行政書士試験まで7か月!宅建で利用したフォーサイトを選択して正解
【行政書士】
2018年(平成30年度)合格
- 勉強期間
- 8ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 自営業・会社経営
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
行政書士を目指そうと思ったのが4月でしたので、試験まで7ヶ月ほどしかありませんでした。
また、結婚して小さな子供がおり、保育園に預けつつ自営業をしておりました。
平日はバタバタとした毎日ですが、休日は保育園も休みなので、むしろ平日より
勉強時間を確保するのが大変でした。
■通信講座で行政書士がとれるのか--
初めは、通信講座で大丈夫かなと不安がありましたが、子供がまだ小さく仕事もありました
ので、通学は難しいと思い、フォーサイトの通信講座を選びました。
フォーサイトを選んだ理由は、以前、こちらで宅建講座を受け、1回の受験で合格できたからです。
宅建の時もフォーサイトの教材だけを使って合格することができましたので、
今回も通信にするならフォーサイトしかないと思い、他の教材は特に検討しませんでした。
■教材の使い方--
宅建受講の時とほぼ同じでしたので、初めからスムーズに進めることができました。
最初は流す感じでDVDを見て、2回目と3回目は分からないところにチェックをして
重要なところにマーカーをひき、
4回目はDVDは見ずに、自分でテキストを読みながら理解を深めていきました。
4回目のテキストが終了したところで、過去問にうつりました。
過去問をやってまたテキストに戻り、の繰り返しをしました。
過去問にはしっかり解説が書いてあるので、私は過去問のDVDを見ることはありませんでした。
勿体ないなとも思いましたが、見ていると時間がかかるので、解説をしっかり読み込みました。
それほど解説が充実しています。
調べてもわからない箇所は、質問をしました。
以前の講座では質問することはありませんでしたが、今回は7、8回質問させていただきました。
やはりそれぐらい、行政書士は勉強の量が多く深い内容になっているのだと思います。
無料で質問できるのはとてもいいと思います。
また、移動時間などは、道場破りで確認テストをしていました。
結果として合格不合格がでますが、
あまり気負いすぎず、気軽にテストを受けるのがお勧めです。とにかく繰り返すことです。
■過去問への取り組みについて--
過去問の1回目は驚愕するほど解けませんでしたし、時間もすごくかかりました。
この調子では理解もできていないし、回数もこなせないと、すごく焦りました。
洗濯物をたたみながら、やはり来年の受験にした方がいいのではないかと弱気になったのを覚えています。
けれど福澤先生が、「過去問は最初は解けないものだ、とにかく繰り返すことが大事」と
おっしゃっていたので、とにかくやれるとこまでやってみようと思い、1ヶ月ちょっとかけて
1回目をようやく終え、2回目に入りました。
そうすると2回目は、スピードも少しあがり、理解度も深まっているのを実感できました。
そして5回繰り返し、6回目からは×がついているものを重点的に解くこととし、
回数としては7~8回ほどできました。
最初の1回が、時間的にも精神的にも本当にきつかったです。
こんなにできないものかと思いました。
でもとにかく信じて進むことです。繰り返せば必ずできます。そしてスピードも上がります。
■記述対策について--
記述対策講座もとり、こちらもひたすら問題を解きました。3~4回繰り返したと思います。
テキストに載っているチャレンジ問題も全て解きました。
最初は、わかっているつもりでも文字にすることが難しく、歯がゆい気持ちでしたが、
こちらも解いているうちに、少しずつ書けるようになってきました。
記述式の過去問は、2回目まではまとまった時間をとってどんどん解くようにしましたが、
3回目からは、毎日1問~2問ずつコンスタントに解くようにしました。
書くということは、短期間で習得するものではなく、慣れていく必要があると感じたからです。
そのおかげか、試験では、7割ほど点数がもらえていました。
■模擬試験について--
テキストや過去問などは、フォーサイトの教材だけで十分です。
模擬試験もフォーサイトのものを受けました。
ただ、時間配分や緊張感、そして色々な出題傾向に精神的に慣れておくという意味では、
他の予備校の模擬試験も受けてみるのがお勧めです。
私は受けに行く時間が取れなかったので、本屋で模試を購入して家で時間を計って受けました。
その場合も、本番と同じ時間帯で受けるのがよいと思います。
■合格に必要なこと--
私は今回、約7ヶ月の勉強期間で合格することができました。
今回終わって思うことは、ありきたりですが、「諦めない事」です。
くじけそうになることは多々ありますが、勉強を諦めない事。
そして本番、わからない問題ばかりで泣きそうになっても、時間が足りなくて焦っても、
最後まで諦めない事。
特に行政書士試験は相対試験ではありませんので、完全に自分との闘いです。
自分の人生を諦めず、合格に執着して努力すれば、必ず報われると思います。
自分を信じて、諦めずに頑張ってください。