中小企業診断士の平均年収はいくら?年収が高い理由から年収の上げ方まで解説
更新日:2024年10月21日
中小企業診断士の年収は、多くの人にとって気になる点の一つでしょう。中小企業診断士として活躍するためには、資格取得はもちろんのこと、専門知識や実務経験の積み重ねが不可欠です。
本記事では、資格取得のステップから、キャリアアップのための具体的な戦略まで、あなたのキャリア形成をサポートする情報を提供します。本記事では、中小企業診断士の年収に関する情報を多角的に深掘りします。
平均年収はどのくらいなのか、なぜ高収入といわれるのか、そして、さらなる高収入を目指すための具体的な方法まで、幅広く解説していきます。
本記事でわかること
- 中小企業診断士の平均年収とその内訳
- 中小企業診断士の年収が高い理由
- 年収アップにつながる具体的なアクション
- キャリアアップのための戦略
- 厚生労働省の調査によると、中小企業診断士の平均年収は947.6万円とされています
- 性別に関係なく評価されるため、女性であっても男性と同等以上の年収を得ている診断士も少なくありません
- 独立診断士になることで、自身の裁量で報酬を決定できるようになり、高い収入を得る可能性が広がります
中小企業診断士の平均年収
厚生労働省の調査によると、中小企業診断士の平均年収は947.6万円とされています。年齢別にみると、45~49歳がピークで1580.02万円となっています。
しかし、この数字は一つの目安に過ぎず、実際の年収は個人の経験、スキル、勤務形態、勤務先、そして仕事の内容によって大きく変動します。
また、企業に勤務する「企業内診断士」と独立して活動する「独立診断士」では、収入構造が大きく異なります。また、副業として中小企業診断士の資格を活用するケースも多く、その場合は本業の給与に加えて副収入を得られるとされています。
中小企業診断士の年収は、クライアントの規模や業界、プロジェクトの難易度、さらには個人のマーケティング能力や人脈なども影響を与える要因となります。そのため、同じ資格を持っていても、個人によって年収に大きな差が生じることがあります。
出典:厚生労働省 職業情報提供サイトjogtag「中小企業診断士」
女性・男性別の中小企業診断士の平均年収
男女別の年収平均データはありませんでしたが、「一般社団法人 中小企業診断協会」によると回答した94.4%が男性という結果でした。女性は5.2%となっています。
中小企業診断士という職業は、性別に関わらず活躍できる分野として知られています。中小企業診断士の仕事は、クライアントの経営課題を分析し、適切な解決策を提案するというものです。
この能力は性別に関係なく評価されるため、女性であっても男性と同等以上の年収を得ている診断士も少なくありません。また、ワークライフバランスを重視しやすい職業でもあるため、女性にとっても魅力的なキャリア選択肢の一つとなっています。
出典:一般社団法人 中小企業診断協会「「中小企業診断士活動状況アンケート調査」結果について」
年代別の中小企業診断士の平均年収
中小企業診断士の年収は、年代によっても変化します。一般的に、経験を積むほど年収が上がる傾向にありますが、個人の努力や能力によって大きく異なる場合もあります。以下に、年代別の平均年収の目安を表で示します。
年代 | 平均年収(目安) |
---|---|
20代 | 400万円~750万円 |
30代 | 800万円~970万円 |
40代 | 900万円~1,580万円 |
50代 | 924万円~1,125万円 |
60代以上 | 500万円~920万円 |
出典:厚生労働省 職業情報提供サイトjogtag「中小企業診断士 年齢別の年収」
この表は一般的な傾向を示したものであり、実際の年収は個人の状況によって大きく異なる場合があります。20代や30代の若手診断士でも、高い能力を持ち、実績を積み重ねることで、より高い年収を得ている例も少なくありません。
また、50代以降の診断士の中には、長年の経験と幅広い人脈を活かして非常に高い年収を得ている人もいます。一方で、年齢に関係なく、常に新しい知識やスキルを習得し続けることが、安定した高収入を維持するために重要です。
企業内診断士の平均年収
企業内診断士とは、一般企業に勤務しながら中小企業診断士の資格を保有している人を指します。企業内診断士の平均年収に関わるデータはなく、企業の規模や業種、個人の職位によって大きく変動するでしょう。大手企業に勤務する企業内診断士の場合、年収が1,000万円を超えるケースも珍しくないとされています。一方、中小企業に勤務する場合は、平均よりも低い年収になることもあります。
企業内診断士の年収は、基本的に勤務先の給与体系に基づいて決定されます。しかし、中小企業診断士の資格を持っていると、昇進や昇給のチャンスが増える可能性があるでしょう。また、資格を活かして社内のコンサルティング業務を担当したり、副業として外部でコンサルティング活動を行ったりすることで、追加の収入を得ている人も多くいます。
