簡単に受かる 取得しやすいおすすめ資格

初学者でも取りやすい資格はあるのかな?……とお探しではないですか?
趣味の資格ではなく、実際に仕事に役だつ&収入アップにつながる資格は、やはり勉強が大変そう、敷居が高そうというイメージが強いですよね。

もちろん、高収入・昇進・独立開業を狙える資格は、それなりに難易度が高く簡単に取れるものではありません。

けれども、中には頑張って勉強すれば初学者でも取得可能な資格はあるのです。本記事では、取りやすい資格の中から特におすすめをご紹介しましょう。取得すれば、仕事に役だつだけではなくキャリアアップも狙えます。さらに、ステップアップして「上」を目指すためにも必要な資格です。ぜひ挑戦してください。

「簡単・取りやすい」資格とはどのような資格なのか?

簡単で取りやすい資格……といっても、具体的にはどのような資格があるのか、ご紹介しましょう。

受験の制限や条件がない

仕事の資格の中には、受験制限があるものも少なくありません。「○○卒」とか「実務経験○年以上」など、受験をするための条件があると、当てはまらない人は挑戦できませんよね。まずは、年齢・経験・国籍・性別・学歴ほか、制限がなく、誰でも思い立ったら自由に受験できる資格であることが、「簡単・取りやすい」資格の条件です。

難易度が比較的低め

資格の種類は、実に多岐にわたっています。そして難易度もかなり難しいものから、ちゃんと勉強すれば合格できるやさしいものまであるのです。たとえば、一般的に「超難関」といわれている資格には、公認会計士・税理士・医師などがあり、偏差値で表すと73以上のレベルです。そして、「簡単」とされている資格には天気1級・秘書技能検定準1級などがあり偏差値「49」のレベルとなっています。もちろん、難易度が低い資格のほうが挑戦しやすいでしょう。

勉強時間が比較的短くても取れる

難易度の低いほうが合格しやすく、その分勉強時間も短くてすみます。社会人が資格を取得する場合、できるだけ勉強時間が短いほうが、仕事との両立もしやすく挫折することなく続けられるでしょう。

受験料が高額ではない

資格には受験料が必要です。たとえば、国家資格の例を挙げると、資格受験手数料で高額なものは、技師装具士59,800円、言語聴覚士34,000円、美容師・理容師30,000円などがあります。受験手数料と難易度は関係ないようです。受験料が高額すぎると、難易度が普通レベルでも気軽に挑戦することもできません。負担になりすぎない受験料であることも「簡単・取りやすい」資格の条件です。

挑戦しやすいおすすめ資格とは?

受験に制限はない、比較的難易度も挑戦しやすいレベル、受験料も高額ではないなどの条件を満たしているとして、ここでは簿記・ITパスポート・行政書士の3つをご紹介します。いずれも一見分野は異なる資格ですが、実は関連性がある資格です。企業で働くにしても独立開業するにしても役立つ資格であり、さらに「上」の資格を目指す場合の入門編にもなる資格です。挑戦の価値ある資格といえるでしょう。

挑戦しやすいおすすめ資格「簿記」

正式名称日商簿記検定
資格種類国家資格
分野会計・財務
認定団体日本商工会議所,各地商工会議所
試験形式筆記
受験資格学歴・年齢・性別・国籍に関係なく受験可能
試験日簿記2・3級:2月・6月・11月の年3回
受験料簿記3級:2,850円
簿記2級:4,720円
簿記1級:7,850円
受験者数(第151回)49,766人
合格者数(第151回)6,297人
合格率簿記3級:平均30〜40%
簿記2級:平均20〜40%
簿記1級:平均10%
フォーサイト合格率(第151回)35.5%
偏差値2級:58
3級:47
簿記の詳細情報

