湧き出てきましたが、「合格体験記」を読むと「合格して本当に嬉しかった!」 「達成感、優越感を感じた!」など合格した方々の嬉しそうな記事がまぶしく見えます。
「まだ、あきらめるは早すぎる!」反省と心の立替を行いました。
また自分のモチベーションを維持するために2つのことを決めました。
・受験は今年限りとして、私には来年というチャンスはない!
・受験は結果がでるまで誰にもいわず、合格してから「宅建受けてみたら、うかっちゃとよ…」とさりげなく、みんなに自慢する。(その方がかっこよく感じるので…笑)稚拙ともいえるこの2つを胸に、学習を再開しました。
(教材、講師の先生を信じる!)
ここでは、私がやったことを記載します。(原則マニュアル通りに進めた?と思っています)
DVDを見る、併せてテキストを読む、これが一通り終わるとすぐに過去問に取り掛かりました。DVD解説、テキストを読んで多少わかったような気になっていましたが、実際過去問を解いてみると、いままでのことがほとんど身についていない…ことに気づかされます。あえてそこは落ち込まず、過去問をひとつ一つ、答えが正解であろうと不正解であろうと、答えの解説とテキストを時間かけて見つつ理解していくように努めます。「宅建業法」~「権利関係」まで一通り終わるまでに、2か月を要した気がします。
またここでDVD解説を聞いては、過去問の2回目に取り組みます。暗記力に自信のない私は、本当に1度解いたことがあるのか?というくらい2回目も同じような間違いを繰り返していました。ただ1回目よりもほんの少しだけ、時間が短くなっていました。
この頃になると、学習時間も不思議と2時間くらいは苦にならなくなっていました。
ただ、仕事の疲れもあるのか、時に襲ってくる急激な眠気…
そのときは、私は躊躇なくタイマーをかけて20分間だけ仮眠をとることにしました。
それ以上は、かえって疲れがでるのでおすすめできません。また、帰宅すると夕食の前にまず机に座り学習することに勤めました。おかげで食事が少し遅くなることもありましたが、学習としては効率的であったような気がします。
話を戻しますが、学習は完全に過去問を中心に進めていきました、途中これだけで大丈夫なのかな?と思うこともありましたが、フォーサイトさん、講師の方を信じてブレることはありませんでした。
当初から過去問は4回行うと自分で決めていましたので、とりあえず4回行うことに集中しました。もちろんなぜその答えになるのか、何がまちがっているのかにはこだわります。続けていくと自分のウィーク箇所がだんだんわかってきます。因みに私が弱いと感じていたのは、都市計画法、農地法、履確法、建築確認、開発行為、所得税などです。要は数字を暗記しなければならないのが、必然的に私の苦手項目となっていました。弱点部分でいつも答えを間違える分については、自分でカードを作ってみました。そのカードを持ち歩き、ことあるごとに見ていたことも後々役に立った気がします。
最終的には、過去問を5回、のちに送られてきた択一問題集を3回やりました。
これだけやれば、と思いつつ昨年の試験問題をやってみると…。
なんと結果は31点。到底合格ラインにとどいていません。唖然としつつも、フォーサイトサイトおよび市販の予想問題集を5冊取組ましたが、すべて31~34点で及第点におよばず・・・。さすがに落ち込み、あきらめの気持ちが再び・・・。
さらに本試験の2週間前、1週間前の休日にはどうしても外せない会社の行事があり、週末の貴重な時間が取れず、絶対絶命の状況に追い込まれていたような気がします。
ただ、最後まで後悔だけはしないように!と心に決めていましたので、最後まであきらめず、もがくことにしました。ところがそのもがき苦しむ中で、ほんのわずかな光明が見えてきます。それは昨年の試験問題、および予想問題を再度やってみると、これがスラスラと解けるのです。すべて合格点です。もちろん2度目なのですから当たり前なのでしょうが、なぜか目からうろこが落ちたような不思議な感覚だったのです。
「あれ、もしかしたらいけるかも?」わずかながらもそんな気にもなりました。
そして受験日を迎えました。
結果は思いもかけず、40点で合格することができました。飛び上がるほどに嬉しかったですし、最後まであきらめずによかったとつくづく思いました。
最後になりますが、今回受験をしてみて自分なりに感じたことを書いておきます。
・過去問を解く回数と解説、テキストに戻る回数にこだわり多いほど
有利。
・テキストに書いてある数字を覚えるためのゴロ合わせは意外にも
力を発揮してくれる。
・のちに送られてくる統計問題関係は優しいので絶対に落とさない
こと。
・答えを迷ったら、最初の直感を信じたほうが、正解率がかなり高い。
以上お役に立てる内容ではなかったかとは思いますが、皆様の学習の一助になれば幸いです、どうかみなさまの合格を心よりお祈りいたしております。
0おめでとう
宅地建物取引士の合格体験記
※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。