油断してた私が試験まで残り60日でFPを受かるレベルに挽回!
試験の種類 | 2級 |
性別 | 男性 |
年代 | 20代 |
試験年度 | 2級試験2017年(29年度)5月 |
エリア | 群馬県 |
勉強時間 | 200時間 |
勉強期間 | 5ヶ月間 |
職業 | 正社員(サラリーマン) |
勉強法 | 過去問 |
商品 | DVD,CD,テキスト,問題集,eラーニング |
受験回数 | 初学者(1回目) |
ダブルライセンス | 行政書士 |
試験科目 | 不動産 |
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
正直、試験を甘く見ていました。
私が5月の試験に向けて勉強を開始したのは、同年の1月末ごろ。道場破りの左上に表示されている試験までの日数は、確か120日以上あったと思います。その頃の私は、FP3級の試験を合格の確信とともに受けた直後であり、かつ行政書士の試験にも合格をしていたので、今回もそれなりに勉強すれば受かるだろう、なんて天狗もいいところな気持ちになっていました。だから、「今日は学習スケジュールが決まったからおしまい。うん、がんばった」なんて一日が終わることも。気づけば、ろくに勉強もしないまま、残り日数には90日が表示されていました。「嘘!?」と思う私。もちろん嘘ではありません。さすがにまずいと思い、とりあえずDVDの視聴を開始。DVDで学んだところを、今度はテキストを精読して……。とやっていたのも2冊目まで。3級を受けていたという自負は崩れ去り、「え、こんなこと聞いてない」の連続から、すぐにやる気をなくしてしまいました。
さて、残り日数はあと60日。試験までの日程が半分過ぎようというのに、テキストはまだ数冊しか読んでいない始末。さすがに焦ります。「このままじゃ絶対に受からない!」という気持ちから、本格的に勉強をスタート。
とりあえず試験範囲を網羅しなくては話にならないと思い、DVDを観ながらテキストを読み、精読はできずとも講義が進めばテキストも飛ばしつつ読み進める、というスタイルに変更。このおかげでようやく全テキスト読破達成しました。次に、ほぼパラ読み状態を埋め合わせるため、講義CDを全て1つのプレイリスト化した携帯音楽プレーヤーを自家用車に接続し、通勤時、帰宅時、休日と社内ではいつでも講義を再生。車社会では通勤時間にテキストなど読むことは不可能なので、耳からの学習に専念しました。再生する時は、ランダム再生にすることで、全範囲をくまなく飽きなく網羅するように心がけました。スキマ時間には、相撲ゲーム(確認テスト)を活用。この相撲ゲーム、ちょくちょく昇進があるので、なかなか飽きることなく続けることができました。合わせて、市販(フォーサイトさんごめんなさい)の過去問週を解きまくり、分からないところは問題集の解説やテキストで復習。試験直前の1ヶ月は、とにかくこの繰り返しでした。
そして迎えた試験当日。特に苦手だった不動産分野は、もう一度テキスト(デジタル版をタブレットにダウンロードして持参)で復習し、開始時間までのわずかな時間も活用。前半、学科試験が始まってみると、「こんなの過去問でもやってない!」という問題に心をくじかれそうになるものの、いいペースで解くことができました。休憩後、実技試験。これがくせもので、思っていたよりも時間が少なく感じました。ちょっと計算に時間をかけて時計を見ると「あれ、もうこんな時間!?」とにかく焦りました。そこで、時間がかかりそうな問題は後回しにし、まずは比較的簡単or得意な問題からやっつけ、心の余裕をキープ。その上で、「間に合わなかったらそれまで」と、後回しにしていた計算問題を解きました。試験後、全て燃え尽き帰宅しました。
そして迎えた合格発表日。自分でも驚いたことに、無事合格することができました。
今回、私が身をもって感じた“合格へと導いた要因”を5つにまとめてみました。
●「時間がない」ことに気づいたこと。
●「分からない」ことに気づいたこと。
●最初から完璧を求めなかったこと。
●スキマ時間も活用したこと。
●「自分にとってのやりやすさ」を本番中まで追求したこと。
特に、最後の「自分にとってのやりやすさ」の追求は大切です。巷ではよく効率的な勉強方法なるものが紹介されていますが、それが自分に合うかどうかは分からないもの。とりあえず試してみることは大事ですが、合わなければすぐに違う方法に切り替えることも大事です。ちなみに私の場合は、
・カフェは人の目が気になり、図書館は静かすぎて自分が物音を出さないように神経を使うので、自宅で勉強。
・机に向かって勉強するとすぐ疲れてしまうので、座椅子でもたれかかりながら勉強。
・ノートを取ろうとすると疲れてしまうので、過去問で間違えた且つ重要だと思う項目だけメモ帳に記入。
という、世間で推奨される勉強方法とは程遠い勉強法を取っていました。まずはそもそも“試験勉強をすること”ができなくてはと考えたからです。また、本番の試験中でも、出された順番で解く必要はないと思い、先述の通り簡単な問題、得意な問題から解きました。これらの「自分にとってやりやすい」方法を使ったことで、勉強や試験に対する心理的なハードル(これが本当に大敵)を大いに下げることができました。
どんな試験も、難しいものは難しいものです。ネットでいくら難易度を調べても、仮にその結果予想より(通り)簡単らしいという意見が見つかっても、あなたが試験に合格できるという保障にはなりえません。合格できるかどうかは、全てあなた自身にかかっているのです。……と、ひいはあ言いながら受かったばかりの私が言っても説得力がないかもしれませんが。合格を目指して、ひたすらに努力をすることでのみ、望んだ結果は得られるものです。
