宅建の問題集3周目に入ったころはもう真剣そのものだった

性別男性
年代30代
試験年度2015年(27年度)
エリア和歌山県
勉強時間800時間
勉強期間8ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数初学者(1回目)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
日頃から不動産投資等を夢見つつ不動産投資情報サイトを閲覧しながら過ごしていた頃、特段資格も何も持っていなかったので、自分を変えようと一念発起。そこで興味のある不動産関係の宅建を受けることに。

資格学校は色々ありましたが、まず決めたのは通信講座で行こうということでした。仕事が終わってから移動して勉強・・・・絶対無理だな・・・途中で行かなくなるなと思ったので。

では次に通信講座でどこを選ぶか、それで1つ受講料が安い・2つ実績があるという基準を設けました。

はいフォーサイト直ぐ見つかりました。3月中旬の話です。

そこから教材が届き勉強がスタート、宅建業法から始まり法令上の制限・その他の法令・権利関係・・・順調に基礎講座をDVDで受講していきました。

不思議ですね講義を聞いてると「うんうん」とすぐ理解できました。一通り講義を見終わった次の日から過去問開始・・・ほとんど解けません。

言葉にするなら「見たことあるけどどうだったかな」、もっと詳しく言えば「1000以上だったかな?いや2000以上だったかな」・・・そう数字が頭に入ってない。

最初はガックリします。

しかしたぶん自分だけじゃないはず、そう思い「どうすれば効率よく覚えられるか」を考えました。考えながらも前に前に問題を解いていきました。

でも結論から言うと効率よく覚えるなんてできないです。回数をこなす。これが全てです。1週目は時間を掛けてでも2回目以降のためによく理解し、解説に補足等をいれて見直した時に直ぐに「そうだったと」思い起こせるような解説に仕上げる。

2週目以降は問題の肢の正誤を確認しつつ解いていきます。この時にでも新しい発見がでてくると思うので追加補足を開設に足しながら解きます。3週目からはすごく早くなってると思います。

気づきました?3週目くらいからはすごく早くなっている。つまり問題を「正確に」「早く」解けるようになってきてるということです。

そうそうこれと並行して実行したことがあります。毎日20分位テキストの覚えなければならない表を黙読することです。どこを黙読するかは問題集を解いて「あやふや」だなと思ったところを中心にしたりしました。

これは先生の受け売りですけど、効果は高いと思います。テキストがフルカラーかつ良くまとめられているので頭の中に焼付く様になり、言葉で思い出すと言うよりテキストのページがそのまま思い描けるような感じになりました。

すこし話が戻りますが問題集1週目の話、自分の時はグダグダしてました。1科目1か月くらいかかってました。これは1か月かかったと言うよりは1か月ダラダラ過ごしてしまった。それが×4か月。なんかやる気が起きなかった。

おそらく「なかなか問題が解けない」「解説の理解に時間がかかる」等で楽しくないし疲れ方も2週目3週目より大きかったからだと思います。今思えばこの1週目をもっと早く終えていればもっと楽に勉強できたと思います。1週目辛いですけど宅建受験する人はがんばってください。

そして2週目終わりの頃、受験まで残り3週間強くらいでした。

3週目・・・・やばい。そう思いながら去年の本試験を実際の試験の様に時間を計って受けてみました。27点でした。ほんとヤバい・・・・

ここからはエンジン全開で問題集3週目に突入、基礎的な部分もそうですが毎回出題するけど難問で捨てるみなたいな問題もがっつり勉強しました(権利関係の抵当権等)。

運よく勉強したとこが出て正解できたらと考えていたので、それと並行して寝る前に本試験用の統計を読んで暗記もするようにしました。この最後のスパートがあったから合格できたと思えるくらい頑張ったと思います。

そしてついに試験当日、昼からの試験だったのですが少し早めに準備して試験会場近くの店で時間を潰しました。この時は人それぞれだと思いますが、自分は問題集もテキストも持っていきませんでした。

事前に振り返ると自分の記憶に不安を生じさせるのではないかと考えたので。試験会場ではだいたいの人がテキスト広げて最終チェックしてたりします。

となりでそれを見るとすごく不安にもなりますが「自分のしてきた勉強がたった1時間くらいの待ち時間の間、勉強しなくても大丈夫」「落ちるなら今までの勉強が足りなかっただけでこの待ち時間勉強しなかったからじゃない」「自分が今までにやってきた勉強を信じる」そう思いながらゆっくりと待ちました。

試験に緊張しないための秘策は自分が納得できるくらい勉強できたかどうかだと思います。


そして試験開始、試験問題は後ろから解いていきました。これは合格体験記で後ろから解いていきました。という話がたくさんあったので参考にしました。

実際解きやすい問題が多いのは後ろの方だと思います。なので先に「早く」「確実に」解ける最終問題から解いていく方が後々時間的余裕も生まれるし理に適ってると言えるでしょう。

実際の試験では時間配分するのは中々難しいです。難しい問題を考えもなしに捨てるのは簡単なことではありませんので(実際大いに悩んで答えました)。ですからできるだけ後の方に(試験問題前半)に時間を残すようにしていければ丁度いい具合に時間が取れると感じました。

最後に今回「宅地建物取引士」になって初めての試験でしたが、基本は変わっていないと思います。見慣れない問題もありましたが、それは他の人も見慣れていない問題です。

自分を信じ、先生を信じ、テキストを信じ、問題集を信じればきっと合格できる試験だと思います。これから宅建に挑戦する方はぜひ受かることを信じて、迷わず勉強に進んでいってください。

勉強する時間も迷ってる時間も同じ時間です。時間を大切に有効活用しましょう。
1おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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