シングルマザーにおすすめ資格

シングルマザーにおすすめ資格

シングルマザーに向いている資格は……と、お探し中ですか?シングルマザーは、お子さんの教育費・生活費、老後資金など、ひとりで背負っていくため、将来を心配している人は少なくありません。そのため「新しいことにチャレンジして自分の生活レベルをあげたい!」と、資格を取得し自分の武器にする人も増えてきました。

資格で得たスキルをいかし、より条件のいい職場へ就職・転職を考える人もいます。そこで、頑張るシングルマザーにおすすめの資格や、お得な情報などをご紹介しましょう。

知っておきたい!シングルマザーの現状と助成金制度について

日本では、この10年間でシングルマザーの数が爆発的に増えています。国税調査の結果では、2000年〜2010年にかけて「未婚のシングルマザー」は、約6万3千人から約13万人と倍以上に増加し、離婚・死別でシングルマザーになった人を含めると、総数は106万3千人にものぼっているのです。(2015年総務省調べ)
そのうち、「団塊世代ジュニア」である40〜44歳が、30万3千人と最も多くの割合を占めています。

シングルマザーは、子さんが小さいとフルタイムで働くことは難しいため、時間に融通がきく「パートなどの非正規雇用」の仕事をしている人がほとんどです。非正規雇用は収入が少ないため、シングルマザーを支援する助成金や免除などがあります。

助成金には、児童手当・児童扶養手当・児童育成手当などがあるほか、税金や年金の免除も受けられるのです。
ただし、お住まいの自治体や条件によって、受けられるものと受けられないものがあるのでご確認ください。

助成金を上手に利用しながらも、将来的に安定した生活を送るため、収入アップにつながる資格を取得し、より条件のいい職場を見つけたいものです。
シングルマザーにおすすめの資格には行政書士・社労士・宅建があります。どのような資格で、どこがおすすめなのか次の項からご説明していきましょう。

シングルマザーにおすすめの資格「行政書士」

正式名称行政書士
資格種類国家資格
分野法律
認定団体総務省
試験形式筆記試験
受験資格学歴・年齢・性別・国籍に関係なく受験可能
試験日毎年11月第2日曜日(午後1時〜午後4時の3時間)
受験料7,000円(振込手数料は別)※非課税
受験者数(平成30年)39,105人
合格者数(平成30年)4,968人
合格率(平成30年)12.7%
フォーサイト合格率(平成30年)37.3%
偏差値62
行政書士について詳しくはこちら

行政書士がおすすめの理由

行政書士資格は、年齢・性別・学歴・国籍などに関係なく誰でも受験することができる国家資格です。行政書士は、個人・会社などから依頼を受け、官公署に提出する書類を作成したり本人に代わって申請をしたりするのが主な仕事です。

会社の場合は、設立・開業・建築業務の許可書など、個人の場合は、遺産相続・財産についての公的手続き、クーリングオフや内容証明便の作成など……行政書士が必要になる場面はたくさんあります。

実は、行政書士が扱うことができる書類は「1万種類以上」もあるのです。一般人にとっては、難しい手続きを代行してくれる行政書士の存在は、頼れる存在といえます。また、書類作成にあたり、生活に関わる法律相談に乗ることも行政書士の業務です。

資格取得後に経験を積み、コンサルティング・ライフプラン・不動産など関連する資格を取得すれば、より仕事のはばを広げることができるのも魅力でしょう。独立開業も狙うことができます。

行政書士資格がシングルマザーに向いているわけ

行政書士の資格は、なぜシングルマザーにおすすめなのでしょうか?

