行政書士試験を親子で挑戦したことを心から満足しています

性別女性
年代60代
試験年度2016年(28年度)
エリア京都府
勉強時間1000時間
勉強期間10ヶ月間
職業自営業・会社経営
勉強法模試,参考書
商品DVD,CD,問題集
受験回数初学者(1回目)
学習スタイル独学
「行政書士試験合格体験記」
 行政書士の資格試験を身近に意識したのは2015年の秋、息子の転職の為に父親が提案したのが始まりでした。

年が明けても仕事が辞められず(結局5月迄)、勉強が好きな方でも無く社会に出て5年の愚息は、一人では初志貫徹が難しいだろうと回りの者も一緒に、数名で受験チャレンジ!という事になりました。

基本的に独学で、目指せ!一発合格が共通課題。参考書や模試等の情報を交換しながら各々が各々のスタンスでチャレンジを始めました。

60過ぎて行政書士試験は大変と驚きながらも息子の為と親バカで、勉強方法を探し、フォーサイトと出会ったのが丁度一年前になります。家事や介護、仕事も有って外出が難しい状況の私には、通信教育は有り難かったのです。

とはいっても最初はチンプンカン、慣れない単語、文章。ひたすらCDを流しっぱなしにして耳に馴染ませ、解らないままDVDを見続けて3ヶ月。ある日突然ドット理解が出来始めた時はとっても嬉しくて、伴走のつもりが何時しかスッカリはまっておりました。

しかし学習範囲は広大で、残り数ヵ月の時間が短いと焦るのに、一年弱という長丁場に飽きたり弛んだりする心の糸。年を重ねての記憶力、集中力の衰えは如何ともし難く、学力と同時に体力の大切さを実感させてくれました。

3時間の試験時間を集中しきる為の体力作りに食生活も変えました。ストイックなまでに、もう、毎日毎日が自分とのタタカイ!

そんな中、送られてくる直前対策の模試や、問題集はとても有効な刺激となりました。人生で久しぶりの勉学は様々に新鮮な喜びや元気をもたらしてくれましたし、息子とも、親子から同士へ、共に歩む仲間としての関わりに変わりました。

行政書士試験を通して法律や政治経済、行政の仕組みを知ることは、今回共に受験した者達の無知だった視野を広げて自由をもたらしてくれました。私も少しは脳が若返ったのか、体力気力も甦りました。

今回仲間内で合格は私一人となりましたが、皆再受験に燃えています。勉強とチャレンジは素晴らしい!この感動、感謝の気持ちを、取得した行政書士の資格を活かす事を持って社会にどう恩返ししていこうかと、今はその事を一生懸命考えている毎日です。
72おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



◀合格体験記へ戻る