宅建の民法は繰り返し出題され得点しやすい所を中心に学習

【宅地建物取引士】 2019年(平成31年度)合格
勉強期間
1年間
受験回数
初学者(1回目)
職業
その他職業
年代
50代
性別
男性
■定年退職後の第二の人生に役立つ資格取得を目指しました

 2019年6月の定年退職を1年後に控え目前にし、定年退職後の第二の人生に役立てるために何か資格を取得しようと考えました。

 まず、2018年にフォーサイトの通信教育で国内旅行業務取扱責任者に合格しました。

そして、2019年に同じくフォーサイトの通信教育で宅建士に合格することができました。



■退職後の6月から本格的に学習を開始

 通信教育を申し込んだのは12月でした。試験までまだ時間あると思い半年間はテキストを1回読んで確認テストを行っただけで本腰を入れていませんでした。

6月からは平日に3時間勉強し、自信もついて来たので8月の末に市販の模試を購入し2回ほど力試しを行いました。結果は30点前後で思った点数を取れず愕然としました。

これはまずいと思い、その後の2か月間は週に6日朝9時から図書館に行き5時まで勉強しました。合計で450時間くらいは勉強したと思います。その結果、本試験では38点を取ることができ合格することができました。



■学習方法について

 国内旅行業務取扱責任者の合格の経験から、とにかく講師の指導を信じその通り勉強を続けました。民法以外の科目は過去問を最低5回、つまずいたところは6回以上繰り返しました。民法は、繰り返し出題され且つ得点しやすいところを中心に学習し、それ例外は過去問を1回行うだけにとどめました。満点を取ることを目標にするのではなく、捨てるところと絶対に落とさないところのメリハリをつけて合格点を取ることに集中しました。

 また、図書館を活用したことも良かったと思います。自宅では何かと邪魔が入りますが図書館であれば勉強に集中することができました。



■受験の心構えについて

 60歳という年齢を考えると元気で働ける期間が限られていますので、資格取得に多くの時間を掛けることはせず一発合格を目指し不合格だったら再受験しないと誓いました。

「来年もあるさ」という逃げ道を作らなかったのが良い結果に結びついたと思います。

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