育児・仕事と宅建の勉強を両立。時間制約があってもできることはある
【宅地建物取引士】
2018年(平成30年度)合格
- 勉強期間
- 9ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
4歳と2歳の子を持つ母で、正社員として小売業に勤務しています。(平均6.5時間の時短勤務)
主人も仕事が忙しく、ほとんどの日は子供達が寝静まった後に帰宅するので、
家事育児全般ほぼ全て私がこなさなければなりません。
そんな中新たな資格の勉強をするなんて絶対に無理だと思っていましたが、
「勉強できるのも今のうち!3年くらいかけて、のんびり勉強するつもりで、まずは始めてみよう!」という感じで気楽に始めてみました。
体力勝負の小売業で働くのは、年齢的にいつかは限界がくるなと思っているので、
新たな資格にチャレンジし、いずれ転職しようというのが受験の動機でした。
●選んだのはテキストの見やすさで●
初めて勉強する分野で、初めは問題文の意味すら、なかなか頭に入ってこない状況でした。
そのため、出来るだけ文字が少なく、見た目もカラフルで楽しそうなフォーサイトの教材がぴったりでした。
重要度が一目でわかり、出題度の低いところはあっさり捨てました。
先生からのコラムでも、合格者は、みんなが取れるところを落とさずしっかり得点している!という記事を見て、重要度の高いところから学習しました。
●まずはDVDを流し見●
DVDは先生の話を聞き流し、テキストに書き込むところから始めました。
フォーサイトを始める前に本屋さんで買った教材を読んだのですが、やはり自分では重要度の高いところがわからずにいました。DVDの解説の中で、先生がここは重要!ここは捨てましょう!とはっきり教えてくださったので、本当に大切なところだけ無駄なく学習でき、時間の制約がある私にはそこが合っていたんだと思います。
●問題集をひたすら解く●
問題集を解くことは、やはり難しく、何度も同じところで引っかかったり、問題自体の意味がわからないことも多々ありました。
そのため何週間も勉強から離れる日々があったり、もう間に合わないから今年は諦めようと思ったりもしました。
そんな時に頭をよぎったのは、勉強しない日=停滞ではなく、減退だ!という先生の言葉でした。
確かに、解けていた問題が解けなくなっているなどの心当たりがあり、それからは少しでもテキストを開くことから始めました。
一問しか解かなかった日もありますが、ゼロよりはマシと自分で自分に言い聞かせながら、、、
そして、何度か問題を解いていくうちに、同じような引っかけ問題を見つけられるようになったり、図を書いて問題文を整理するようになりました。
●10日間のラストスパート●
実は試験本番の10日前に昨年度の過去問を解いたら、28点しか取れませんでした。
ここで完全に今年は無理という気持ちになったのですが、今できることだけをやろう!得点力は最後の最後まで上がるはず!!と前向きに考え、ラスト10日間はとにかく道場破りで確認テストを何度も何度も解きました。仕事の休憩中、食事中、子供の習い事中、最終的にはトイレにまで持ち込んで、少しでも一問でも多く解くようにと、隙間時間を使いまくりました。
合わせて法改定があったところは、絶対に落とさない!と直前対策で届いた教材も抜かりなく復習しました。
今回の試験は、法改定の部分がしっかり出たので、この直前対策での知識が勝因だったと思います。
●合格したことによって●
今回合格したことによって、時間の制約がある中でも、できることはたくさんあるという事がわかりました。家族や友人に、そんなに忙しい中よく受かったね!と言ってもらえると、やはり嬉しかったです。これからも、色んなことにチャレンジしてみよう!と意欲的になっている自分がいます。