主婦が勧める、行政書士の学習時間のつくり方
【行政書士】
- 勉強期間
- 11ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 主婦
- 年代
- 40代
- 性別
- 女性
その際、私のような兼業主婦(?)の体験記がなく残念に思いましたので、どなたかの役に立てばと思い投稿させていただきます。
なぜ兼業主婦かというと、在宅ワークでテープリライト、不動産賃貸業の専従職として会計業務をする中で勉強を始めたからです。
テープリライトは繁忙期になると1日5、6時間パソコン作業に追われ、不動産賃貸業の専従職も決算期は確定申告処理に追われます。また小学生の子供が二人おりますので、習い事の送り迎え、PTA活動、子ども会活動と何かと雑務に振り回されるものです。
お仕事をしながらの勉強も大変だとは思いますが、主婦業の傍らの勉強も楽だとは思いません。でも、時間管理で何とかなります。主婦の皆さん、頑張ってください。
★勉強方法
一番活用したのは合格手帳です。
手帳に学習した内容を書き込み、手帳右上に記載してある「復習の法則」に従って、翌日、1週間後、3週間後、7週間後まで学習する予定を立てて、それに基づき学習していきました。勉強時間もきちんと記し、累計時間をまとめていきます。
年末から始めて300時間を超えたのは6月末・・・
テープリライトの繁忙期、子供の冬休み、春休みはほぼ学習時間が取れず、結構焦っていました。でも300時間を超えたあたりから、一発合格しなければ、この学習を来年も繰り返すことになると思い、気合いが入りました。
学習内容は、DVD・テキスト・チェックテスト、これを一まとまりと考えて、2回やりました。その後、チェックテストと道場破りで記憶の定着を図ります。
3回目から、DVD・テキスト・過去問を一まとまりと考えて、1回通しました。
あとは、ひたすら過去問と向き合いました。チェックテストは5回、過去問は8回繰り返して、正答率を上げました。
8月になると記述問題が送られてきます。
記述問題は1問20点、これを逃すと合格は無理だと思います。
最初は全く歯が立ちませんでしたが、これも3回繰り返した頃には、内容が理解できたように思います。インプットした知識を、文章にアウトプットすることは、学習内容の整理にとても役立ちました。
記述問題の学習によって、民法・行政法の理解度が格段にアップした気がします。
その後模擬試験が送られてきましたので、模擬試験を試してみて、自分の知識の薄さに愕然としましたが、それで弱点もはっきりしたように思います。
そこで、弱点克服のために、再度DVDとテキストで知識の定着を図りました。
★時間管理
主婦は、とにかく雑務が多いです。しっかり時間管理をしなければ学習時間の確保は難しいです。一発合格を目指していましたので、趣味には全く手を出さず、テレビを観る時間も徹底して削りました。
○朝8時半まで・・・朝食準備・片づけ、掃除・洗濯
○正午まで・・・テープリライト、会計事務
○3時半まで・・・行政書士の勉強
○9時まで・・・全ての家事
○やり残した行政書士の勉強を済ませて就寝
このスケジュールを基本として、学習を進めましたが、もちろんその他の用事も入りますし、テープリライト繁忙期はまったく学習できない日も多くありました。
9月末から追い込みに入り、テープリライトはお休みさせていただき、毎週20時間の学習時間を確保しました。最終的な学習時間は589時間。
この頃には、過去問・模擬試験とも98%くらいの正答率になっていました。
★結果
もしかして受かるかな?と期待しつつ臨んだ本番ですが、まったく手ごたえがなく落ちた・・・と思っていましたが、解答速報を見ると、結構正解していました。589時間は無駄ではなかったようです。
フォーサイトの学習方法を信じて、フォーサイト以外は全く手を出しませんでした。
その結果、ぎりぎりの点数で合格。学習時間はちゃんと応えてくれました。頑張って続けてよかった!!40代の挑戦で自信がつきました。