行政書士に続き宅建もフォーサイトの講座に助けられ合格!

性別男性
年代40代
試験年度2016年(28年度)
エリア埼玉県
勉強時間700時間
勉強期間9ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数初学者(1回目)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
1.導入昨年の行政書士試験に引き続き、今年もフォーサイトの講座を利用して宅建士試験に合格しました(基礎講座+過去問講座+直前対策講座)。

行政書士試験は独学でそれなりに勉強をしていて、そこからフォーサイトを利用したのですが、宅建士試験の勉強はフォーサイトの講座が初めてでした。

本当にフォーサイトの教材だけで合格しました。

フォーサイトに申し込んだのは2月でしたので、約8カ月の勉強期間となります。


2.日常の学習

まず、私の勉強時間は直前期(9月以降)を除いて平日に1日2時間程度です。土・日・祝日は家族と出掛けるために全く勉強していません。

直前期からは、1日4時間程度は勉強していたと思います。しかし、直前期でも土・日・祝日は一切勉強しておりません。

行政書士試験の時もそうしていたので、宅建士試験でも同じくそうしました。なお、5月は個人的に忙しかったことと、7月下旬から8月いっぱいは仕事が繁忙期のため、平日もほとんど勉強できませんでした。

8カ月間の勉強の総合計時間は240時間くらいです。宅建士試験は勉強することが初めてだったので、まずは基礎講座のDVDで宅建業法と法令上の制限を3回ずつ見ました。

法令上の制限は馴染みもないし、イメージも湧かないのでちょっと大変だなというのが実感でした。

そこで、法令上の制限についてはDVDを3回見た後に自分でテキストを3回読みました。その後、過去問集を5回やりました。

私の場合、過去問集の2回目までは正解率がかなり悪く、3回目からはある程度(といっても半分くらい)の肢の判別ができるようになり、4回目からほとんどできるようになりました。

この場合、「ほとんどできる」というのは、単に正解の選択肢を選ぶということではなく、4肢全てにおいて、どれが正しいのか、間違っている選択肢はどの部分をどう直せば正解の選択肢になるのか、ということまでできるようになるということです。

法令上の制限の過去問集を5回終えた後に、宅建業法の過去問集に入りました。こちらは法令上の制限よりも取り組みやすかったので4回で終了しました。


3.直前期(9月以降)

そして、その他の法令に入ったのですが、この時期にはすでに9月になっていました。急いでその他の法令の基礎講座のDVDを2回見て、過去問集を4回やりました。

この時点でもう10月になっていたと思います。そこで、権利関係の民法は、前年に行政書士試験で勉強していたので、一切勉強しないことにしました。

そして、試験2週間前からは区分所有法と借地借家法の過去問に入りました。不動産登記法は、窪田講師が「難しい」と仰っていたので、思い切って捨てました。

区分所有法と借地借家法の過去問を3回やったところで本試験の前日になりました。なお、本試験の前々日の金曜日は、こちらも窪田講師の仰った通りに有給休暇を利用しました(但し、半休のみ)。

そして、その金曜日には直前対策講座の統計・法改正のDVDも見ました。本試験前日の土曜日は、宅建業法・法令上の制限の気になる個所や間違いの多かった箇所だけをチェックしました。

これで本試験を迎えることになるわけですが、私は模試を一度も受けることなく、また、50問を通して解くこともなく本試験を迎える羽目になってしまいました。

せっかくの模試も昨年の再現問題も使う時間がありませんでした。自分の実力が全くの未知数で本試験に臨むことになってしまったのです。


4.本試験日

本試験では、窪田講師に言われた通り、第50問目から解いていきました。

解いてる時は、「う~ん、難しいな。やはり過去問だけでは対応できないのか?」とか思いましたが、試験会場の教室に「怖れず、侮らず、気負わず」という額があったので、それを見たら怯むことなくガンガン解いていくことができました。

