要点がまとまったFP直前講座教材で初学者でも合格できました

試験の種類2級
性別男性
年代30代
試験年度2級試験2019年(31年度)1月
エリア山口県
勉強時間400時間
職業正社員(サラリーマン)
勉強法選択肢,過去問,模試,提案書
商品DVD,テキスト
受験回数初学者(1回目)
学習スタイル通信講座,独学
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
●きっかけ

 子供も幼稚園に入り、将来のお金の心配もありましたが、お金関係の知識が殆どない事に気付きました。備えるにしても何をどう備えなければならないのか分からず、一度包括的に勉強し全体像を把握したいと考えました。一度基本を勉強しておけば、必要に応じて知識を増強できますし、不安に駆られて怪しげな話に惑わされる危険も少なくなります。そして、包括的に勉強するならば資格取得を目標にするのが最適だという事で、FP試験を受検する事にしました。

●フォーサイトを選んだ理由

 市販の本で独学という選択肢も有りでしたが、やはりペースメーカーが欲しいという事で通信講座を受講する事にしました。FP試験の通信講座は色々ありますが、フォーサイトさんは映像による講義の他、ウェブによる学習支援も充実してそうであった為選びました。

●実際の勉強

 2019年1月の試験に向けて2018年7月に受講開始し、当初は余裕を持ったスタートの筈でしたが、10月頭に仕事関係の資格試験受験が入ったためそれに集中せざるを得なくなり、結局本腰を入れてスタートしたのは10月半ばでした。ただ、7月から8月にかけて基礎講座の講義DVDを一通り視聴し、講師の方がマーキングや書き込みした通りに自分のテキストにもマーキング等をしておいたため、10月に再スタートした際もスムーズでした。講義DVDは、最初は「これだけでいいの?」と不安になる時もありましたが、最重要事項は網羅されており、また、テンポよく講義が進められていたお陰で、高いモチベーションを維持したまま全範囲を見終わることが出来、最適な分量だったと思います。講義自体も初学者の目線に立っており、大変親しみやすかったです。もしテキストのみ、或いは講義があってもメリハリが無く長いものだったら、初めは「宇宙語」にしか聞こえなかった各種お金や制度の用語の洪水に溺れて撃沈していた事でしょう・・・。

 10月半ばに提案書を作成・提出し、基礎講座が一通り終わったら、まだ知識の定着も不十分でしたが直ぐに過去問講座に着手しました。初めは割り切って「A」問題のみ解きましたが、問題数が絞られたお陰で、全範囲を手早く終えることが出来、全体像や自分の苦手分野の把握、何より不安の払拭に役立ちました。そして、重要な問題については、類問が繰り返して掲載されているため、一度解いただけでも重要事項の定着が進み、助かりました。

 平日は帰宅後子供を寝かしつけた後、21時台から2時間程度勉強しました。かといって休日も子供が離れてくれないため数時間しか時間が取れず、あとは会社の昼休みの30分間程度を勉強時間に充てるしかありませんでした。ですので、全てを完璧にやろうとせずに、テキストのチェック問題や過去問講座の良く間違える問題の分野に的を絞って知識の定着に集中しました。その際、基礎講座のテキストはカラフルで視覚的にも記憶するのに優れていると感じました。

●直前期~本番

 残り1か月を切ったころに直前講座の教材が続々と送られてきました。直前講座のテキストは要点がコンパクトにまとめられており、総復習に大変役立ちました。時間を測って自宅で模擬試験も行い、試験のスピード感覚も確認する事が出来ました。あっという間に試験当日がやってきましたが、既に模試や直近の過去問で合格点以上取れており、何より日付欄が足りなくなるほど繰り返し解いた過去問集や何度も見返したテキストを見たら、これだけやったのだから落ちるはずがないと自信を持って試験に臨め、力を出し切り、無事合格する事が出来ました。合格出来て大変嬉しく、妻も喜んでくれました。技術系会社員の私にとっては馴染みの薄い分野で、初めは本当に受かるのか不安でしたが、無事合格でき、実際に役立つ知識が身に付いただけではなく、良い社会勉強にもなりました。たとえば、複雑怪奇としか言いようのない老齢年金の諸制度は、正に想像を超えたスピードで進む日本の少子高齢化と社会制度の混乱を如実に表していると言えるのではないでしょうか。山あり谷ありでしたが、楽しみつつ結果を出すことが出来たのは、ひとえに講師の方をはじめ、フォーサイトさんの優れた教材とフォローのお陰だと思います。この場を借りてお礼申し上げます。
0おめでとう

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