継続的に勉強を続けることで確実に宅建に合格へ

性別男性
年代50代
試験年度2019年(令和元年度)
エリア東京都
勉強時間600時間
勉強期間9ヶ月間
職業派遣社員
勉強法暗記,過去問
商品テキスト,eラーニング
受験回数初学者(1回目)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
1. 動機



 田舎で暮らす高齢の親の体調が思わしくなく、今の仕事をいつまで続けることができるのか、

不安に思ったのが今年(2019年)の正月。ますは役に立つ資格を取得し、「自分にできること」を

作って生活防衛をしようと考えました。

 宅建士は、おそらく30年以上前ですが定年間近の父が取得していた記憶があり、また「主任者」

資格の時代に取得した友人もいることから「身近な資格」と考えていました。あまり深く調べてもいな

かったので、合格もそう難しくないのではないか、と考えてもいました。

 しかしながら・・・学習範囲も広く、20万人を軽く超える受験者がいて合格率も低く・・・と、

中途半端な取り組みでは難しいということを早い時期に自覚しました。

 そこでいろいろな勉強方法を検討した結果、内容とコストのバランスが良いフォーサイトの講座に

申し込むことにしました。



2. 学習初期(2~4月)



 2月から4月にかけては、テキストをあまり深く考えずに2度ほど通読しました。試験問題が解ける

ほどの知識は身につかなかったものの、

① 全体としてどのようなことを学べなければならないのか

② どの分野(科目)が自分にとってなじみやすい(にくい)のか

③ 暗記すべき内容とその量はどの程度か

という、「本格的試験勉強」に向けての「マッピング」ができたような気がします。

この「全体像をつかむ作業」は結構時間がかかる上、漫然とテキストを読んでいるだけでは頭に何も

残らないので、重要だったと今になって思います。



3. 学習中期(5~7月)



 最初の頃はなかなか先に進めず我ながらヤキモキしましたが、進捗をキチンと記録することで、

1回目より2回目と、回数を重ねるごとに学習スピードが速くなっていることも自覚できました。

 実はこの時期から親の体調をが悪くなり、東京と実家(石川県金沢市)を往復することが増えて

きました。ここで活用したのが「道場破り」です。「理解度テスト」はハイウェイバスの車内を含め、

何度も繰り返しました。少しでもご無沙汰すると「段位」が著しく下がるので、これにも闘志を

呼び覚まされました。



4. 学習終期(7~8月)



 この時期は何しろ過去問をやり続けました。

 また、数字などの「暗記もの」を整理し、9月以降の追い込みに備えました。

 振り返ると、Web上に多数の宅建士試験に向けた動画があることに気づき、時間があるときには

それも視聴しました。同じ内容でも説明方法が変わると新たな気づきがあったりしますので、決して

無駄だったとは思いません。



5. 追い込み(9~10月)



 58歳という年齢も考え、ある程度「勉強した」という自覚もあったことから、「何が何でも一発合格」

という思いが強くなりました。

最後の最後は、「久保田先生の直前講義」の資料をプリントアウトし、ここに記載されていないことで

重要と考えられることは、さらに書き込んでいき、新たな「ダイジェスト版テキスト」を作りました。

 一方で事務局から送られてきた元年版模擬試験や、本番形式の過去問は、分野ごとの過去問とは違って

新鮮でした。ここで間違った点を中心に復習しましたが、同じところで間違いを繰り返す自分に焦りも

感じていました。

 ただ、「新たな教材には手を出さない」という「教え」に従い、「守備範囲を確実にこなす」ことに

注力しました。



6. 試験会場で



 100人程度の教室で、この中から15人程度しか合格できないことにビビりましたが、空席(棄権者)

も多く、他の受験生は真新しい本を読んでいたり(あまり勉強していないな?)と、自分としては心に

余裕を持って試験に臨むことができなした。もちろん、最後の確認に使用したのも「ダイジェスト版

テキスト」です。



7. 合格の報に接し



 おかげさまで「一発合格」ができました。

 振り返ってみると、取っ掛かりは2月と早かったものの、1日に何時間も集中して勉強をしたのは9月

以降だったように思います。

 ただ、それまでダラダラとではあっても、途切れることなくテキスト・過去問に触れ続けていたことで、

ラストスパートがはかどったように思います。

 宅建士試験は決して簡単ではありませんが、勉強をすれば必ず合格できると思います。

 今後も不動産関連資格に挑戦していこうと考えているところです。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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