FPの3級も2級も1回で合格。勉強して後悔しない資格です

試験の種類2級
性別女性
年代50代
試験年度2級試験2017年(29年度)9月
エリア神奈川県
勉強時間300時間
勉強期間4ヶ月間
職業その他職業
勉強法参考書
商品eラーニング
受験回数初学者(1回目)
試験科目不動産
学習スタイル独学
FPの資格に興味を持ったのは、父の相続がきっかけでした。実家の父が亡くなり、相続の手続きが必要になったものの、わからないことだらけ。書店で相続についての本を探している時、たまたま手に取ったのがFP3級の参考書でした。相続なら相続、年金なら年金、とそれぞれの分野のことしか書かれていない本が多い中、FPの参考書は税金、年金、保険、金融、不動産、相続の知識を1冊で網羅。相続だけではなく、参考になることがたくさんありました。せっかくだから読んで参考にするだけではなく、資格試験にも挑戦してみようかな、と3級を受験。その勉強中にも、「もっと若いうちに、この知識があったら…」と思えることがたびたびありました。
3級は無事に合格。仕事で必要なわけではないのだから3級で充分、と初めは思っていました。しかし試験当日、会場での皆さんの真剣な姿を見て、「これで終わらせてはいけない」と思うようになり、試験の帰り道には2級へのチャレンジを決心。3級は参考書のみの独学でしたが、2級ではさらに専門的な知識を求められるので、独学では厳しいと考えてこちらの講座に申し込みをしました。決め手はやはり、受講者の高い合格率です。「この年齢だけど、ここで勉強すれば何とかなるかも」と思えました。
とはいうものの、本業は幼稚園教諭。子どもたちと走り回る仕事なので、夜はクタクタです。平日はお風呂に入る前の1時間、と決めて勉強に当てました。通勤時間が1時間半と長いので、「道場破り」で電車の中でも確認テストが出来るのは大きかったですね。
また2級の勉強中に、娘が大学を卒業して就職。「確定拠出年金って何?」「財形貯蓄はどんなメリットがある?」「保険は入ったほうがいい?」という娘の質問に、次々と答えることが出来ました。「同期はみんな、わからなくて困ってる。ママがFPの知識があるから、助かったー!」と娘は言っています。FPの知識は、生活の中ですぐに役立つことを実感しました。娘や職場の後輩にも、「FPの勉強は役に立つ。やっておいて損はない」と言っています。
今回、おかげさまで2級も1度で合格。AFP研修はすでに終えていますので、今後は日本FP協会に所属させていただき、このFPの知識が生活に役立つことをたくさんの人に伝えられれば、と思っています。先日読んだ「ライフ・シフト」という本によると、将来平均寿命は100才を超えるようになるのだとか。ただ長生きするからこそ「金融リテラシー(知識)」は絶対に必要なもの、と書かれていました。私たちのような世代には、年金・相続など生活に直結して役立つことがたくさんあります。しかし若い世代こそ、自分の生活や将来を守るために、この知識は必要です。ぜひたくさんの人に、興味を持ってほしいですね。
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