ここまで来たら何事も味方にしてやろうという発想が無意識のうちに働いたのでしょう。最後の第1問を解き終わって時計を見たら、まだ40分も残っています。

トイレに行きたくなったのですが、それを紛らわせるために第50問目からのチェックを始めました。


チェックの時は、

①全くわからない問題(?を付ける)、

②迷った問題(△を付ける)、

③多分当たっているだろう問題(何も付けない)に分類したところ、


③多分当たっているだろう問題については、「答えはこれしかないだろっ!」と突っ込みを入れながらチェックすることができました。

つまり、解答に自信があったのです。さっきの「う~ん、難しいな。やはり過去問だけでは対応できないのか?」という感覚は何だったのだろうと思いました。

そして、自信のある問題を数えたら、30問に届きそうな勢いだったので、「もしかしたら受かるかも!」と思いました。ここでひと休みしていたら、窪田講師のコーヒーブレイクの話をふと思い出しました。

「選択肢の正解肢は均等になる」・「権利関係は4が正解が多い」という話です。

そこで、時計を見る間もなく慌てて正解だと思ってマークした肢の数を正の字を書きながら数えたら2が多かったので、上記の②迷った問題でかつ2にマークした問題を見てみると、権利関係で選択肢の2と4で迷ってる箇所がありました。

そこは容赦なく4にマークし直しました。

そういう作業をしていると、いよいよ午後3時になって終了。「去年の行政書士試験よりはできたな」と思いました。

試験が終わったら、後ろの席の女性が隣の席の男性と「予備校の先生がヤマをはったところが出てましたね。やりましたねー。去年はナントカカントカ」と言ってました。

会場の外に出たら、いろんなところで「去年より解きやすかった」とか「過去最高に簡単だった」とかいろいろ講評している声を聞きました。

「そんなこと言ってるんなら、オマエらは去年で受かってしまえ」とか思いながら、トイレに行くのも忘れてちょっと不愉快になって帰りました。

こういう声はいちいち気にしないで無視しましょう。精神衛生上良くない。気にしてしまった自分の未熟さを反省しました。

夜に複数の予備校の解答速報と照らし合わせたところ、39点も取れてました。合格予想ラインも高くて36点とのことだったので、多分これは大丈夫だなと思い、翌日にはフォーサイトで社労士試験の講座を申し込みました。


5.まとめ

宅建士試験は、基礎講座による理解と、過去問を何週回して定着させるかが勝負です。私の場合、4回やると結構できるようになりました。

「過去問だけでは対応できない」という声も聞きますが、宅建士試験についてはそういう声は無視しましょう。私は本当にフォーサイトの基礎講座と過去問集しかやっていません。フォーサイトの模試と再現問題(去年の問題)すらも時間がなくてできなかったくらいです。

択一対策講座もせっかく申し込んだのにやってません。ましてや他社の予想模試なんぞ手に取ったこともありません。それでも39点取れました。ヤマを張ることもなく、最初から最後まで繰り返しただけです。

宅建士試験はフォーサイトの基礎講座と過去問講座だけで十分に合格できるのです。別に私はフォーサイトの回し者でもありませんし、営業でもありません。本当にそうだったのです。

窪田講師からの直前期の「死ぬほど勉強しましたか?」というメールも良かったです。

それを読んで、「ヤバい、死ぬほどやってないよ。でも、目ん玉が飛び出そうなくらいはやったから目が痛いよ。死ぬほどってことは、これだけでは足りんのかな…。死ぬほどって、心臓とか頭も痛くならないとダメなのかな」などと思うことはありました。


6.追記

来年は、フォーサイトで社労士試験を目指します。ぜひ、フォーサイトを活用して三冠に輝きたいと思っています。福澤講師、窪田講師、ありがとうございました。

加藤講師、これからよろしくお願いします。それと、来年の社労士試験に合格したら、その後は司法書士を目指そうと思っていますので、フォーサイトが司法書士の講座も開講していただけるとその次の年以降のことも安心して社労士試験に取り組むことができます。

山田社長、スタッフの皆さん、何卒よろしくお願いいたします。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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