出典:
一般社団法人 中小企業診断協会「「中小企業診断士活動状況アンケート調査」結果について」
一般社団法人 中小企業診断協会「平均年収、報酬、顧問契約について」
独立診断士の平均年収
一般社団法人 中小企業診断協会「「中小企業診断士活動状況アンケート調査」によると、独立診断士として活躍しているのは、約47.8%となっています。平均年収に関するデータはありませんが、一般的に企業内診断士よりも年収が高くなる傾向にあります。
ただし、それは非常に大きな幅があり、実際の年収は個人の能力、経験、クライアント獲得力によって大きく異なります。独立診断士の中には、年収が3,000万円を超える高収入者もいれば、企業内診断士時代の収入を下回る人もいます。独立して間もない診断士の場合、最初の1~2年は年収が低くなる傾向がありますが、実績を積み重ねていくことで徐々に収入が増えていくのが一般的です。
ほかの資格と平均年収を比較
資格 | 平均年収 |
---|---|
中小企業診断士 | 約947.6万円 |
行政書士 | 約551.4万円 |
社会保険労務士 | 約947.6万円 |
FP2級 | 約686万円 |
出典:
厚生労働省 職業情報提供サイトjogtag「中小企業診断士」
厚生労働省 職業情報提供サイトjogtag「行政書士」
厚生労働省 職業情報提供サイトjogtag「社会保険労務士」
これらの資格の中で、中小企業診断士と社会保険労務士の平均年収が最も高くなっています。その理由としていくつかの要因が考えられます。
まず、中小企業診断士は、これらの資格の中で最も取得難易度が高いとされており、合格率も低いです。そのため、資格保有者の希少性が高く、報酬も高くなる傾向があります。また、中小企業診断士は企業経営全般にわたるアドバイスを行うため、その業務範囲が広く、責任も重大です。これに対し、ほかの資格は比較的専門分野が限定されています。
さらに、中小企業診断士は中小企業から大企業まで幅広いクライアントを持つ可能性があり、大規模なプロジェクトに関わることもあります。一方、ほかの資格は主に個人や小規模事業者を対象とすることが多いです。
ただし、これらの数字はあくまで平均値であり、個人の能力や経験、働き方によって大きく異なります。また、各資格にはそれぞれの特徴や魅力があり、単純に年収だけで価値を判断できません。自身のキャリア目標や興味に合わせて資格を選択することが重要です。
中小企業診断士の平均年収が高い理由
中小企業診断士の平均年収がほかの資格と比較して高い水準にある理由には、いくつかの要因があるとされています。ここでは、主な理由について解説します。
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中小企業診断士とは?仕事の内容や試験制度の情報について紹介
評価の高い国家資格である
中小企業診断士が高い平均年収を誇る主な理由の一つは、この資格が高く評価されている国家資格だということです。 中小企業診断士試験は、国家資格試験であり、その難易度の高さで知られています。試験内容は経営、財務、マーケティング、組織人事など多岐にわたり、合格率も例年20%前後と非常に低いのが特徴です。
このような厳しい試験を突破した中小企業診断士は、幅広い知識と高い問題解決能力を持っていると評価されます。そのため企業や組織からの信頼度が高く、それが報酬に反映されるのです。
また、中小企業診断士の資格は、「経営コンサルタント」としての公的な認証でもあります。これにより、クライアントに対して自身の専門性や能力を客観的に示すことができ、高額な報酬設定の根拠となっています。
さらに、中小企業診断士は継続的な学習と実務経験が求められる資格です。更新制度があり、定期的に研修を受講したり、実務ポイントを獲得したりする必要があります。このような継続的な自己研鑽の仕組みも、資格の価値を高め、結果として高い年収につながっているのです。
資格取得者の平均年齢が高い
中小企業診断士の平均年収が高い理由の一つとして、資格取得者の平均年齢が比較的高いことが挙げられます。中小企業診断士試験の難易度が高いことや、試験範囲が広範囲にわたることから、多くの受験者が社会人経験を積んでから挑戦する傾向があります。そのため、資格取得時の年齢が30代後半から40代前半という人も少なくありません。
平均年齢の高さは、資格取得前にさまざまな業務経験を積んでいるという証になるため、理論だけでなく実践的なアドバイスが可能です。この経験値の高さが、クライアントからの信頼につながり、高い報酬を得られる要因となっているとされています。
また、特定の業界や職種で長年働いた後に中小企業診断士の資格を取得する人も多いため、その専門分野での知識やスキルが非常に深いです。この専門性の高さが、高額な報酬につながっていると考えられます。
