宅建の勉強を通して過去問5回択一問題4回はやってます

性別女性
年代30代
試験年度2015年(27年度)
エリア愛知県
勉強時間900時間
勉強期間10ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数初学者(1回目)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
フォーサイトに申し込んだのは7月に入ってから、まさに受験の願書提出と同じタイミングでした。

勤める会社は商業ディペロッパー業で、いわゆる「自ら賃貸=宅建業に該当しない」業務を生業としていました。しかし、事業拡大にあたり「宅建業」の免許を取得するか、といったことが囁かれるなか、私は第2子の産休へ。

業務の引き継ぎをした後輩が宅建資格を持っていると知り、正直焦りました。

現状の職場では、宅建資格を持っていても待遇が変わるわけではありませんが、第1子の産休から復帰したときに簡単な仕事しか与えてもらえず、なんとも虚しい思いをしたのです。

前回の休業中は初めての出産や育児に奮闘し、毎日眠かった記憶しかありませんが「絶対に復帰する前に取得するぞ!」と決意しました。産後半年は、やはり体力的にも回復しておらず、上の子のやんちゃ盛りにも付き合って、毎日ヘロヘロ、勉強する時間なんてない!と思っていました。

でも、気分転換や寝かしつけの後の楽しみとしてハマっていたスマホのゲームに、気づいたら毎日2、3時間かけていることに気づき、この時間を全部勉強に買えたら、もしかしたらイケるかも!と思えてきて、やるからには一発合格!そのためには多少の投資だって必要!と決め、DVD+直前対策コースを申し込みました。

フォーサイトの教材が届いてみて感じたのは、教材ひとつひとつが丁寧に作られているということ。

文字も読みやすくて勉強することが楽しくなりました。あとは、付録の手帳や四択ノートなどが最後まで大活躍しました。DVDは実際のところ、1回ずつしか観ていません。それでも結構頭に入りました。

手帳を読み返したところ学習時間は3ヶ月で230時間。過去問5回と択一問題は4回繰り返しました。8月は、子供達を寝かしてから2時間。午前中のお昼寝中に1時間を、合間を縫っての勉強。

スマホでは、道場破りのほか、過去問アプリを繰り返しました。9月には近所の予備校で公開模試を受験、36点でした。それまで勉強が楽しくて、これは合格できるかも、と前向きにモチベーションをキープできていたのですが、急に焦りや不安が。自分でもその変化には驚きました。

しかし、どんどん受験日は近づいてきます。

テキストでもDVDでも理解しにくい、疑問が出てきたところは、質問箱を利用したりYouTubeで他の講師の講座を見たりして、自分なりに理解できるまで手を尽くしました。

特に法令上の制限が苦手分野でしたが、まず自分が住んでいるところは何地域なのかを調べてみたり、忘れやすいところは自分でノートに書き出して頭に叩き込んだりしました。

9月後半には、過去問を解いていて気づいたことが。4択で答えがわからない時に相対的に消去法で答えていた問題が、選択肢ひとつひとつの正誤を理解して解けるまでになってきて、自信が復活してきました。

択一問題もバツの数を記録して、法令上の制限については34個→18個→15個→11個まで減らしていきました。10月は子供の運動会があったり、病院へ連れて行ったりして、何もできない日がありましたが、できる日は怠けずに4〜5時間勉強を続け、試験本番を迎えました。試験問題は、50問目から解いていきました。

過去の出題傾向にはなかったような、初めて見る問題も多くかなり動揺しましたが、最後まで1問も捨てない気持ちで終えました。全力を出し切った、そんな感じでした。終わってから自宅に帰り、答え合わせをしたところ33点。う〜ん、微妙(笑)これはダメかな?と思いました。

でも、うっかりミスもなかったし、勉強してなかった抵当権の問題も4択をよく読んで考えて、そこで1点取れていたので、これでダメでも全力でぶつかれたからよし!と考えられるようになりました。

おかげさまで合格発表当日に、簡易書留で合格証書が届きました。おぉ〜やったよ〜私!3ヶ月という短い期間でのチャレンジでしたが、子育てをしながら半年や1年と長期間では、私には無理だったかもしれません。

でも短期決戦には、いろんな誘惑に負けない強い気持ちが必要だと思いました。またフォーサイトの教材でなければ無理でした。

勉強している私を静かに応援してくれた旦那さん、土日に上の子を公園に連れ出してくれた母に感謝です。復帰後も、育児も仕事をかんばりたいと思います。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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