ひたすら過去問を解いてばかり。FP試験2週間前に8割正答!

【ファイナンシャルプランナー・2級】 2018年(平成30年度)合格
勉強期間
6ヶ月間
受験回数
初学者(1回目)
職業
自営業・会社経営
年代
40代
性別
男性
本日、日本FP協会より「合格証書」が届きました。改めて合格を実感できました。
 思えば昨年の12月に「ファイナンシャルプランナーになりたい!」と突然決心して受験要綱を慌ただしく確認し、今年の5月に試験があることを知り「何としても一発で合格するぞ!」と気合いを入れ専門学校探しを始めたことが懐かしく思い出されます。
 実質4か月半の勉強期間で合格できたのもフォーサイトの「出題論点に絞った学習教材」のおかげだと思っています。受験を決意し、FP試験について色々と調べていくうちに「過去問が繰り返し出題されている」ということを知りました。ですので、過去問の重要性について最も詳しく説明している会社はどこか?という点で専門学校探しを始めました。
 何社かの資料を取り寄せて吟味した結果、様々な面でフォーサイトが最も優れていると判断し、すぐに申し込みました。12月中に教材一式が届きましたが、その量の多さに戸惑ってしまい勉強を始めたのは年が明けた1月の中旬くらいからでした。
 この時点で大分合格が遠のいたな、と思いながらフォーサイトのカリキュラムに従い勉強を進めていきました。一番最初に勉強する「FP総論」は大して難しくなかったので「はは!楽勝!」などと高を括って勉強を始めたのも束の間その後の「リスク管理」「金融資産運用」などは殆ど暗記することができず「タックスプランニング」に至っては理解するのもやっとで「タックスプランニングを捨てても合格できる方法」をネットで探し始めてしまう始末でした(タックスプランニングは本試験直前まで最も過去問の正解率が悪い科目で、苦手な分野のみの出題をされたら手も足も出ないだろうと思って覚悟して試験に臨みました)。
 振り返ってみて、私のとった勉強スタイルは「とにかく過去問を解く」でした。映像による講義は何度も同じ問題を間違ってしまう場合に2回以上見た場合を除き1.5倍速で1度見た限りでした。暗記ができず理解しなければならないところは各関係機関のホームページなどで立法趣旨等を確認し頭の中でイメージできるようにしていきました。
 過去問を解く際に役立ったのがフォーサイトの過去問講座の詳しい解答解説でした。テキストを読んで理解できなくても、とりあえず過去問を解いて解答解説を読むと「あ~、そういうことだったのか!」と理解できる場合が多く、とても詳しく丁寧に解説されていて非常に助かりました。
 1日に最低2時間は勉強するようにしていて、3月に入ってからは「時間」で勉強時間を区切るのではなく「範囲」で勉強時間を区切るようにしていきました。「ここまで終わるまでは勉強をやめない!」という方法です。そうやって3月末までに学科試験の全範囲を一通り終えることができました。残り2ヶ月弱となり、ここから実技試験の過去問に取り掛かりました。実技試験の過去問を解きながら学科試験の苦手範囲も克服することができ効率的な勉強ができました。4月中は過去問をとにかく回そうと思って頑張りました。覚えて「完璧!」と過去に書いた箇所を殆ど忘れていて途方に暮れたりしながら、それでも何度も何度もしつこく繰り返し過去問だけを解いていきました。最終的に全範囲を5回繰り返しました。
 直前模試は本試験の一ヶ月前には解こうと思っていましたが、過去問を納得いくまで解くことを優先したため2週間前に初めて挑戦することになりました。結果は、学科・実技共に8割以上の点数を取ることができました。この時は本当に嬉しかったです。思わず良い点数だったためこの後の2週間はちょっとダラダラしながら、それでも「本試験の過去問」のみを6回分解きました。全て8割以上正解することができました。得意分野ばかりが出題された時は1問だけ不正解という成績もありました。本試験の結果通知に得点が記載されています。学科・実技試験とも約9割の点数がとれていました。
 今振り返ってみても自分でもよく頑張ったと思います。何より力になったのがフォーサイトの「精神論」です。「学習20か条」は机の前に貼って苦しい時は常に声に出して読みました。道場破りの「今日の一言」?にも随分助けられました。フォーサイトで過去に合格された方が体験談の中で「最後は精神力」と仰っていましたが正にその通りだと思いました。とにかく、苦しかったけど充実した4か月半でした。ありがとうございました。

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