比較的短期間で合格できる

行政書士は、「士業」の中では比較的早く合格する人が少なくありません。早く資格を取得して戦力にできるのも魅力です。通信講座なら、自分の都合がいい時間に勉強できるのでシングルマザーにぴったりです。

勉強内容は身近な分野も多い

行政書士試験の分野には、婚姻・相続・賃貸契約・売買契約など、シングルマザーの生活に行かせる知識も多く、興味を持って勉強を進めることができます。

自宅で開業も可能

行政書士資格のみならず、ほかの関連資格を取得し独立する人もいます。自宅開業も可能なので、シングルマザー向きです。また、行政書士は独立の際、机・パソコン・電話・FAXなどがあれば開業できます。できるだけ出費を抑えたいシングルマザーに向いているでしょう。

女性のソフトな対応や気遣いをいかせる

行政書士は、男性が多いイメージがあるのですが、女性にも向いている仕事です。特に、協議離婚書・婚姻契約書など結婚に関する書類の作成をする際、女性の依頼者は「同性の行政書士さんに相談したい」という人も少なくありません。女性らしい、ソフトな対応や気遣いをいかせる仕事といえます。

年齢を積むことがプラスになる

行政書士は、年齢を経てキャリアを積めば積むほど、依頼者から信頼を得られるのが魅力でしょう。シングルマザーで一番多い「40〜44歳」からスタートするにはぴったりの資格といえます。

シングルマザーにおすすめの資格「社労士」

正式名称社会保険労務士
資格種類国家資格
分野法律
試験実施団体全国社会保険労務士会連合会(厚生労働大臣から事務を委託)
試験形式筆記
受験資格 学歴
・4年制大学で一般教養科目の学習が終わった人
・4年制大学で62単位以上を習得した人
・短期大学か高等専門学校を卒業した人
・就業年限が2年以上
 かつ課程の修了に必要な総授業時間数が1,700時間以上の専修学校の専門課程を修了

資格
・司法試験予備試験に合格した人
・行政書士の資格を持っている人
試験日毎年8月の最終日曜日(開場時間9:30〜)
受験料9,000円※非課税
受験者数(平成30年)38,427人
合格者数(平成30年)2,413人
合格率6.3%
フォーサイト合格率(平成30年)25.7%
偏差値65
社労士・社会保険労務士について詳しくはこちら

社労士がおすすめの理由

社労士とは、ひとことで表現すると、企業の人事・労務・社会保険などに関係する専門家です。社会保険に関する手続き・就業規則の作成や変更・従業員の採用や昇進などの人事に関することなど、あらゆる「人」に関する全般の管理業務を行います。

また、最近社会問題となっているセクハラ・パワハラなどのハラスメント問題やワーキングプア問題の対策として、労働条件の改善などを企業にアドバイスもするのも仕事です。さらに、企業内には年金や保険などに不安を抱える人が多いため、それらの相談に乗りアドバイスすることもあります。

社労士の主な業務は、書類作成業務・提出代行業務・コンサルティング業務です。特に、人事や労務の専門家として、「企業にアドバイスを行うコンサルタントとしての能力」がある社労士は今後需要が増すでしょう。社労士は、独立開業するケースと、企業などで働くケースがあります。社労士は、企業を取り巻く環境が大きく変化していく中、「これからの時代に必要な存在」といわれ注目されている国家資格で、経験や年齢を経ることで信頼を寄せられるので、やりがいのある仕事といえるでしょう。

社労士がシングルマザーに向いているわけ

社労士が、シングルマザーにおすすめの理由を挙げてみましょう。

比較的短期間で合格が可能

社労士試験は、仕事をしながらでも、比較的短期間で合格することができます。試験合格者の約7割は皆働きながら資格を取得しているので、なかなか勉強の時間が取れないシングルマザーでも十分合格を目指せるでしょう。

今後女性が活躍しやすいフィールド

企業コンサルタントとしての能力を身に付けた社労士は、これからの時代に必要な人材です。独立開業をして多くの会社と顧問契約をできれば収入面でも安定します。また、社労士資格は、ほかの仕業の中でも「女性の試験合格者の割合が高い」のも特徴です。今後、「女性の活用は不可欠」といわれる現況で、シングルマザーが活躍しやすいフィールドといえるでしょう。

転職・就職の武器になる

雇用の形態が多様化してきた昨今、パートやアルバイトでも人事・労務管理のプロを求めている企業は増加しています。社労士資格を持っていると、転職・就職先の選択肢が広がるでしょう。事務職の求人でも、社労士の資格を持っている人は歓迎されています。

企業や事務所などは勤務しやすい

独立ではなく、企業や事務所で勤務する場合は、平日9〜6時、土日は休みという勤務体系が一般的です。フレックス制や短時間勤務などもあるため、シングルマザーにとっては働きやすいでしょう。

