宅建に42点で合格できた私の5ヶ月の勉強内容

性別女性
年代30代
職業パート・アルバイト
今後は住宅業界で働きたいと思い、4月に宅建とは無縁の会社を退職し、宅建受講を考えました。地方なので、通学できて自分に見合う学校はあまりありません。

だから、まずは独学しようと本屋で参考書を探し歩きました。

そんな時、先生の本を見つけました。それを見て、「これだ!」と思いました。フォーサイトの講座でチャレンジしようと考えました。

最初は「本当に大丈夫?」と不安でしたが、講義CDまでついてこの値段だし、「信じてやるしかない」と思ったのです。そして、6月からフォーサイトの通信講座を受講しました。

まず、「業法」から「民法」までテキストと講義CDのみで簡単に頭に入れました。もちろん最初は全く理解出来ず、ただなんとなく内容を見て聴くだけに徹しました。

先生の講義にもあったように、テキストやノートへは書き込まずに理解出来なくてもスケジュール通り、ただページをめくるだけでした。

4冊のテキストが2回り終わった所で、『過去問』へチャレンジしました。テキストでは何となく理解したかなと思っていても『過去問』はなかなか解けず、悩みました。

しかし、合格体験記にあったように「『過去問』はやればやるほど分かる」と思い、みんなが4回解くのであれば私は10回問題集をやろうと決めました。

そして、解説を読んでも理解しにくい問題に出会うと、その都度テキストに戻りました。この頃は講義CDを聴く時間よりも、ひたすら問題集とテキストをいったりきたりしていました。

8月まではこんな感じで毎日3~4時間程度勉強しました。私の場合、家業を手伝いながらでしたので運良く時間を作ることが可能でした。8月からは、合格カードをビニール製の名刺入れに全部入れて、お風呂の湯船につかりながら使用していました。

お風呂だけはゆっくり入りたくて、「今夜は10枚分を必ず覚えてからお風呂から出るようにしよう」などと、結構子どものように楽しく勉強できていたのだと思います。

9月は、本番と同じように時間制限のある中で模擬テストを受けましたが、最初は、30点くらいしか取れませんでした。それでも答え合わせをしながら自分の弱点を見つけだしました。

「権利」に関しては、勉強しても得点に繋がりにくいと思い、「業法」で満点を目指すことと、暗記だけの「法令等」はひたすらポイントを書いて覚えることにしました。

レジュメはすごく役に立ちました。

レジュメには頻出ポイントばかりのっているので試験日前1週間は、レジュメばかり繰り返し勉強していました。テキストと問題集はボロボロとまではいきませんが、今までこんなに勉強したことはないというほど、集中して勉強し、使い込んでいました。

私は「計画的に」というのが苦手でしたが、スケジュールが組んであったことがよかったのだと思います。フォーサイトでのスケジュールの通りに無理なく進められました。

また、「これだけ勉強しているのだから必ず合格する!」と常に自分に言い聞かせていました。やはり、願いは通じるもので自信が力になってくれたと思います。今までの私の経験では、「自宅での学習なんて続くわけがない」でした。

しかし、驚いたことに、やればやるほど問題を解くのが楽しくなり、試験当日が待ち遠しいほどにもなりました。試験当日、緊張はしましたが、前日もしっかり8時間睡眠を取り、1時間30分ほどで解くことができました。

試験後もやり遂げた充実感で大満足でした。

自己採点42点で合格です。

私なりの教訓としては、試験は最初にひらめいた答えが正解の場合がやはり多いということです。勉強をしっかりこなしていれば、「1番最初にこれだと思った解答が正解」ということが多いのです。自己採点して痛感しました。

時間的に余裕があって、見直せば見直すほど悩む問題を終了直前で書き直したら、3問不正解でした。最初の答えが正解だったのです。やっぱり直感も大事にしないといけないなと思いました。

それでも、合格できたので良かったのですが……。「諦めずに自分と先生を信じて勉強するのみ!」、「時間があれば『過去問』を解く!」、これが私でも合格できた秘訣です。

おかげで5ヶ月ほどの勉強で一発合格することが出来ました。本当にありがとうございました。これで、ますます自分に自信が付きました。

次もまた新たに国家試験に向けて勉強しようと思っています。
20おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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