簿記がおすすめの理由

簿記は「企業が、採用する人材に求める資格」のナンバー1といわれているほど、人気の高い資格です。簿記と聞くと、単純に経理の仕事に関係する資格と思う人もいますがそれだけではありません。利益を上げることを目的としている企業にとっては、簿記の知識はビジネスのあらゆるシーンで必要になる資格なのです。そのため、仕事の業種に限らず、就職や転職の求人で簿記資格取得者を採用の条件にしている会社や、新人研修で簿記の資格を勉強させる会社も増えてきました。

簿記は、企業に出入りするお金や資金を管理し、自社の経営が健全かどうかを判断する資料を作成します。そして、入門編の3級からエキスパートとして認められる1級まであり、レベルが上がると会社の経営に関する仕事もできるようになるのです。経理・会計・財務などに関する知識を持つプロは、業務分野や景気などに関係することなく常に企業から求められています。簿記は就職・転職・独立をする際にも必須の資格といえるでしょう。

簿記が取りやすい資格のわけ

簿記資格は、「日商簿記」(日本商工会議所主催)、全商簿記(全国商業高等学校協会主催)、全経簿記(全国経理教育協会)の3種類があります。中でも一番人気が高いのが日商簿記です。日商簿記には3級・2級・1級があります。

  • 3級:商業簿記の基礎レベル
  • 2級:財務諸表の作成のみならず数字の意味を理解できるために経営内容も把握できるレベル。商業簿記と工業簿記の両方ができるレベル
  • 1級:商業・工業簿記の応用、会計基準や会社法などの法的知識を理解して経営分析につなげることができるレベル

企業で歓迎されるのは、2級以上です。簿記は、学歴や年齢ほか受験資格はありません。また、2級・3級に関しては6月・11月・2月と年に3回試験が開催されるために、受験のチャンスが多いのも魅力でしょう。簿記の合格率は、3級が26.1〜56.1%、2級が11・8〜47.6%と開催月によっても差があるのですが、挑戦しやすい難易度です。また、受験料も3級2,800円、2級4,600円、1級7,700円と、比較的リーズナブルなのも魅力です。

就職や転職の前に、簿記2級をしておけば企業に必要な会計知識や財務票を読む力、基本的な経営管理や分析力を持っている持ち主としてみなしてもらえます。さらに簿記1級ともなれば、公認会計士や税理士試験など、さらに上を目指すこともできるのです。挑戦しやすい試験なのにメリットが多い資格なので取得をおすすめします。

挑戦しやすいおすすめ資格「ITパスポート」

正式名称ITパスポート
資格種類国家資格
分野IT
認定団体経済産業省
試験形式四肢択一式
受験資格特になし
試験日随時
受験料5,700円
受験者数(平成30年)95,187人
合格者数(平成30年)49,221人
合格率51.7%
フォーサイト合格率(平成30年)86.3%
偏差値45
ITパスポート検定について詳しくはこちら

ITパスポートがおすすめの理由

ITパスポートは、情報処理技術者試験の1試験区分で、ITを活用するすべての人に必要な基礎知識を図るための国家資格です。試験は、IT技術・IT管理・経営全般などはば広い分野から出題されるために、就職や転職には欠かせないITの基礎知識を身に付けることができます。

ITパスポートは、「ワードやエクセルは使えます!」という意味の「パソコンが使える」ということではなく、パソコンの仕組み自身を基礎から理解するために必要な知識を問う資格です。将来ITエンジニアなどITの専門職を目指す人にとってITパスポートは、「取得して当たり前の資格」「知っていて当然の知識」で、高度な資格を目指すための入門編となります。また、通常の企業事務や経理面分野への就職や転職の場合は、情報リテラシーやセキュリティ対策を知っている人材、PCスキルの持ち主などとみなしてもらえることも多いでしょう。

ITパスポートが取りやすい資格のわけ

ITパスポートは、CBT方式(PCを利用して受験する)で、試験会場は全国に100か所以上あり、会場によっては月に2〜4回試験を実施しているために比較的挑戦しやすい試験です。CBT方式の試験はやったことがないので不安という人は、ITパスポート試験公式HPで、CBT擬似体験ソフトをダウンロードして体験できるのもメリットでしょう。