年齢制限がない仕事

社労士は、年齢を重ねてもマイナスになることはなく、逆にキャリアを積んだことで信頼が増す仕事です。お子さんが成人して結婚するまで、長期間しっかり働きたいと望むシングルマザーにぴったりです。また、デスクワークが中心で出張や外回りの連続などもないために、子育てや家事に体力を残しておきたいお母さんたちにもいています。

シングルマザーにおすすめの資格「宅建」

正式名称宅地建物取引士
資格種類国家資格
分野不動産
認定団体国土交通省
試験形式マークシート
受験資格学歴・年齢・性別・国籍に関係なく受験可能
試験日毎年10月の第3日曜日
受験料7,000円(非課税)
受験者数(平成30年)213,993人
合格者数(平成30年)33,360人
合格率15.6%
フォーサイト合格率(平成30年)70.8%
偏差値55
宅地建物取引士・宅建士について詳しくはこちら

宅建がおすすめの理由

宅建(宅地建物取引士)は、その名のとおり、不動産に関する資格です。不動産関連業界はもちろんのこと、ほかの業界でも有資格者は優遇されたり、毎月数万円ほどの資格手当を付けたりしているところも少なくありません。

宅建士は、不動産取引契約に当たって、お客さまに重要事項を説明したり契約締結後に交付する書類に署名・押印をしたりするのが仕事です。この業務は宅建士しかできないために、不動産会社などは会社の規模に合わせて一定数の宅建士を置く義務があります。

宅建は、不動産仲介ビジネス・売買・投資関連・管理などで働くには必要な資格ですが、信用金庫や銀行などの担保を有する業務では「不動産の知識を持つ人材」として、自社で建設した物件の販売も行っている建設会社では「不動産取引における独占業務を行える人材」として、有資格者を優遇しています。

実は、宅建は、日本の企業が「取得を進める資格」として、ナンバーワンを誇っている資格なのです。そのため、受験者数も20万人を超えるほどの人気で、就職や転職にも味方となってくれます。

宅建がシングルマザーに向いているわけ

宅建士資格は、どのようなところがシングルマザーに向いているのでしょうか? おすすめの理由やメリットを挙げてみましょう。

通信講座で比較的短期間の勉強で資格取得できる

宅建は、短期間の勉強でも合格できる資格です。合格までの勉強時間は平均250〜300時間とされています。日中は仕事・家事・育児に追われるシングルマザーは、合格に的を絞った無駄のない学習ができる通信講座を選べば、家にいながら効率的に学べます。

家の売買や賃貸などシングルマザーに必要な知識を学べる

家を借りたり賃貸契約をしたりなど、住居に関する知識や法律は、直接生活に関わってくるため、受験勉強で知識を得ることができます。

就職・転職に有利&資格手当がもらえることも

宅建資格を持っていると、不動産業界への就職・転職は有利になりますが、ほかの業界でも宅建取得者には資格手当を出す企業が多いのです。アルバイトやパートでも、時給が高くなるケースも多くなっています。

将来的に独立開業も

宅建資格を取得し経験を積み、マンション管理士・管理業務主任者・ファイナンシャルプランナーなど、不動産やお金などの関連資格を取得し、独立開業するケースもあります。

残業や外回りはほとんど無い

外回りや急な残業などがほとんどなく、定時で帰れるので育児や家事との両立を目指すシングルマザーにとっては働きやすいでしょう。

まとめ

シングルマザーの場合、安定した仕事と収入を求めている人がほとんどです。ご紹介した資格は、簡単ではありませんが、取得すれば末長く役立ち、景気や世の中のトレンドに関係なく武器になる「手堅い」資格ばかりです。

  • 不動産・建築・金融などの業界に興味がある人……宅建
  • 生活に関わる法律上の書類作成や相談に乗りアドバイスをする仕事に興味がある人……行政書士
  • 企業の人事・労務・社会保険などに興味があり、コンサルタント業にも関わってみたい人……社労士

いずれも、パート・アルバイトの求人もあります。有資格者は給料・時給面での優遇も期待できるでしょう。シングルマザーにとっては、将来的に独立開業も可能なのが魅力です。