民法に時間を取れるようにペース配分を意識して過去問に取り組みました

【行政書士】 2019年(平成31年度)合格
勉強期間
10ヶ月間
受験回数
2回目
職業
自営業・会社経営
年代
50代
性別
男性
50歳代ということもあり、記憶の定着が若いときに比べかなり落ちていることを実感していたので、いろいろと手を広げず、とにかくフォーサイトの教材だけに集中し、毎日ひたすら何度も何度も反復するようにしました。



1回目は、1科目ずつ片付けるやり方で、憲法が終われば次は民法、民法が終われば次は行政法というように、1科目が終われば次の科目へという流れで、テキストと過去問を進めていくやり方をしていました。

しかし、これでは最初に始めた科目の記憶が最後の科目の勉強が終わるころにはかなり薄れてしまうことになり、知識にむらが出てくるので、2回目からは毎日全科目のテキストと過去問をまんべんなく少しずつ進めていくやり方に変更し、特定の科目の知識だけが薄れるというリスクを避けるようにし、4回目までは動画も併用し40日で1サイクル、それ以降は動画は省き1カ月で1サイクルとなるペースで勉強計画を立てました。



過去問は、3回目以降は一問2分10秒以内に解けるよう、問題を読み進めるペース等の時間感覚を肌で覚えこむことを意識し進めました。



一般知識の足切りが最も怖かったので、この分野のみフォーサイトの教材以外に、特に苦手としていた落とせない文章問題は、公務員試験の文章問題の問題集2冊を加え、一日2~3問を反復するようにし、あと「公務員試験に出る時事」的な本も買い足し反復しました。



反復を繰り返す中で自分の得手不得手がはっきりした段階で、解答するペース配分を明確に決め意識して過去問に取り組むようにしました。私の場合、苦手な文章問題に一問10分、記述に一問6分、穴埋め問題に一問5分、他択一問題に一問2分10秒、また択一問題は民法に時間がかかる傾向があったので、できるだけ他の科目で2分10秒以内に解きストック稼ぎ民法に時間をプラスオンできるよう意識しました。



令和元年度は民法がかなり難しくいつも通りの正解率を確保できず苦戦しましたが、やはり最終的にキーとなるのは、一番配点の多い行政法でいかに取りこぼしのないように対策できるかだと実感いたしました。



少しでも参考になれば幸いです。

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