試験は1000点のうち600点を取れば総合評価点をクリアできます。ITパスポートの合格率は、約50.7%で、だいたい2人に1人は合格できます。一般的に1Tパスポートの試験勉強は、30〜50時間は必要だといわれています。情報系の勉強をしている人でも、ストラテジ系やマネジメント系の問題は知らない用語も多いので、最低でも20時間が必要でしょう。

それほど長期間の勉強時間を割かなくてもいいのも魅力です。最近では企業や学校なども取得を奨励している資格なので、就職・転職に備えて取得しておくことをおすすめします。受験料は5,700円で比較的リーズナブルなので、挑戦しやすいでしょう。

挑戦しやすいおすすめ資格「行政書士」

正式名称行政書士
資格種類国家資格
分野法律
認定団体総務省
試験形式筆記試験
受験資格学歴・年齢・性別・国籍に関係なく受験可能
試験日毎年11月第2日曜日(午後1時〜午後4時の3時間)
受験料7,000円(振込手数料は別)※非課税
受験者数(平成30年)39,105人
合格者数(平成30年)4,968人
合格率(平成30年)12.7%
フォーサイト合格率(平成30年)37.3%
偏差値62
行政書士について詳しくはこちら

行政書士がおすすめの理由

法律専門の国家資格の中でも、はば広い分野の業務を行うのが行政書士です。行政書士は、人の生活や企業の経営・運営に関わるさまざまな分野の、官公庁などに提出する書類の作成・提出手続きの代理・相談業務などを行います。

行政書士は、会社設立手続き・飲食店などの開業手続き・車両登録などの自動車関連手続き・国籍/戸籍関連手続きなど許認可申請や、相続に関する書類・民間取引の各種契約書・内容証明など権利義務や事実関係を証明するものがあります。

最近では申請などの諸手続きは簡単にできるように電子化も進んでいますが、反面、事務手続きだけではなく、それに伴う「顧客が抱えるさまざまな悩みや問題を解決する」コンサルティング業務の重要度が増しています。

この分野は電子化できず、人間である行政書士が、さまざまな知識を持って顧客と向かい合わなければならない業務です。そのため、コミュニケーション能力や問題解決能力のスキルを上げ、関連資格を取得し、行政書士事務所などで経験を積んでから独立開業する行政書士は、今後もニーズが高まるでしょう。

行政書士が取りやすい資格のわけ

行政書士は、法律関係の国家資格であるのにもかかわらず、年齢や学歴など受験資格が一切ないために、誰でも受験できるのが魅力です。そのため、受験者のはばは広く、現役の中・高生から70代の人までいろいろな人が挑戦しています。

人にもよりますが、行政書士試験の勉強時間は500〜800時間ほどで、1日3時間勉強した場合およそ半年〜9か月ほど必要です。仕事を持っている人でも、勉強しやすいでしょう。合格率は10%ほどと、一見敷居は高く感じますが、明確な「合格点」が設けてあるために、ほかの受験者の成績に関係なくしっかりと勉強していれば合格することができます。受験料も7,000円なので挑戦しやすいでしょう。

最近、行政書士として独立する人は、司法書士や社労士などの資格も取得し仕事の分野を増やして「看板を強化」する人も多くなりました。行政書士は、法律関係の資格の中では比較的やさしいものながらも、自分の努力次第で仕事の幅を広げることが魅力でしょう。社会人でもほかの仕事をしながら勉強できる資格なので、迷ったら早めに取得することをおすすめします。

まとめ

本記事でご紹介したおすすめ資格は「簡単で取りやすい」いっても、勉強をしなくても合格できるわけではありません。
しかしながら、受験資格もなく受験料も比較的リーズナブルで、挑戦しやすい資格です。これらの資格を取得することで、転職・就職・キャリアアップにも役立つため、ぜひ取得しておきたい資格といえるでしょう。

ご紹介した資格を皮切りに、さらに上のランクの資格も狙えるので、ぜひ早めに挑戦してみてください。