宅建の勉強が3ヶ月未満でも合格できた理由をカミングアウト!

性別男性
年代30代
試験年度2014年(26年度)
エリア埼玉県
勉強時間400時間
勉強期間3ヶ月間
受験回数初学者(1回目)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
講座の申し込みが7月末、教材が届いたのが8月1日でしたので、3ヵ月弱の勉強期間で無事1発合格できました。

フォーサイトを選んだ決め手は、HPで料金とテキストのサンプルを見て、そして「3ヵ月で1発合格!」の謳い文句でした。今なら間に合う!と決断しました。

勉強を始めるにあたり、まず何よりも重要視したのは「意識改革」です。戦略立案編や合格体験記、テキスト中のコラム等でモチベーションがいかに大切かを説かれていたこともあり、まず最初にやったのは、、DVDプレーヤーを買いに行くことでした(笑)

見たいテレビ番組はすべて録画し、気兼ねなく勉強に集中するという戦略です。趣味や娯楽等を完全に遮断することは逆に勉強に悪影響を及ぼすと考えてのことでしたが、結果よいバランスを保つことができました。

パソコンも最低限にし「絶対合格」のポスターを壁に貼って毎日見てました。

8月中はテキスト4冊を3周ほどDVD視聴してインプット。法学部出身者は民法をドル箱にしてくださいとのことでしたが、もうずっと昔のことなのでまったくアドバンテージになりませんでした。

9月からは過去問題集4冊のアウトプットを開始、間違えたり偶然正解しただけの問題に注視しました。2周し終えた時点で、昨年度の本試験である再現問題集を模擬としてやったところ、、28点でした。この時点で9月20日過ぎ、残り1ヶ月を切っていたので本当に現実を実感しはじめ、このままじゃヤバイ!と気が引き締まりました。

そのまま9月最後の1週間で3周目をやり、10月に入ってから択一対策編に。それを2周した後また過去問の4周目をやったところで、試験1週間前となりました。送られてきた模擬試験をやってみると、、31点でした。ヤヴァイ!と思いました。

でも、フォーサイトの模擬はこれまでの勉強で見た覚えのない角度からの問題も多く、また合格体験記にフォーサイトの模擬は難しめかも?という意見もあったので、これはさらに模擬をやらねばと思い、択一対策編3周目をやった後で大手予備校の模擬4回分入った問題集を購入しました。

直前の1週間、試験慣れも兼ねて1日1回分ずつその模擬をやったところ、4回すべて38~45点だったので、「やっぱり!フォーサイトの模擬!!やってくれたな、おどかしやがって!!」と思いました(笑)

最後の1ヵ月間で実力が飛躍的に上がったのを実感しました。コマ切れ時間は、電車内ではとにかく暗記用の合格カードを見て、家ではトイレ中に統計資料を見ていました。座って用を足しながら統計の数値を反芻するという形です(笑)

たまに気分を変えてテキストも見ましたが、統計は基本的にトイレ中しか見ませんでした。でも、トイレは毎日入るので、約1ヵ月間毎日暗記していたことになります。

空き時間はチェックテスト3周と確認テストをやりました。全体としては、大体1日3~5時間、日によって10時間は勉強したと思います。逆に、まったく勉強しない日も週1で設けました。

これは気分転換や頭を休めるため、そして1日空けた後知識がどれだけ定着しているかを計るためです。

そして、試験当日。まず重要なことは、「勉強してきた成果をしっかり発揮するために心を落ち着かせること」。今日、自分は合格することが決まっている。そう強く思いながら、電車内では最後の見直しではなく今一度コラムを読んでました。

カンニングの歴史についてを読んでいたときには、そんなこと考えたこともなかったけど1点に泣くよりはそれもアリなのかもしれんなぁなんて思ったり。

いざ、会場に着いてみると自分の席は広い大教室の1番右上。いわゆる、学校で教師がドアを開けたときにまず真っ先に目に入る出席番号1番の席。悪いことはできないものです。

しかも、自分の隣りと後ろの席は空席だったので1人だけ離れ小島みたいになり、これはもう角地の特例として10分の1点数をプラスしてほしいとさえ思いました(笑)

試験案内が始まるまでの間は、会場付近で大手予備校が配布していた直前予想の冊子を見ていたのですが、自分の知らない知識が載っていて実際に出題されたので助かりました。

試験開始後、まず名前を記入したらあまりに手が震えたので焦りました。これが本番か、と。そこで、深呼吸した後問題用紙の裏表紙に大きく「さぁ、合格だ!」と書いてから、先生の教えの通り50問目から逆に解いていきました。

これまでの模擬では大体10分くらい時間が余ってましたが本番ではなんと20分も余り、勉強の成果か?と思いながら不安な箇所を見直していましたが、いや待て!と思い、解答用紙のマークを全部しっかりできているかをチェック。

すると、なんと3問もマークミス。個数問題でマル1にマークするところをバツ3にマーク、これをまさかの3問もやってました。本番恐るべし。

なので、試験終了間際にやることは、「不安な問題や後回しにした問題の再考などではなく、マークミスがないかのチェック」です。正直、わからない問題も4択なのでどれかにマークしておけば4分の1の確率で当たります。

それよりも、わかる問題を確実に取る!そのためのチェック、これが最も重要!!先生がおっしゃっていた通りです。

こうして試験は無事に終わり、達成感を得て酒買って帰宅しました。解答速報を見ると、自己採点48点でした。よほど問題の相性がよかったのか、2択まで搾れたけどわからないものも先生の教えの通りエイヤ!したら当たっていました。

総括すると、テキスト3周、過去問題集4周、択一対策編3周、チェックテスト3周、模擬試験6回(2+4)、をやりました。

合格に必要なのは、

①確固たる意志
②問題演習の反復
③日常生活とのバランス

これだと思います。

必ず受かるという意志を保ち、適度に息抜きして、問題を解いて解説やテキストで確認する、これをいかに繰り返せるかが鍵です。

良心的な料金とはいっても、やはり数万円払って受講するのだから皆最初は高い意識をもって勉強するはずです。でも、生活に追われ時間が減り実力不足であることを実感すると、数万円さようならと思う瞬間もくると思います。

そんなときは、先生のコラムや合格体験記を読んで何度でも立ち上がってください。自分が実質2ヶ月半で1発合格できたのはフォーサイトを信じて努力したからです。
2おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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