
宅建の過去問講座は結局8回やって基礎を固めました
【宅地建物取引士】
2015年(平成27年度)合格
- 勉強期間
- 1年間
- 受験回数
- 5回目
- 職業
- その他職業
- 年代
- 30代
- 性別
- 男性
前回は、行政書士試験にフォーサイトで一発合格できたことから慢心もあり、民法はその知識を使えるし、市販の過去問で宅建特有の知識だけをつけておけば合格するだろう、という甘い考えでいた。しかし結果は、1点足りずに不合格だった。
資格試験はそれぞれに対策が必要であるという基本を忘れ、宅建試験をなめていた自分を反省し、まずは基礎学力をつけようと再びフォーサイトの講座を受講することとした。
はじめは通勤電車の中でテキストの読み込み、道場破りの確認テスト(19回通り)、単語カード(3回通り)をやりこんだ。自宅では帰宅後家族の就寝後に、DVDにて学習、朝は4時に起きて5時まで、過去問講座の問題を徹底的に解くことにした。
過去問講座は、最終的に8回通りぐらいは解いた。これを7月まで実施した段階で、昨年度の問題を見たところ、これまで学習した内容だけでは年々難化している試験には合格できないことに気がつき、市販の直前模試問題集(4回分セット)を2社分購入し、8~10月はこちらをそれぞれ4回通り行った。
また直前には、統計数値を語呂合わせで紹介しているサイトがあったため、それを印刷して持ち歩き、徹底的に暗記をした。
このように、前半の基礎固めはフォーサイト、後半の安全圏に入るための知識の習得は市販模試問題集で、合格をすることができた。
今回の合格は、フォーサイトで基礎固めをしたことが勝因であるが、より安全圏に入るためには、さらに自分に合ったテキストなり、問題集との併用が欠かせないと思う。
確実に言えることは、宅建試験は過去問をやりこむだけでは合格できない試験になったということである。暗記を面倒くさがらず徹底的に覚えきること、応用問題に対応するために「なぜそうなのか」という背景を理解する必要がある。
フォーサイトの過去問講座は、問題のレベルが明確で、またテキストのどこに関連事項が記載されているかが明確なため使いやすかった。
ただし、前述の「なぜそうなるのか」に答えるような解説をもう少し丁寧に記載してもらえるとさらに使いやすくなると感じた。