ダブルライセンスで仕事の幅が広がる
中小企業診断士の年収が高い理由の一つに、ダブルライセンス、つまりほかの資格と併せて保有することで仕事の幅が大きく広がる点が挙げられます。中小企業診断士の資格は、ほかの専門資格と相性が良く、両者を組み合わせれば相乗効果が生まれます。
たとえば、公認会計士や税理士の資格を持つ中小企業診断士は、財務面でのアドバイスに加えて、経営戦略全般についてもコンサルティングを行えるでしょう。また、社会保険労務士の資格を持つ診断士は、人事・労務管理と経営戦略を結びつけた、より包括的なアドバイスが可能です。
このようなダブルライセンスによって、クライアントに対してより総合的なサービスを提供できるようになります。結果として、単一の資格だけでは獲得できないような大型案件や長期的なコンサルティング契約を結ぶことが可能となり、それが高い年収につながっているのです。
さらに、ダブルライセンスを持つことで、経済状況や業界動向の変化に対しても柔軟に対応できるというメリットがあります。これにより、安定した高収入を維持しやすくなっているのです。
年収をアップさせるための方法
ここでは、年収をアップさせるための主な方法をご紹介します。
コンサルティング業界に転職する
中小企業診断士の年収をアップさせる効果的な方法の一つに、コンサルティング業界への転職があります。多くの大手コンサルティングファームやシンクタンクでは、中小企業診断士の資格を高く評価しており、優遇された条件での採用を行っています。
コンサルティング業界に転職することのメリットは多岐にわたります。まず、大規模なプロジェクトに携わる機会が増えるため、より高額な報酬を得られる可能性が高まるでしょう。
また、さまざまな業界や企業のコンサルティングに携われば、幅広い知識と経験を積めます。これは将来的なキャリアアップや独立の際にも大きな強みとなります。
さらに、コンサルティングファームでは、最新の経営理論やコンサルティング手法を学ぶ機会も豊富です。このような環境で働けば、中小企業診断士としてのスキルをさらに磨けるため、結果として市場価値を高めることにつながります。高い市場価値は、より高額な報酬を要求できる根拠となり、年収アップに直結するのです。
加えて、コンサルティング業界での経験は、将来独立診断士として活動する際にも大きな武器となります。大手企業とのネットワークや、大規模プロジェクトの経験は、独立後のクライアント獲得や高額案件の受注に有利に働くでしょう。
ほかの資格を併せて取得する
中小企業診断士の年収をさらに向上させるための効果的な方法として、ほかの資格を併せて取得することが挙げられます。これは先述のダブルライセンスの考え方をさらに推し進めたものです。
たとえば公認会計士、税理士、社会保険労務士、情報処理技術者などの資格を取得することで、より専門的かつ多角的なコンサルティングサービスの提供が可能になるでしょう。これにより、クライアントに対してワンストップでの問題解決を提案できるようになり、結果として高額な報酬を得る機会が増えます。
また、複数の資格を持つことは、クライアントからの信頼度を高める効果もあります。多様な知識と技能を持つコンサルタントとして認識されれば、より重要で難易度の高いプロジェクトを任されるようになり、それに伴って報酬も上昇する傾向があります。
さらに、複数の資格を持てば、経済状況の変化や特定の業界の不況などのリスクに対しても、より柔軟に対応できます。これは安定した高収入を維持する上で重要な要素となります。
ただし、複数の資格取得には相応の時間と労力が必要です。そのため、自身のキャリアプランや目標に合わせて、戦略的に資格取得を進めていくことが重要です。効果的に資格を組み合わせることで、中小企業診断士としての価値を最大化し、年収のさらなる向上につなげられるでしょう。
独立診断士として活動する
中小企業診断士の年収を大幅に向上させる方法の一つに、独立診断士として活動することが挙げられます。独立診断士になることで、自身の裁量で報酬を決定できるようになり、高い収入を得る可能性が広がります。
独立診断士として成功するためには、まず強固な顧客基盤の構築が重要です。これには、企業内診断士時代の人脈やネットワークを活用したり、セミナーや講演会での登壇、執筆活動などを通じて自身の専門性をアピールしたりすることが効果的です。信頼できるクライアントを確保できれば、継続的な高収入を得られる可能性が高まります。
また、独立診断士は特定の分野や業界に特化することで、より高い報酬を得られる傾向があります。たとえば、ITコンサルティングや海外展開支援、事業承継支援など、専門性の高い分野でエキスパートとしての地位を確立すれば、高額な報酬設定が可能になるでしょう。
さらに、独立診断士は複数の収入源を持てます。コンサルティング業務だけでなく、セミナー講師、執筆活動、研修講師などの副業的な活動も組み合わせることで、より安定した高収入を得られるでしょう。
