宅建の講座の使い方・3ヶ月間の学習法を思い出す

性別男性
年代30代
試験年度2016年(28年度)
エリア東京都
勉強時間900時間
勉強期間10ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数初学者(1回目)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
フォーサイトのテキスト・カリキュラムを信じて取組んだ3か月6月下旬の社内異動で初めて不動産に関わる業務に関わることになったものの、関連知識はほとんど持ち合わせておらず、

関連知識を効率よく取得し、モチベーションを高く維持するために、宅地建物取引士資格取得に向けたチャレンジをすることを7月1日に決心した。

試験までの3か月間の限られた時間に、効率的・効果的な学習をするため、いくつかの通信教育の受講案内を入手したが、フォーサイトが最も分かりやすいこと、講師の授業の進め方が印象深かったこともあって、迷わず申込みし、2日後にはテキストが届いた。

通勤時間は音声、自宅では映像により学習することで、テキストのみの単調さがなく、高いモチベーションを維持できた。また、「道場破り」のスケジュール設定がペースメーカーになり、平日は3時間、土・日は5時間程度の時間を確保できたと思う。

また、合格手帳により、1週間の進捗状況が「見える化」されるので、計画的に学習を進めるのに役立った。最初のガイダンスにあったように、自らの意思があれば、細切れでも時間は確保できるものだと実感。

これはスマートフォンを携帯し、音声による受講が容易であったこと、講師の説明が分かりやすいことにより、学習効率が高められたと思う。


【スケジュール別の取組み内容】

7月上旬・中旬:基礎講座をほぼ計画通り受講。出社前1時間程度、前日視聴内容を再確認し理解を深め、通勤時間は音声のみで再確認。帰宅後は2時間程度、基礎講座を視聴するパターンを確立。

短期間に全体像を把握することができた。窪田講師の言葉通り、詳細の記憶はあとに回してでも、ひととおり前に進めて、全体像をいち早く掴んだのは効果的であった。

復習・確認テストとくにゲーム版はいち早く横綱になるために、何度も何度も繰り返し、反射的に回答できるまでになった。


7月下旬~8月上旬:過去問講座1回目。

基礎講座のテキストを軽く見直し、通勤時間等の空いている時間は音声中心で基礎講座の復習をしながら、過去問講座のテキストに沿って繰り返し過去問に触れるようにした。

宅建業法、法令上の制限、その他の法令は基礎講座テキストをしっかり理解していれば、ほぼ正解に至るものの、権利関係は基礎講座を理解しても過去問の正答率が上がらなかったことや、学習箇所以外の膨大な量の過去問部分を割り切ってよいのか、不安になることがあった。

8月中旬:権利関係において、窪田講師の学習指定範囲外の抵当権、債務不履行等の過去問題に全く歯が立たず、学習開始以降初めてのスランプに陥った。

お盆休み期間に入ったこともあり、やや緊張感がなかった期間が1週間程度あった。各種問い合わせにより、窪田講師から効果の高い範囲に注力すべしとのアドバイスを受け、モチベーション回復。


8月下旬:過去問講座2回目。

宅建業法、法令上の制限、その他の法令を中心に誤答分を何度も繰り返し。過去問で誤った内容に該当する箇所の基礎講座テキストを何度も見直し。

このあたりから、記憶が必要な個所を中心に、演習ノートを活用し、要点を記載、頻出箇所の記憶に努めるようにした。


9月上旬:過去問講座2回目。

懸案の権利関係中心。権利関係は窪田講師のアドバイスの通り、効果的な範囲に絞って、復習。過去問を何度も繰り返し、比較的容易な範囲の理解と記憶が必要な範囲について、演習ノートを活用して、記憶するように努めた。


9月中旬:法改正・統計、択一対策テキスト。

テキスト内容に沿って、粛々と進める。内容は比較的容易なので、負担感は少ない。再現問題集、模擬テストをそれぞれ試験時間に合わせて実施。それぞれ、7割の得点確保。自信につながった。


9月下旬:市販の宅建模試にチャレンジ。

6割~8割得点。記憶すれば、得点につながりやすい項目を中心に基礎講座テキストの該当範囲を記憶するように努めた。油断は禁物、最後まで気を抜かず1点でも得点できるよう、記憶が必要な項目を中心に復習。


10月上旬:過去問講座の問題を何度もやり直し。

記憶があれば得点できる誤答内容については、基礎講座テキストに戻り、マーカーと日時を記載し、記憶に努めた。不安はあったが、空き時間は基礎講座テキスト音声を聞き、知識の再確認により、心を鎮めることができた。


試験当日:窪田講師のアドバイスにもあった、後ろから問題を解くことにした。

例年より良心的な問題が多く、基礎的な知識がしっかり理解できていれば回答しやすい問題のため、時間にも余裕をもって回答ができた。

権利関係を残した時点で、それなりの手ごたえを感じたが、やはり権利関係に入ると難問が多く、やや気持ちが乱れたものの、全体を軽く見直した時点で試験終了。


試験終了後、道場破りに回答内容を報告し、38点。ひとまず安心。(11月30日の合格発表まで記載誤り等がないか、少々不安ではあったが)

約3か月、仕事をしながらコンスタントに学習を続けることは工夫を要するものの、フォーサイトのテキストや講座内容等には様々な工夫が凝らされており、高いモチベーションを維持することができた。

あと、何よりも窪田講師の分かりやすい講義、懇切丁寧な個別指導が宅建試験に3か月で合格できた最大の理由だと思う。有難うございました。感謝をこめて。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



◀合格体験記へ戻る