最後に、私が好きなセリフを引用して。
「ねだるな、勝ち取れ。さすれば与えられん。」
私が5月の試験に向けて勉強を開始したのは、同年の1月末ごろ。道場破りの左上に表示されている試験までの日数は、確か120日以上あったと思います。その頃の私は、FP3級の試験を合格の確信とともに受けた直後であり、かつ行政書士の試験にも合格をしていたので、今回もそれなりに勉強すれば受かるだろう、なんて天狗もいいところな気持ちになっていました。だから、「今日は学習スケジュールが決まったからおしまい。うん、がんばった」なんて一日が終わることも。気づけば、ろくに勉強もしないまま、残り日数には90日が表示されていました。「嘘!?」と思う私。もちろん嘘ではありません。さすがにまずいと思い、とりあえずDVDの視聴を開始。DVDで学んだところを、今度はテキストを精読して……。とやっていたのも2冊目まで。3級を受けていたという自負は崩れ去り、「え、こんなこと聞いてない」の連続から、すぐにやる気をなくしてしまいました。
さて、残り日数はあと60日。試験までの日程が半分過ぎようというのに、テキストはまだ数冊しか読んでいない始末。さすがに焦ります。「このままじゃ絶対に受からない!」という気持ちから、本格的に勉強をスタート。
とりあえず試験範囲を網羅しなくては話にならないと思い、DVDを観ながらテキストを読み、精読はできずとも講義が進めばテキストも飛ばしつつ読み進める、というスタイルに変更。このおかげでようやく全テキスト読破達成しました。次に、ほぼパラ読み状態を埋め合わせるため、講義CDを全て1つのプレイリスト化した携帯音楽プレーヤーを自家用車に接続し、通勤時、帰宅時、休日と社内ではいつでも講義を再生。車社会では通勤時間にテキストなど読むことは不可能なので、耳からの学習に専念しました。再生する時は、ランダム再生にすることで、全範囲をくまなく飽きなく網羅するように心がけました。スキマ時間には、相撲ゲーム(確認テスト)を活用。この相撲ゲーム、ちょくちょく昇進があるので、なかなか飽きることなく続けることができました。合わせて、市販(フォーサイトさんごめんなさい)の過去問週を解きまくり、分からないところは問題集の解説やテキストで復習。試験直前の1ヶ月は、とにかくこの繰り返しでした。
そして迎えた試験当日。特に苦手だった不動産分野は、もう一度テキスト(デジタル版をタブレットにダウンロードして持参)で復習し、開始時間までのわずかな時間も活用。前半、学科試験が始まってみると、「こんなの過去問でもやってない!」という問題に心をくじかれそうになるものの、いいペースで解くことができました。休憩後、実技試験。これがくせもので、思っていたよりも時間が少なく感じました。ちょっと計算に時間をかけて時計を見ると「あれ、もうこんな時間!?」とにかく焦りました。そこで、時間がかかりそうな問題は後回しにし、まずは比較的簡単or得意な問題からやっつけ、心の余裕をキープ。その上で、「間に合わなかったらそれまで」と、後回しにしていた計算問題を解きました。試験後、全て燃え尽き帰宅しました。
そして迎えた合格発表日。自分でも驚いたことに、無事合格することができました。
今回、私が身をもって感じた“合格へと導いた要因”を5つにまとめてみました。
●「時間がない」ことに気づいたこと。
●「分からない」ことに気づいたこと。
●最初から完璧を求めなかったこと。
●スキマ時間も活用したこと。
●「自分にとってのやりやすさ」を本番中まで追求したこと。
特に、最後の「自分にとってのやりやすさ」の追求は大切です。巷ではよく効率的な勉強方法なるものが紹介されていますが、それが自分に合うかどうかは分からないもの。とりあえず試してみることは大事ですが、合わなければすぐに違う方法に切り替えることも大事です。ちなみに私の場合は、
・カフェは人の目が気になり、図書館は静かすぎて自分が物音を出さないように神経を使うので、自宅で勉強。
・机に向かって勉強するとすぐ疲れてしまうので、座椅子でもたれかかりながら勉強。
・ノートを取ろうとすると疲れてしまうので、過去問で間違えた且つ重要だと思う項目だけメモ帳に記入。
という、世間で推奨される勉強方法とは程遠い勉強法を取っていました。まずはそもそも“試験勉強をすること”ができなくてはと考えたからです。また、本番の試験中でも、出された順番で解く必要はないと思い、先述の通り簡単な問題、得意な問題から解きました。これらの「自分にとってやりやすい」方法を使ったことで、勉強や試験に対する心理的なハードル(これが本当に大敵)を大いに下げることができました。
どんな試験も、難しいものは難しいものです。ネットでいくら難易度を調べても、仮にその結果予想より(通り)簡単らしいという意見が見つかっても、あなたが試験に合格できるという保障にはなりえません。合格できるかどうかは、全てあなた自身にかかっているのです。……と、ひいはあ言いながら受かったばかりの私が言っても説得力がないかもしれませんが。合格を目指して、ひたすらに努力をすることでのみ、望んだ結果は得られるものです。
最後に、私が好きなセリフを引用して。
「ねだるな、勝ち取れ。さすれば与えられん。」
0おめでとう
ファイナンシャルプランナーの合格体験記
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