ただし、独立診断士として成功するためには、高い自己管理能力とリスク管理能力が求められます。安定した収入を得るまでには時間がかかることもあり、計画的な資金管理や継続的な自己研鑽が必要不可欠です。これらのチャレンジを乗り越えられれば、企業内診断士時代よりもはるかに高い年収を達成することも可能となるでしょう。
民間案件を多く受注できるようになる
中小企業診断士の年収を向上させるための重要な方策として、民間案件を多く受注することが挙げられます。公的機関からの案件に比べ、民間企業からの案件は一般的に報酬が高く設定されている傾向があります。これは、民間企業がより迅速かつ効果的な問題解決を求めており、それに見合った対価を支払う用意があるためです。
民間案件を多く受注するためには、まず自身の専門性や強みを明確にし、それを効果的にアピールすることが重要です。たとえば、特定の業界に精通していることや、経営戦略立案に関する豊富な経験があるなど、自身の独自の価値を明確に示すことができれば、高額案件を獲得しやすくなるでしょう。
また、ネットワーキングも重要な要素です。業界団体や経営者会への参加、セミナーでの登壇、SNSを活用した情報発信など、さまざまな方法で自身の存在と価値をアピールすることで、新たな案件獲得の機会を増やせるでしょう。
さらに、過去のクライアントからの紹介や口コミも、高額な民間案件を獲得する上で非常に効果的です。そのため、各案件で高い成果を上げ、クライアントの満足度を最大化することが重要になります。満足度の高いクライアントは、同業他社や取引先に対して自然と紹介してくれる可能性が高く、それが新たな高額案件の獲得につながるでしょう。
このように、民間案件を多く受注できるようになれば、中小企業診断士の年収は大きく向上する可能性があります。ただし、民間案件は競争も激しいため、常に自己研鑽を怠らず、市場のニーズに合わせてスキルアップを続けることが必要不可欠です。
得意な分野を持つ
中小企業診断士の年収を向上させるための効果的な戦略の一つに、特定の分野での専門性を高め、その分野のエキスパートとして認知されることがあります。得意な分野を持てば、ほかの診断士との差別化を図り、より高額な報酬を得る機会を増やせるでしょう。
得意分野を確立するためには、まず自身の興味や強みを分析し、市場のニーズとマッチングさせることが重要です。たとえば、ITやデジタルマーケティング、事業承継、海外展開支援、SDGsに関連した経営コンサルティングなど、現在注目を集めている分野や、今後成長が見込まれる分野に特化することが効果的です。
特定の分野に特化することで、その分野での深い知識と経験を蓄積できます。これにより、クライアントに対してより高度で専門的なアドバイスの提供が可能となり、結果として高い報酬を要求する根拠となります。また、特定分野のエキスパートとして認知されれば、その分野に関する講演やセミナーの依頼、執筆の機会なども増え、追加的な収入源を確保できます。
ただし、得意分野を持つことは専門性を深めることを意味しますが、同時に幅広い知識の維持も必要です。中小企業診断士の強みは、経 営全般に関する総合的な視点を持っていることにあります。得意分野を深めつつも、ほかの分野についても一定レベルの知識を保つことが、長期的な高収入の維持につながるでしょう。
常に新たな知識を吸収する
中小企業診断士の年収を継続的に向上させるためには、常に新たな知識を吸収し、自身のスキルと価値を高め続けることが非常に重要です。ビジネス環境は急速に変化しており、クライアントのニーズも日々進化しています。このような状況下で高い報酬を維持し、さらに向上させるには、最新のビジネストレンドや経営手法、テクノロジーの動向などに常にアンテナを張り、学び続ける姿勢が欠かせません。
新たな知識を吸収する方法は多岐にわたります。たとえば、業界セミナーや学会への参加、専門書や経営誌の定期的な購読、オンライン講座の受講などが挙げられます。また、異業種交流会や経営者会への参加も、新たな視点や知識を得る貴重な機会となるでしょう。
特に注目すべき点として、デジタルトランスフォーメーション(DX)やAI、IoTなどの先端技術に関する知識を深めることが挙げられます。これらの技術は多くの企業の経営課題と密接に関連しており、これらを理解し適切なアドバイスができる診断士の需要は高まっています。
これらの知識を持つことで、より高度で価値のあるコンサルティングサービスを提供することができ、結果として高い報酬につながるでしょう。
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小嶋聖司(こじま せいじ)
中小企業診断士の学習は楽しい
【出身】千葉県
【経歴】千葉大学法政経学部卒 中小企業診断士
【趣味】読書・サッカー
【座右の銘】和して同ぜず
●フォーサイト講師ブログ